1.タイにやって来ました!
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜バスの中〜
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・ねえ?ティアン」
「ん?」
「いや…俺のこと見過ぎじゃない?」
「え…あ、ごめん」
俺とティアンは無事に夜行バスに乗ることが出来た…当然席は隣なんだけどずっと視線を感じる
「無言でこっちをみられても怖いんだけど」
「いや…晶って本当にタイの血が入ってるんだよなぁって思ってさ」
「当たり前でしょ?・・・まぁ顔は母さん似だからそう思われても仕方ないけど」
俺は日本とタイのハーフ、でも何故か殆どの遺伝を母さんから貰ってしまった為初対面の人にハーフと伝えても冗談扱いされてしまう
「ふ〜ん…あ!そうだ、晶が日本にいた時の話を聞かせてよ」
ティアンは俺の話を頷いていた後閃いたのか俺の日本での話が聞きたくなったらしい
「えぇ…どうしようかな?」
何を話したら良いんだろう?そんな事を考えていると一ついい事を思いついた
「・・・(いっその事アーティストだった事を伝えよう、ますます俺がジャルーンポンじゃない事をイメージ付けれるし)」
俺の名前が姉さんの日記に書かれていなかったのは確認してるし…俺はイヤホンを片方ティアンに差し出した
「?なに…突然」
「いいから付けてみて?分かるから」
♪〜♪♪
「あ、この曲知ってる!俺大好きなんだよね、日本の曲だ」
俺のアルバムをティアンに聴かせると知っていたみたいでノリノリになっていた
「それは良かった…因みに歌手の名前知ってる?」
「そんなの当たり前だよ、晶・葉山…ん?」
ここで気が付いたのかティアンは最後にはてなを浮かべた
「晶・葉山・・・」
「俺の名前は?」
「晶・葉山…まさか」
「ふふふっ驚いた?」
「はぁああぁ!?」
「っ、声でかいよ!驚きすぎ」
ティアンは俺の正体がわかって予想以上に大きな声をあげてしまった…お陰でバスの中でたくさんの人に睨まれてしまった
「あ、ごめん…いや、でも」
「驚いたでしょ」
「正直まだ信じられない自分がいるよ…でも確かに名前も一緒だしプロフィールにも日本とタイのハーフって書いてあったからね、信じざるを得ないよ」
「まぁ歌うのが好きで街中で歌ってたらスカウトされただけなんだけどね」
「いやいや凄すぎるよ…あ!じゃあ村に着いたら聴かせてよ、生歌」
「ん、いいよ?…毎日歌ってあげる」