3.村に馴染もう!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜テントの外〜
「コーヒーは如何ですか?」
「あぁ…頂こう」
「ちょうどよかったです、お代わりしようと湯を沸かしてたので」
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「・・・・・」カリカリッ
「なぁ…聞きたい事があるんだが」
「?何でしょう」
俺がノートに思いついたフレーズを書いているとプーパーさんが話しかけて来た
「君は何をしにこの村に?」
「俺ですか?ティアンの付き添いです」
「付き添いという割には1人行動が多いと思うんだが」
「ん〜…まぁティアンの側には貴方が居ますからね、俺も安心してるんですよ?」
そう言うと少し恥ずかしくなったのか首をかく素振りをみせたプーパーさん
「っそうか…だが君が1人になってしまうだろ、寂しく無いのか?半分でも血を分けてる兄弟なんだから」
「まぁ兄弟と言っても元々住んでる国は違いましたからね…」
「君は随分とドライなんだな」
「こんな俺は嫌いですか?」スッ
「っ!?そこまでは言ってないだろ」
ノートから顔を上げて彼の顔を見たんだけど何に動揺したのか顔が赤くなった
「・・・俺の前ではこんなに表情が出るのに何でティアンの前では意地を張るんです?」スッ
俺は赤いプーパーさんの顔に手を置いた
「・・・意地を張ってるつもりは無いんだがな、それに彼も俺には反抗的だろ?」
「ふふふっお互い様ってやつですね…似たもの同士か」スッ
そう言って俺はまたノートに視線を戻した
「・・・君はいつも何を書いているんだ?」
「あぁ…思いついた単語やフレーズを書いてるんですよ、曲に変えるために」
「曲?…君はミュージシャンなのか?」
「あはは、まぁそんな所です」
「そうか…ならいつか聴かせて欲しい、君の歌を」
「ふふっ良いですよ?プーパーさんの為ならいつでも」
「・・・ありがとう(時々俺やティアンに向ける眼差しが物凄く慈愛に満ちている気がする)晶」
これで良いんだよね?姉さん…だって彼も任されたから、ティアンとプーパーさんがくっついたら2人とも幸せになれる、そこに俺の感情なんていらないんだ
「さ…もう遅いですし俺は寝ます、プーパーさんも泊まります?」
「ん"ん…いや、辞めておこう、またな」スッ
「っ・・・はい」
そう言うとプーパーさんは俺の頭に手を当てて帰っていった
「・・・プーパーさん、ティアン」カチッ
2人の名前を呼んでランプの灯りを切ってシュラフに入った…明日はティアンの先生ぶりを見に行こうかな?