1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜屋台〜
ジュゥ…
「ふわぁ…眠い」
昨日は結局秀悟と日が変わっても話を続けていたからかすごく眠い、普段夜更かしとかしないもんね
「凄いあくび、そんなに眠そうな顔レアじゃない?」パシャッ
「・・・勝手に写真撮らないでくださ〜い」
「ふふっおはよう」ギュッ
「何勝手に店に入ってるんですか…それで今日は?」
俺の写真を撮ったと思えば店の中にまで入ってきたこの人はマウンドで常にポーカーフェイスの岩崎優さん、俺によくくっついてくる人
「ん?あぁいつものが食べたくて来たんだった、昨日聖也が食べてるのを見たからさ」
「みんなこれ好きですよね〜」ジュゥ…
注文を聞いた俺は具材を鉄板に入れた…いつまで抱きついてるんや?
「・・・晶ってさ?鈍感なの?」グッ
「?優さん、危ないです」
突然体制を変えたかと思えば俺の顎を持ち上げて背の高い彼と目が合う
「っ、料理できないです」
「・・・これでもダメか」スッ
俺の発言に少し残念がる優さん、顎から手をはなして水を飲み始めた
「何言ってるんだか…てかそれ俺の水」
「…間接キスだね」
「はいはい…完成しましたよ〜毎度あり」スッ
「ありがとう、また来るから」
この人の考えてる事はいまいち分からへん…できた商品を袋に入れて渡すと満足したのかすぐに帰って行った、てか水も持って帰られちゃった
「はぁ…なんかもう疲れたな」カンッ
俺は外の空気を吸いに行こうと店を一旦閉めることにした
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〜球場、観客席〜
キィンッ
「ふぅ〜今は日ハムの練習時間か」
新しい水を飲みながら球場の風景を眺める…あと数時間したらプロ野球のファン達で埋め尽くされるこの球場をね
<なんでやねん!信じられへん…俺はお前をこんなに>
<え、何それ?結局お前にとってそんなものだったのかよ!!>
「はぁ…まだ引きずってんのかな、俺」
昔のことを思い出していた俺は座っていた場所に近づいてくる人に気が付かなかった
「お〜い晶さ〜ん!」
「ん?あぁ清宮くん」
外野席に座っていた俺の元にグラウンドから駆けつけてくれた清宮くん、大きな犬みたいだな
「こんにちは!休憩中ですか?」
「うん、ちょっとだけな」
「この練習が終わったらまた買いに行こうと思ってたので入れ違いにならなくて良かったです!」
「あはは、そんなに気に入ってくれたん?」
「はい!全部美味しかったです、先輩もぜひ買いに行きたいって言ってたので連れて行きます」
「おおきにな、今日も売り上げが楽しみやわ」
(お〜い幸太郎〜何サボってんの?)
(違いますよ!知り合いがいたもので…)
(知り合いって…あぁ!昨日言ってた人?)
(どうも〜しがない球場スタッフです)