1.ドリームズに吹く新しい風
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~ドリームズ、オフィス~
「・・・・・」カタカタッ
俺は今後輩のハン・ジェヒの後ろに立っていた、もちろん驚かす為にね
「じぇ~ひっ!」ギュッ
「うわぁぁあ!?」ガタッ
俺が後ろから抱きつくと予想よりも大きな声で驚いてくれた、他のスタッフ達は慣れたのか無視だ
「も~いい加減慣れて欲しいんだけど…あ、ここ間違えてるよ?」カタッ
「っ、集中してる時にあんな事されたら誰だって驚きますよ!…チーム長は?」
「ん?まぁもう少ししたら帰ってくるんじゃないかな、ジェヒと遊んだしそろそろ仕事しないとね」
「っ、まったく…(こっちの気も知らないで)」
俺は自分のデスクに戻ってパソコンを開いた、シーズンが終わったら今度は選手をドリームズに残すか残さないかの選別が始まるからそのデータ作りしないと
「毎回思うけどこれって選手の俺がやってもいいのかな?」
「いいに決まってるでしょ?アンタはウチの頼れるパソコン係なんだから」
「あ、セヨンさんだ」
「それにこの5年間一度も試合に出れてないのに何が選手よ」
「あはは、まぁごもっともですね…さ!仕事仕事」
俺はセヨンさんとの会話もそこそこに作業に取り掛かる、でも
「ん?アンタのその上着!」
「?あぁ、寒いんで持って来ました」
「っ、自分の持って来なさいよ!」
俺は今ハニョンのドリームズのジャンパーを着ていた、勝手にだけど
「毎回言ってますけど…コーチ達がお前には必要ないだろって作ってもらってないんですよ、経費の無駄だってね」
「・・・そうじゃなくて、自分の家から「荷物になるので嫌です」はぁ~、もういいわ」
俺との会話を終わらせたセヨンさんも自分のデスクに戻った
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~通路~
「はぁ~…疲れた」ゴキッ
今日も定時で上がれた俺は着替えるために更衣室に向かっていたんだけど
「あぁ、お疲れ様です、運営チームさん」
「・・・どうも」
俺が歩いていると反対側からコーチのうち2人がやって来た、投手コーチと打撃コーチだ
「チッなんだよその態度は」
「すみません、疲れてたのでつい」
俺に噛み付いて来たのは打撃コーチのミン・テソンさん
「おい、辞めとけテソン…逆らってクビにされたらヤバいからな、この選手もどきに」
テソンコーチを止めながらも俺を馬鹿にしてくるのは投手コーチのチェ・ヨングさん
(・・・もう行ってもいいですか?)
(この野郎・・・自分だけドリームズからいなくならないように毎年不正をしてるくせによ!)グッ
(・・・何とでもどうぞ?)
(おい、何をしている?)
((っ、監督))
バッ
(・・・失礼します)