1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜試合後、屋台〜
「ふぅ〜…今日も沢山売れたからよかったなぁ、試合も阪神が勝ったし」
今日は1対5で阪神の勝利、常連のおじさんや子供達も来てくれたおかげで食材がほぼほぼ無くなった
「お陰で明日様に色々と仕込まなあかんのやけどな…テルに遅なるって伝えな」スッ
テルに連絡する為にスマホを取り出して画面を開いた、そこには最近連絡を取っていなかった選手からのLINEが
「なんだろ…っ、これは」カタッ
俺はある選手からの内容を読んだ後テルに連絡をする事も忘れて作業に取り掛かった…なんで今更?
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〜屋台前〜
コンコンッ
「お〜い?晶〜」
試合が終わって少しチームメイトと会話をした後シャワーを浴びて晶に連絡を送ったのが30分前、いつもなら彼が先にスタッフ控室で俺の到着を待ってるはずなのに何も連絡が来ていない…おかしいと思い警備の方に許可をもらって店の前に来たんやけど
ガラッ
「テル?あぁ!すまん、連絡送るん忘れとった…もう少しで終わるからこれ食って待っとって?」スッ
「あ、お…おぅ」
晶は俺の顔を見ると一瞬不思議そうな顔をしたけど連絡を送ってないのを思い出したのか俺にお茶とお好み焼きを出して仕事に戻って行った
「・・・うまっ!(晶が仕事を遅れるなんて珍しい)ん?これって」
晶の料理を味わいながらその机に置いてあった彼のスマホを見る、ロックは掛かっていないみたいでLINEの画面のままだ、差出人は横浜のチームの俺の知り合いやった
「牧から?・・・これ「見ないで?忘れて?」っ、晶?」
気になってしまい晶のスマホを見ていると本人が気づいて俺の手から奪い取る
「・・・もうすぐ終わるから」スッ
スマホをポケットにしまうとまた作業に戻った晶、あんな無表情でこっちを見る姿は初めてみた
(・・・晶と似た走り方の選手か、確かベイスターズの対戦相手って)
(テル、お待たせ!帰ろう〜)
(っ、おぅ…あのさ?さっきの)
(さっき?何かあったっけ?)
(・・・いや、何でもない)
(?そっか、今日ね?最後の仕込みでつい野菜を切り過ぎちゃって保存する場所を整理してて遅れちゃったんだ〜)
(そ、そうなんや…お疲れやったな)