2.辺境の村にて
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜村近くの森〜
「・・・あの」ザッザッ
「?どうした」ザッ
「いや〜…何でついてくるのかなって」
プーパーさんと挨拶をした後テントを畳んで再びカオヌンの家に向かおうとしたんだけど何故か俺についてくる
「ついて行ったらダメなのか?」
「いや…別に大丈夫ですけど」
「なら気にするな」
「・・・はぁ」
姉さんの言っていた通り何を考えているのかさっぱり分からない人だ…俺は会話をやめて歩く事にした
「・・・なぁ俺からも質問だ」
「はい?何でしょう」
「お前の兄…ティアンの事なんだが、彼奴は何でこの村に来たんだ?」
「・・・・・」
「申し訳ないがとても生活をして行けるようには思えないんだ…ランプの付け方も知らない様だったし火が床についただけで助けを求めて来たし」
「はぁ、まぁティアンらしいと言えばティアンらしいですよね」
「そうなのか?」
「はい…まぁ何故来たかは貴方が信頼されれば話してくれますよ、温かい目で見てあげてください」
「っ、信頼か…」
「まぁご心配なく…彼は俺がサポートしますから」
「いや…俺がサポートする、君は自分のしたい事をすると良い」スッ
プーパーさんは俺の前に立つとそう宣言して来た…なるほどね
「ふはっその言葉、命令だからなのか本心からなのか…見極めさせていただきますよ?隊長さん」
「っ!?…何のことを言ってるんだ」
一瞬驚いたものの直ぐに無表情に直ったあたりは流石だね
「まぁ俺の事はご心配なく…上手くやりますんで」
「晶…お前は」
「?俺はただの異母兄弟ですよ(ティアンのではないけど)」
「・・・・・」
俺の事を見つめるプーパーさんから目を逸らして再び歩き始めた…俺はこの村でやりたい事をやる、そしてティアンを見守るんだ
(・・・ただい(晶さ〜ん!!)ぐふっ!?か、カオヌン?)
(もう!起きたらいなくなっちゃってて僕驚いたんだからね?)
(ちょっとね?テントを片付けに行ってたんだよ心配かけてごめんね?)
(父さんも母さんも知らないって言うし、っ僕は)
ギュッ
(ごめんね?カオヌン…そしてありがとう)
(〜〜っ…お帰りなさい)
(うん、ただいま)
(驚いたな…半日でこんなに仲良くなったのか?)
(あ!隊長だ〜おはようございます)
(やぁおはようカオヌン、すっかり晶と仲良しだな)
(うん!昨日は一緒に寝たんだよ?)
(っ!?カオヌン!)
(・・・一緒に寝た?、晶?)
(っ違うんですよ!誤解です!!)