3.村に馴染もう!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜滝〜
ザァァ…
「ふぅ…やっと落ち着いてきたかも、そろそろ作詞作りを再開しようかな?」
俺はティアンと再会した滝にやって来ていた、もちろんまだ深夜だから人なんていない
「♪〜♪♪」
先ずは既に作ってた歌詞をギターで奏でる、そして続きのメロディだけ作っていく、歌詞はそのメロディに合う言葉として作るんだ
「・・・・・」ザッ
「?こんな夜更けにどなたですか」
「それはこっちのセリフだよ、何してるんだい?」
暗闇から姿を現したのは白衣を羽織った男性だった、この村にもお医者さんはいるんだね
「夜風が涼しかったので此処で曲を作っていました」
「曲作り…あぁ、君がプーパーが言ってたボランティア教師の弟君が」
どうやら隊長の知り合いらしい、名前で呼ぶくらい仲が良いのならおそらく森林警備隊のお医者さんかな?
「はい、改めまして…俺は晶です」
「あぁ、よろしくな?晶、俺はナムだ、この村唯一の医者だ」スッ
キュッ
「よろしくお願いします、医者がいてくれて安心しました」
何かあったときはティアンを助けてくれそうだ、とりあえず仲良くなった方が良いと思って彼が差し出した手を握った
「まぁこの村の皆んなは俺を呼ぶ前に呪い師を呼ぶがな」
そう言って後ろ頭をかきながら苦笑いをするナム先生その姿がなんだか面白くてつい笑っちゃった
「ふふっ先生も苦労してそうですね」
「っ・・・・・」
「?…どうかしましたか」
「あ、いや…何でもないよ、それよりも夜風は浴びすぎると身体に毒だ、良かったら診療所にこないか?コーヒーでもご馳走するよ」
「いいんですか?先生も何か用事があって此処にきてるんじゃ」
「いや…特に用事はなかったんだ、散歩をしていたら綺麗な声が聞こえてきたからさ?さぁ行こう」
こうして俺と先生は診療所に向かった…森林警備隊の宿舎がある場所にね
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〜医務室〜
「・・・へぇ」
「?どうした」コトッ
ナム先生の部屋へとやってきた俺は中を見ながら感心していた、その様子が少し変だったのか彼はコーヒーを俺の前に置いた後質問してきた
「あ、いいえ…村の中の施設って割にはしっかりと医療機器や薬があるんだなって」
「まぁ村の人の診察と言うよりは森林警備隊の連中を見るのが主だからな、生死を彷徨う手術も一応対応できる」
「そうなんですね…(なら大丈夫かな)安心です」
俺はティアンに万が一があったら大変だと思っていたからナム先生の言葉に安心した
(なんだ…どこが悪いのか?)
(え、あ〜違いますよ)