2.辺境の村にて
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
〜森の中〜
「・・・此処、どこ?」
俺は今1人で森の中を彷徨っていた…
・
・
・
・
・
・
〜数時間前〜
ガタガタッ
「ん?」
「ったく、なんだよこんな時に!」バタンッ
車に揺られていると突然動きが止まった…ヨートさんは少し怒りながドアを開けて正面のボンネットを開ける
「っ、畜生!」
ザッ
「あらら…これは酷い」
「晶さん…こ、これは」
俺も車を降りてヨートさんの後ろからボンネットの中を覗いた…見事に黒い煙が出ていたけど
「っ…まさか歩けって事?」
「あはははは…歩けます?、大丈夫です!たったの3キロくらいですから」
「「・・・・・はぁ」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜冒頭、森の中〜
「・・・そっか、あの後珍しい植物を見つけてはぐれちゃったんだ」
自慢じゃ無いけど俺には放浪癖がある…最近は無かったのに此処でなるなんて
「ん〜まぁ3キロ歩けば村とかヨートさんも言ってたしのんびり歩こうかな?」
ティアンは案外ビビりだからヨートさんのそばを離れるわけない、俺はソロキャンプの気分で森の中を進む事にした
・
・
・
・
「♪〜…はぁ、空気が本当に澄んでるなぁ」
・
・
・
・
「お?この植物は食べられるぞ…一応採取しとこう」
・
・
・
・
「zZz…あ、寝ちゃってた…て言うか」
ヨートさんは3キロって言ってたのに俺は気がつけば6キロ歩いていた…辺りも暗くなってきた
「まさか初日からキャンプとはね…まあ仕方ないか」バサッ
暗闇の移動はキャンパーにとっては自殺行為だ…仕方なく俺はリュックサックの中に入れてあったテントを取り出して広げた
カンッカンッ
「ふふ〜ん…1日目だからカロリーメイトでお腹は持つな」
慣れた手つきでテントを設置し終えた俺は中に入ってランタンに火をつけた…これで暗くなっても平気だからね
「ん〜クルイでも吹こうかなぁ」
ザッ
「・・・・・」
「誰だ!?」
「っうわぁ!?」ドサッ
この後の予定を考えていると外から足音が聞こえた、俺は牽制も兼ねて大きな声で叫んだんだけど…
「あれ、子供?」
俺の声に驚いたのか小学校高学年か中学生くらいの男の子が尻餅をついてこっちを見上げていた
(っ、ごめんなさい!森の中に見慣れない灯りがあったから気になって見に来てそれ
で…)
(あ〜…ごめんね?驚かしちゃったか、俺は晶、よろしくね?)スッ
(っ、僕はカオヌン…よろしく)ギュッ