3.村に馴染もう!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜村長の家の庭〜
「さぁ、召し上がれ!育ち盛りの若者たちよ」
「っ、これは…」
「こんなに用意してくれたんですね(見事にティアンが医者に止められてる味の濃そうなものと辛そうなものだ)」
村長の奥さんが作ってくれた料理は全てタイの伝統料理みたいなんだけど見事に茶色や赤色のものばかり…ティアンは医者にそう言うのは過剰に摂取しないよう止められているんだけど
「スパイシーサラダにカレーにソーセージ、さぁ?遠慮せず食べてくれ、妻が張り切って作ってくれたんだ!」
「「い、いただきます。」」カチャッ
俺とティアンは揃ってスプーンを持った
「っ…(パクッ)これは、卵ですか?」
「ぶっ!…クククッ」
「たまご、たまごか…」
ティアンが先に口に含むと卵かと村長に尋ねた…まぁプーパーさんが吹き出した時点で嫌な予感しかしないんだけど
「それはな…豚の脳みそだ」
「豚の…」「脳みそ…」
俺とティアンは村長の正解の言葉を同時に話して固まってしまった
「どうだ?美味かっただろう」
「えぇ〜っと、不思議な味ですね」
「そうか…不思議な味か!」
なるほど、そう言った村長の顔は優しい笑顔だった
「・・・(なんだろう、器がでかいよね)」
そんな事を考えていると
「おや?君は食べないのかい?」
「え?あ、いや…」
「・・・・・」
やっぱりバレたか…スプーンに料理を乗せたまま動かない俺をみて来た村長、プーパーさんも食べろと言う目でこちらを見てくる
「っ、いただきます…」グッ
俺は勇気を出してスプーンを口に近づけた、でも
「・・・・・」パクッ
「っ、ティアン?」
何故か俺のスプーンはティアンの口の中に入った
「っ!?」
「おやおや…どうしたんだい?」
「・・・(もぐもぐ)」
驚いたからか目を見開いたプーパーさん、それに頭にハテナを浮かべる村長、取り敢えずティアンが食べ物を飲み込むまで待ったんだけど
ゴクッ
「すみません、晶ってば半年前まで日本に住んでたからまだタイのご飯に慣れてなくて…代わりに俺が2人分食べます!」
そう言うとティアンは笑顔で食事を続けた
(そう言うわけなんです、すみません…村長)
(あぁ、いや?気にしなくて良いさ…そうか、日本に住んでいたのか)
(・・・(日本、そう言えばトーファンも義理の弟が日本に住んでるって)そう言えば名前は聞いてなかったな)
(プーパーさん、どうしました?)
(っ、いや…何でもない)
(?おかしな人だ)