2.驚きのトレード
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~ドリームズ、オフィス~
「・・・・・」カチッ
ジヌさんから逃げるようにしてオフィスに戻った俺は早く帰る為にパソコンに集中していた
「・・・おい、日本人」コッ
「ん?…なんだ、ドンギュも来てたの」カタッ
俺の頭に自販機のコーヒーを当てて来たのはドンギュ、自分のチームを作る為に媚を売りに来たんだと思う
「ドンギュ、さん!…な?」
「あ~はいはい…毎年言ってるけど今日は俺抜きの会議だから何も情報は無いよ?」スッ
俺はドンギュからコーヒーを受け取ってどこかに行ってくれとアピールした
「はっ…相変わらずの態度だな、生意気」グッ
ドンギュは俺の顎を持って無理矢理目を合わせる
「・・・従順な部下になれなくて残念だよ」
「っ、テメェ」
こういう時のドンギュは嫌いだ…普段はいい人なのに
「まぁ…今回のGMは一味違う、気をつけるんだね」
ガンッ
「・・・・・」
俺がそう伝えると無言でデスクを蹴って去ったドンギュ、相当イラついてる見たいだ
「やれやれ…仕事の邪魔はしないでほしいな、と」グッ
パソコン作業を再開した俺はドンギュがくれたコーヒーを一口飲んだ
「・・・甘、これカフェオレじゃん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~ゼネラルマネージャー室~
コンコンッ
「どうぞ」
ガチャッ
「失礼します…」
俺は今日の分の仕事が終わったから上着を返す為にスンスさんに会いに来た
「あぁ…よく眠れましたか?」
「はい、お陰様でぐっすりです…初めて会った時からスンスさんの匂いは落ち着くと思ってたんです」スッ
俺はそう言って上着を手渡した
「…ありがとうございます、しかし会社ではGMと呼んでください」
「・・・え、嫌です」
俺は堅苦しい事が苦手で咄嗟に職務呼びを拒否した
「なら…この部屋以外では辞めてください、あなたのメンツもあります」
「俺のことも考えてですか…分かりました、じゃあそうします」
俺は渋々と言った具合でGM呼びを了承した
「・・・そんなに名前呼びが良かったですか?」スッ
スンスさんはそう言って俺の髪を触ってきた
「俺、堅苦しいのは嫌なんですよね…コーヒー、飲んでも良いですか?」
「・・・ふっ、僕のもお願いします」
「は~い」
俺は2人分のコーヒーを入れて定時まで過ごした
(そう言えば先程までイム・ドンギュ選手が来ていました)
(ドンギュが…どうせ選手のことを教えますとか言ったんですよね?)
(えぇ…事細かに説明してくれました、まぁ色々な意味で偏っていましたけど)
(ふふっ、やっぱりGMは今までの人達とは違いますね)
(・・・今はGMと呼ばないで下さい)
(はい!スンスさん)