2.辺境の村にて
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜翌朝、カオヌンの家〜
「・・・ん、朝か」バサッ
俺は陽の光に当てられて目が覚めた…俺の横には何故かまだ丸まっている何かがいた
「ん〜…zZz」
「あはは、ぐっすり寝てるなぁ」スッ
俺は熟睡中のカオヌンの頭を撫でて布団を出た…彼を送り届けると両親に感謝されてそのままお泊まりになったんだけど
「今何時だろ…テントも畳に行かなきゃ」
俺は荷物を取りに行くため先に起きていたご両親に挨拶をして家を出た…流石は鶏を育てているだけあって早起きだ
「まぁ寝るのも早いんだけどね…20時には寝てたもん」
因みに俺は2時に寝て5時には起きた…ショートスリーパーなんだ
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〜テント周辺〜
「はぁ〜…本当に目と鼻のさ「動くな!!」っ、誰?」
ガサッ
「・・・お前こそ何者だ、返答によっては容赦しないぞ」スッ
俺がテントに戻ろうとしたら突然呼び止められた…銃を向けられながら
「っ!?アンタは…」
俺に銃を向けた男性は見た事のある人物だった…姉さんが恋をしていた男性、託されたあの人だった
「・・・・・(プーパーさん)」
「?…質問に答えろ、何者だ」グッ
黙った俺に今にも引き金を引きそうなプーパーさん…俺は慌てて自己紹介した、初めてを装って
「あ、すみません…あれ?その服装ってヨートさんと同じ」
「っ!?ヨートの知り合いか?」
「あ、はい…昨日村に行く途中で彼と俺の連れと逸れてしまったんです」
「・・・そうか、君が晶か」スッ
納得してくれたのかプーパーさんは銃を肩に掛け直してくれた…納得してくれたみたい
「脅かして悪かった…俺はプーパー、森林警備隊の隊長をしている」
「改めまして…名前を知ってるって事はティアンも知ってるんですよね?彼の異母弟の晶です。よろしくお願いします」キュッ
お互いの自己紹介が終わって握手をした俺達…彼が姉さんに託されたもう1人
「・・・所で隊長さんはどうして此処に?」
「ん?あぁ…いつもこの辺をパトロールしているんだよ、見た事のないテントだったから密猟者でもいるんじゃないかと警戒していたんだ」
「なるほど…すみません、ご迷惑おかけしました」
「まぁもうこのテントの持ち主が君と分かった以上警戒する事は無くなったけどね、所で此処にいたのは数時間前みたいだけど何処に行ってたんだ?」
流石は森林警備隊、火の消え具合で俺が長い間いなかった事がバレたみたいだ
(カンテラの光にカオヌンがやって来て…その後彼を送り届けたら遅いから泊まっていけとご両親に言われたんですよ)
(カオヌンにもう会ったのか?しかもご両親と仲良くなれるなんて…凄いんだな、君は)
(え、普通じゃないんですか?)
(あぁ…パーパンダーオ村の大人達は人見知りが激しくてね)
(あれ?そうなんですね)