2.驚きのトレード
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~次の日、ミーティングルーム~
「いよいよ第1回のミーティングですね!」
「えぇ…そう、ね」
俺はこれから毎日スンスさんに会えると考えるとテンションが上がった、でもよっぽど嫌なのかセヨンさんは機嫌がすこぶる悪い
「いや~なんだかめちゃくちゃなことを提案して来そうですね!」
俺と同じくらいテンションの高いジェヒ、間に挟まれるセヨンさんは溜まったもんじゃないだろうな~
「・・・そう言えば晶さんは今年も?」
「うん、呼ばれてないよ~俺って本当に選手なのかな?」
「ちゃんと選手登録はしてるわよ…一応だけど」
今日は韓国のプロ野球での授賞式がある日…選手は全員参加の筈なんだけど
「もう5年って考えたらどうでも良くなっちゃった」
「「・・・・・・」」
俺の言葉に何故か静かになった運営チームの2人
「・・・ごめんね晶、来年こそは」
「あ~…本当に、気にしてないんで」
「晶さん…今度からもっと良いコーヒー買って来ます」
「それは嬉しいかな」
そんな会話をしていると予定の時間に…
ガチャッ
「皆さんお揃いですか?…おはようございます」
いつものポーカーフェイスでスンスさんがやって来た
「それでは早速ミーティングを始めます、幾つかの意見は社長に反対されてしまったので皆さんの力を貸してください」
俺達は仕事モードに切り替えて真剣にスンスさんの意見を聞いた
「まず監督の件ですが…このまま3年契約で継続になります」
「さ、3年契約ですか?」
セヨンさんは直ぐにスンスさんに質問する
「えぇ…1年だとやる気は出ません、外部の人を雇う資金も無いみたいですし」
「はぁ…良かった」
監督は俺を認めてくれてる数少ない人だから辞めないでくれて素直に嬉しい
「次に派閥があるコーチ陣ですが…全員雇用を継続します」
「チッ…」
「ちょ、晶さん落ち着いて」
「そうよ、聞こえちゃうから」
せめて前に絡んできた2人くらいって思ったのに…残念だ
「次の話ですがこれは反対されました」
「何だろ?嫌な予感がする」
「・・・イム・ドンギュを、トレードします」
その言葉を聞いた瞬間に俺以外はみんなざわついた
(GM…本当にうちの4番であり看板のイム・ドンギュをトレードに出すんですか?)
(えぇ…)
(あの…イム・ドンギュ選手は・・・説明するのも馬鹿らしいですけど韓国代表の5番ですよ?)
(・・・えぇ知ってます)
(っ、だったら!!)
(あ~ぁ…本気でキレてるよ)
(そりゃそうですよ!逆に何で晶さんは怒らないんですか?)
(ん~?…妥当じゃ無いかな、優勝を目指すならね)