1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜屋台〜
ジュウゥ…
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・ねぇ今日は何も買わないん?」
「・・・・・」
「はぁ…聖也くん?何も買わないで会話もないんなら仕事の邪魔やで?」
「っ、だって…」
店に来て仁王立ちでこっちを見てくるだけの木浪聖也くん、申し訳ないけど仕事の邪魔だ
「だって?」
「晶が日ハムに浮気してたんやもん!」
「浮気?なんのこと」
彼がやっと話してきたと思ったら浮気?ほんまに訳わからん
「対戦相手の清宮相手にニコニコしてたやん、しかも仲良さそうにお喋りまでして…あれは浮気や!」
「浮気って、あのなぁ…あれは営業やで?」
「えい、ぎょう?」
「おん、お得意さんになってもらったらそれだけこの3日間売り上げが上がりそうやろ?彼とかいかにもたくさん食べてくれそうやし」
暫く俺の商売の話を聞いていた彼は理解した瞬間に笑顔になった
「もしかしてその為に愛想良くしてたわけ?普段俺たちに無愛想な晶が…なんだ、よかった〜!!」
「ふふっ俺は阪神の人達も同じ様にしか思ってへんよ?」
「む…そんな事言わないでよ、もう」
俺が軽く冗談を言うとまた表情が不安になってくる聖也くん、ほんまに見てて飽きへんわ
「あはは、冗談やって…そろそろ時間やけど何にする?」
「うぇ!?もうそんな時間?…えぇっと」
俺が時計を確認すると阪神の選手の集合時間まで1時間しかない、彼に教えてあげたらすぐに注文をしてくれた
ガサッ
「お待たせしました〜いつもありがとね」
「・・・晶、こちらこそいつもありがとね?」ギュッ
そう言って商品の入った袋と俺の手を握る聖也くん
「っ、どうしたの?いきなり」
「・・・俺達阪神に晶は必要だよ、その事を改めて伝えたかったの、それだけ」
突然真剣な顔でこっちを見てきた彼こう言うところは年上なんだよね
「何言ってんの、俺は所詮アルバイトやで?もし辞めたとしてもあ〜辞めたんやこの人って認識でええから」
「少なくとも俺はもうそんな風に晶の事は思えないよ」
「っ、聖也くん?」
「・・・ねぇ、俺だけの「聖也さ〜んそろそろ行きますよ!」っ、テル?」
「お、晶の店におったんすね?ええなぁ…あ!俺も明日買いにくるからな」
さ!行きましょう?そう言ってテルは聖也さんを連れて行ってしまった
「・・・聖也さん、最後に何を言うつもりやったんやろ?」
(っ、テル!お前って奴は!)
(え、なんの事っすか?)
(はぁ…もう良いよ)
(晶の事はいくら先輩でも譲らないっすよ?)
(っ、望むところだよ…俺も晶は誰にも譲る気はないからね?)