1.ドリームズに吹く新しい風
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~選手用更衣室~
「・・・はぁ」
俺はジャンパーをハニョンのロッカーに返して着替え始めたんだけど
(この野郎・・・自分だけドリームズからいなくならないように毎年不正をしてるくせによ!)
「不正…か」
そう思ってる選手も沢山いると思うけどやっぱり面と向かって言われるのは少ししんどい
「・・・おい」
「?・・・ドンギュ」
考え事をしてるうちにドンギュに捕まってしまった、もう選手が帰ってくる時間か
「あ?元気ねぇじゃん」
「うん…ちょっとね」
元気がないせいか今日のドンギュは皮肉を言ってこない
「・・・チッ面白くねぇな」
「なら絡んでこないで…じゃ、お疲れ様」
「・・・待てよ!」グッ
着替え終わったから帰ろうとしたんだけどドンギュに腕を掴まれた
「っ…痛いんだけど」
「わ、悪りぃ…」パッ
彼自身も無意識だったのか痛いと伝えると直ぐに手を離してくれた
「さっきから何なの?俺疲れてるんだけど」
イラつきが隠せなくなってきた俺は少しキツめにドンギュにあたってしまう
「・・・ちょっとバッティングに付き合えよ」
「は?何で俺が…もう着替えたし」
「いいから!・・・テメェも野球かじっってたんなら分かるだろ、イライラした時は球を打てばいいんだよ!」
「・・・ドンギュ?」
いつもからかってくる癖に今は顔を真っ赤にして俺をバッティングに誘ってくる
「ふふっ・・・いつもこれくらい優しかったら良いのに」
「っ、るっせぇ…早くいくぞ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~バッティング練習場~
「はぁ~久しぶりに来たかも…」
俺はドリームズの練習場に足を踏み入れたんだけど
「・・・俺は一度もお前の姿を見たことは無いがな」
彼は何故かいつもの嫌味な奴に戻ってた
「・・・他に残ってる人はいないよね、良かった」
「おら、さっさとやんぞ?」
「うん!・・・あ、ドンギュはオーバーワークに気を付けてよ?」
「分かってるわ!!」
俺達は隣同士のネットに入った…よし、やるか
~ドンギュSide~
「・・・っ、はぁはぁ」キィィン
俺は今隣で練習してるやつのバッティングを眺めていた
「・・・(すげぇ上手い)」
正直コイツのポテンシャルはドリームズの中でダントツの1番だと思っている、この俺よりも…だからムカつくんだ、何で球団スタッフなんかに
「お?何だよドンギュ、お前も居残りか?」
「あ、ヒョン…お疲れ様っす」
この人はチャン・ジヌさん…ドリームズで過去に19勝を挙げた伝説の投手で俺の尊敬する先輩だ
(隣は・・・晶か)
(はい、なんかイライラしてたんで連れて来たんですけど)
(・・・・・)
(ヒョン?)
(あ、いや…何でもない)