1.ドリームズに吹く新しい風
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~バッティング練習場~
「ふぅ…今日の分はスッキリできたかも」ブンッ
俺はボールを暫くの間無心で打っていた…そして
「今日の分って、ついでに全部発散すればいいじゃねぇか」
ドンギュは自分の居残り分を終わらせてたみたいでドリンクを飲みながらネットの外で待機していた
「あはは、体力もたないって」
「・・・そんなにストレスがあんのか?」
「っ、貴方は…」
バッティングに夢中でドンギュの他にもう1人増えていたことに気がつかなかった、しかもよりにもよって
「よぉ…久しぶりだな、晶」
「・・・ジヌさん」
俺がドリームズの試合を見てファンになった人、でも今は球団で1番会いたくない人だ
「?何だ、2人とも顔み「ドンギュ、今日はありがとう、おかげでスッキリした」お、おう」
「・・・・・」
「じゃっ!お疲れ様~」ダッ
俺はジヌさんから逃げるように練習場から出た…ちゃんとドンギュにはお礼を言ってね
「チッ・・・何だよあいつ」
「晶…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~次の日、ドリームズオフィス~
「うぅ…本当に最悪、はぁ」
コトッ
「何が最悪なんですか?」
今日も買ってくれたコーヒーをデスクに置いてくれるジェヒ、俺の独り言が聞こえたみたいで聞いてくる
「・・・言ったらもっと最悪になりそうだから辞めとく」
「何ですか?それ…チーム長が来るまでには立ち直ってくださいよ?」
「うん~…コーヒーありがと」スッ
俺は取り敢えず買ってもらったコーヒーを一口飲んだ、その時
パンッパンッ
「みんな!集まってくれ、新しいGMを紹介する」
社長が手を叩きながら社員達を真ん中に集めた…新しいGM、スンスさんだったらいいな
「・・・あっ!」
「どうも…本日から此方でお世話になる事になりました、ペク・スンスです、野球は未経験ですがこの球団を良くしていきたいと思います、よろしくお願いします」
社長の横には俺が望んでいた彼が立っていた
「・・・え!?なんで、どうして?」
やっぱりセヨンさんも驚いているみたい、まぁあんなに反対してたからしょうがない、か…てか普通に遅刻してるんだけど
(彼はこれまでに相撲、ホッケー、ハンドボールといった共通点のないスポーツをたった一年で優勝させて来た素晴らしい人物、ついたあだ名が優勝…え~と)
(優勝請負人、です)
(そう、それだ!)
(優勝請負人って…スンスさんって凄い人だったんだ)