1.タイにやって来ました!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜数日後、セーントーン財団〜
「・・・・・」
「ティアン様?こんな所にきてどうなさるのですか?」
「葉山、俺はボランティア教師になるよ…なっていかなきゃ行けない場所があるんだ」
「いかなきゃ行けない場所?」
「うん…葉山」
「はい?」
「俺、家を出ようと思うんだ…もちろん内緒でね?」
「・・・・・」
「君は俺の使用人だけど雇い主は父さんだ…報告はしても構わない…ただそれは3日後にして欲しいんだ」
「それは3日後に貴方がいなくなると言うことですか?」
「あぁ…」
あれから数日後、やはりティアンはトーファン姉の跡を追うことにしたらしくボランティア教師になる為に財団へとやって来ていた…なんとかなれたみたいだけど
「はぁ・・・なぁ?ティアン」
「っ!?…葉山?」
大袈裟にため息をついて敬語を無くした俺に驚くティアン
「初めにお前に俺を紹介した時に旦那様がなんて言ったか覚えてるか?」
「・・・葉山はお前と同い年だから話も合うだろう友達の様に接すれば良い、だっけ?」
「俺はお前を友達だと思ってる…だからさ?一緒についていかせてよ」
「葉山…でもそこは電気やガスが無いんだぞ?」
「知ってるか?俺の日本での趣味はキャンプだ、しかも自給自足のな」
「っ、永遠じゃ無いにしろ暫くは戻ってこれないんだぞ?」
「どのみちティアンが居なくなったら家追い出されちゃうよ…それにお前が居ないのは嫌だ、敬語もしんどいし」ギュッ
家を追い出されるのは嘘だけどティアンとは離れられないんだ…俺も姉さんに託されたからね、俺はティアンの震える身体を抱きしめた
「っ…葉山」
「ティアン…俺はお前と共に歩いていくよ、ね?」
「うん…うん!」ギュゥッ
ティアンと俺は暫くお互いを抱きしめ合った…この時の俺は果たして彼の事をどう思っていたんだろう?
(さて、と…じゃあ準備をしないとね)
(?何の準備だよ)
(何って…キャンプ?)
(えぇ!?何で?一緒の部屋で寝れば良いだろ?)
(いやいや、お前も自立したいんだろ?、それにお互いプライベートってあるじゃん、流石にさ?)
(っ…でも)
(大丈夫・・・そんなに離れた所には住まないよ)
(約束だよ?)
(あぁ…約束だ、そして上手くなったらお前の手料理食べさせてよ)
(・・・わかった)