1.タイにやって来ました!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜数ヶ月後、????の家〜
ゴウンッゴウン
「♪〜ふんふ〜ん」
俺は洗濯機の音を聴きながら鼻歌を歌って掃除をしていた
「・・・随分とご機嫌だな葉山」
「?あぁおはようございます、ティアン様」
俺は今姉さんが全てを託した青年、ティアンの家で住み込みのアルバイトをしていた…まぁ彼の父親に軽く脅しをかけてだけどね
(こんにちわ!ティーラユットさん)
(君は?)
(俺はこう言うものです…パスポートですけどこれでわかりますよね?)
(っ!?ジャルーンポン…君はまさか)
(はい、先日心臓を提供した者の弟です…血は半分しか繋がって居ないですけど)
(・・・何が目的だ?)
(ふふっ…そうですね、貴方の息子さんのお世話をさせて欲しいです)
(・・・は?)
・
・
・
・
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「だから敬語とか要らないって…同い年なんだろ?」カタッ
そう、偶然な事に青年と俺は同い年だった、住んでた場所は違っても話しは合う為いつのまにか仲良くなっていた
「お給料をもらってる以上は私は雇われの身ですので…お休みの日に話しかけて貰えますと幸いです」スッ
歯を磨くティアンにそう言って口を濯ぐ為のコップを渡す
「ん、ありがと…本当にお前って変な奴だよな」
「ふふっ、よく言われます…あ、ちょっと失礼」スッ
俺はティアンの寝癖が気になって手を彼の頭に当てる
「っ、何だよいきなり」
「ん〜と…はい!これで完璧です」
「あ、ありがと」
「いいえ、それよりお顔が赤いですけど大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫!何でも無いよ」ダッ
そう言うとティアンは少し急ぎめで部屋を出て行ってしまった
「・・・ふふっ純情な青年だな」ゴシッ
「ん"んっ」
「あ、おはようございます…ティーラユットさん」
「あぁ…今日も早いな、ご苦労様」
「ありがとうございます、ショートスリーパーなのでつい早起きしちゃうんですよね」
「・・・何度も言ってるが使用人にならなくても客人として迎える準備はできてるんだぞ?生活費も援助する」
「ふふっ優しいんですね、でもいいんです…貴方の息子さんと接点を持つためにはこのくらいの距離感がちょうど良いので、それに他の使用人さんよりもお給料が良い事はバレてますからね?」
「はははっバレていたか…君には全てお見通しだな」
「えぇお見通しですよ…では仕事に戻りますね?旦那様」
「っ、あぁ…(この切り替えの速さは一種の才能だな)そう言えば何故ティアンには名字しか教えないんだ?それも日本の」
「あ〜…少しでも疑われる確率を減らす為ですよ、日本人のイメージを強くしてこれから先俺がトーファンの弟である事がバレない様にって」