1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜自宅〜
pipipipi…
「・・・んぅ、もう朝?」カチッ
俺は18歳の時からフリーターをして就職はせずに何年も働いている、裕福ではないけどそれなりの生活はしている
「今日は平日だからナイターか…しまったな、デーゲームの時間帯で起きちゃった」
元々ショートスリーパーでその影響なのか二度寝ができない…これから仕事の時間まで何をしようかと考えていたんだけど
prrr…
「電話、誰?」スッ
今は朝の7時、こんな時間に誰からだろう?寝起きなのもあって名前を確認せずに電話に出たんだけど
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〜甲子園、練習場〜
「・・・はぁ」
「っ、ふっ…ふっ、ため息つくと幸せがなくなんで?」ガシャッ
「お前が元凶だよ…まぁ時間余ってたから良かったけど」
ため息をついた俺にダンベルを下ろして近づいてきた男は佐藤輝明、阪神タイガースの看板選手だ
「いや〜多分晶なら起きてるって思ったんやけど正解やったな」
「全く、お前は…はぁ」
一つだけしか年齢が変わらないからなのか初めから距離の近かったテル、ボールボーイをしていた時に少し話しただけだったのに何故か懐かれてしまい自主トレをたまに手伝うことに、1人は寂しいんだって
「今日から交流戦やし気合い入れて早く寝たら目が覚めたんよ、楽しみやな〜」
「交流戦、か…」
今日からセリーグとパリーグの6球団ずつが入り混じって戦うことになる…この季節、俺はいつも飲食系のお手伝いに回してもらっているんだ、理由は言えないけどね
「楽しみやけど晶の姿が見えないから残念やわ…」ぎゅっ
「・・・ふふっ別にそのシーズンだけやからええやん、それに試合終わりなら会えるんやし」スッ
唇を尖らせながら不服そうに抱きついてくるテル俺はなんとか彼を宥めながら彼の手も離す
「っ、それなら今日の試合終わり…一緒に帰らへん?」グッ
多少機嫌が治ったのか今度は手を握って一緒に帰ろうと提案してきた
「え〜…まぁええよ、ほんまに俺の事が好きなんやな」
帰る方向が同じで車に乗せてもらえるならいいかとテルの誘いに乗ることにした
「っ、あぁ…好きやで、ほんまにありがとう」ダッ
「ふふっ彼奴ってほんまにおもろいわぁ…いつまでも仲良くしてな?」
テルは好きだと言った後に顔を真っ赤にしてトレーニング場を飛び出した、次はランニングかな?
(っ、俺はいつまで恥ずかしがってんねん、ええ加減慣れなあかんわ)
(テル〜??あいつほんまに逃げ足は早いな…そういえば今日からどこのチームと対戦なんやろう?)