1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜球場内〜
ジュゥ
「はぁ…暑い」
今日は鉄板のお店だからか空間に冷房がついているはずなのに汗が止まらない
「絶対テルとトレーニングしたせいや…ほんまに」カンッ
あの後お昼過ぎまで練習に付き合わされた俺は代謝が上がってるのを感じながら業務に勤しんでいた
ザッ
「・・・うわぁ、すごい」
「ん?へいらっしゃい」
俺が勤務をしてる日は一般の人達が入る前に営業を始めている、理由はこんな感じで育ち盛りの選手がお腹を空かせてやってくるからだ…たくさん買ってくれるから売り上げも上がるし
「…あのお腹空いちゃって、何かおすすめとかありますか?」
「ん〜今だとこのホルモン焼きとか焼きそばかな、少し待ってもらえたらモダン焼きも作れる」
「あ、えっと…その」
俺は阪神の選手に接する感じでいつも通り淡々と接客をしていたんだけどおどおどとした話し方で不思議に思って顔を上げた
「・・・なんだ、初見さんねごめんよ?説明が雑だったでしょ」
「あ、えと…僕が理解できなかっただけなのでこちらこそすみません」
今日の対戦相手は北海道から遥々とやって来てくれたみたいだ
「ふふっじゃあこれでお互い謝るのはお終い、何にする?日ハムの若手くん」
「っ、はい!じゃあ折角なので全部貰っても良いですか?」
「は〜い、美味しかったらまたおいで?今日から3日間だもんね」ジュゥ…
早速良い感じのお客さんがついたかな?若手の子くらいなら対応はするよ例えパリーグさんでもね
「っ、あの…俺は清宮幸太郎です、よろしくお願いします!!」
「清宮くん…よろしく、俺は葉山だよ」
テルの一つ学年が下な清宮くん、俺に懐いてくれたのか色んなことを教えてくれた
「本当に全部食べるの?」
「はい!試合までまだ時間はありますし…葉山さんが作ってくれたものは誰にも分けたくないです」
「あはは、俺は商売してるだけだよ?」
「だとしてもです!ありがとうございました」カサッ
「あ、清宮くん!!」ブンッ
「はい?っ、うわ!?」パンッ
俺にお礼を言って去ろうとした清宮くんにサービスでお茶を一本あげた
(ふふっナイスキャッチ、喉詰まらせないようにね〜)
(っ、あ…ありがとうございます!!)
(はぁ〜やっぱり年下はあぁじゃないとね)
(・・・なんか楽しそうだったね)
(うわっ…何だ聖也くんかびっくりした)
(・・・いつもならすぐに気づいてくれるのに)
(え、なんなん?今日めっちゃ不機嫌やない?)
(そんなことないです〜)