3.村に馴染もう!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜帰り道〜
「はぁ〜…お腹いっぱいだ」
「ティアン…本当にありがとう、俺が食べないとダメだったのに」
お腹をさすりながら少し苦しそうに歩くティアン、俺は罪悪感が抜けなくてまた謝った
「も〜大丈夫だから、な?1日くらい食べたって平気だよ」スッ
「・・・うん」
ティアンは笑いながら俺の頭に手を置いた、それに安心した俺も自然と笑顔が溢れて明るい空気になっていたんだけど
「・・・此処は初めてだと思っていたが、なぜ崖のことを?」
少し前を歩いていた筈のプーパーさん、俺達に聞きたい事が纏まったのか歩く速度を合わせてきた
「・・・派遣が決まった時に調べたんです」
ティアンは一切表情を変えずに答えた…プーパーさん相手にはこんなに強く出れるんだな
「なら何故この村に?」
「それは…」ザッ
次の質問の答えは考えていなかったのか言葉が詰まったティアン、でも
「・・・あ、もう家につきました」
「・・・・・」
運良く家に辿り着いた俺達…プーパーさんに別れの挨拶をしようとしたんだけど
「おい、この腕どうしたんだ?」グッ
突然プーパーさんはティアンの腕を掴んでライトを当てた
「あぁ…この村の蚊にやられたんです、言ってくれれば虫除けを持ってきたのに」
「?蚊帳があるだろ」
「え?」
「「・・・・・」」
「っ、ティアン…さすがだね」
「ちょ、笑うなよ晶!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜テントの外〜
「・・・はぁ〜」
俺はティアンとプーパーさんを置いて1人でテントに戻った、まぁティアンの家から少し離れたところに設置したんだけどね
「まさか蚊帳まで知らないとは…流石にプーパーさんが教えてあげる筈だよね、仲良くなってくれたら良いんだけどなぁ」スッ
俺は椅子に座ってコーヒーを飲みながらそう呟く
「・・・仲良く、か」
「?あぁ、プーパーさんか」
テントの後ろ、ティアンの家の方からプーパーさんがやって来た
「ちゃんと教えてあげました?」
「あぁ…一通り教えて来たさ」
「ふふっ、ティアンはずる賢い時がありますからね…どうせ全部やらされたでしょ」スッ
「っ…よく分かったな、まぁ全部外して帰ったが」カタッ
どうやら直ぐに帰る気は無いみたいで俺が勧めた椅子にすぐ座った
(コーヒーは如何ですか?)
(あぁ…頂こう)