2.新たな日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜監督室〜
コンコンッ
「どうぞ」
ガチャッ
「失礼します…」
何かがおかしい…俺は普通のアルバイトとしてここに来たはずなのに目の前には番長と呼ぶに相応しいあの人がいる
「晶君、話は聞いてるよ?改めまして、ようこそベイスターズへ!三浦大輔です」グッ
三浦監督はそういうと笑顔で俺の手を掴んでくれた
「あ、あの…俺は普通のアルバイトとして来たんですけど」
「あぁ、もちろん…阪神の派遣会社から聞いてるよ、凄腕のバイトリーダーだって?アルバイトの後輩達や選手の心のケアまで出来るんだろ?」
「なんですかそれ!全然そんなんじゃないですよ?」
「まぁそんなに謙遜しなくてもいいから、今日はとりあえずハマスタ内を覚えてもらわないとと思ってスペシャルゲストを呼んでるんだ」
「え、スペシャルゲスト?」
何が何だか…三浦監督ってばこんなキャラだったのか、疲れてきた時に最後の言葉が気になって聞き返した
「そう、我がベイスターズが誇「晶〜」っ、最後まで言わせろよ」
監督の言葉を遮って奥の扉から出てきたのは大阪出身の背番号1番…
「ふふっ、そこは普通キャプテンとかじゃないんですか?桑原さん」スッ
桑原将志選手だった、相変わらず元気そうで良かった
ギュゥッ
「なんや?そんなに牧に会いたかったんか?」
俺を強めに抱きしめながら眉を顰める桑原さん…もしかして
「・・・妬いてます?」
「っ、別に妬いてへんし!」
「(わかりやすいなぁ)俺、桑原さんに会えてめっちゃ嬉しいわ」
「っ、ほんま?」
「うん…ほんまに嬉しいです」
「俺も、俺もずっと会いたかったんやで?これからよろしくな!!」
会いたかった事を素直に伝えるといつもの太陽のような笑顔に戻ってくれた…やっぱり桑原さんは笑顔じゃないとね
(なぁ、この後ご飯行かへん?)
(え〜奢りなら良いですよ?)
(まぁ誘ったのは俺やしな、しゃあなしやで?)
(・・・俺、すごく空気な気がする)
(あはは、そんなわけないですよ三浦監督もよろしくお願いします!)
(おわっ!?聞こえてたんかい、頑張ろうな?)