3.村に馴染もう!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜村長の家の前〜
「そうだ!先生達に聞きたいことがあるんだ」
「「なんですか??」」
食事も終わりかけの時、改めて村長は俺達に聞きたい事があると言ってきた
「君達は…特に先生は前にこの村に来たことが?」
「いえ、初めてです」
「俺も初めてですね」
俺とティアンは2人とも初めてパーパンダーオ村に来た…正直に答えたんだけど
「本当に?・・・何だか2人とは前にあった気がするんだ、まぁ気のせいだな」
「きっとそうですよ、あはははは」
「・・・(トーファン)」スッ
気のせいだと言った村長に同意する俺と胸の部分に手を置いて黙るティアン
「そうだ…先生と晶君は私の息子と歳が近そうだな、名前はロンテーと言うんだが今は街の大学に通っているんだよ、帰って来たら村の外を案内させよう、滝があるのは知っているか?」
「ブッ、ふふふっ」
「っ…」
「・・・えぇ、もう行きました」
滝の話題が出るとは思わなかった、気まずそうにするプーパーさんとその彼を見ながら嫌味を全面的にだすティアン…面白過ぎて思わず吹き出してしまった
「っ、くくくっ」
バシッ
「笑いすぎだぞ…まったく」
笑う俺に段々と恥ずかしくなって来たのか顔を赤くしながら肩を叩いてくるプーパーさん
「そうか、もう行って来たか…他には」
「あの、崖はここから近いんですか?」
「っ!?・・・」
「ティアン…」
村長が他の場所を考えている間にティアンは爆弾のような物を突然落として来た、プーパーさんも思わず驚きで動きが止まってしまう
「崖?パーパンダーオ崖かね…ふむ、遠くもないし近くもない」
「・・・(何故ティアンが崖を?反応的に晶も知っている様だが)」
「あそこから見る景色は絶景だ、ロンテーなら崖までの道を知っているだろうから案内させよう」
「はい!ありがとうございます」
ティアンは案内してもらう約束をして上機嫌に…トーファンの願いを叶える為には道を知っておかなきゃね
「・・・ロンテー君は大晦日までには帰って来ますよね」
「「っ、晶?」」
俺はまだ2ヶ月あるというのに少し焦っていたのか大晦日という単語まで出してしまった
「ん?あぁ心配は要らないよ…彼奴は今月中に一度は帰ってくる、カオヌンの兄の結婚式があるからな」
「そうですか、なら良かったです!」スッ
俺は笑顔で返事をして席を立った、恩返しに軽く食後のデザートを作ろうかな?
(・・・おぉ、これは中々)
(ほんとう、とっても美味しいわ!)
(っ(美味いな)・・・悪くない)
(ふふっどうですか?俺の弟の腕は、超一流でしょ?)
(何でティアンが威張るの?)