1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜自宅〜
「はぁ…疲れた」ドサッ
もう歩く気力もない…家に帰るとすぐに寝室のベッドへダイブした
「・・・こんな事したらまた慎吾ちゃんに怒られちゃうな、ふふっ…」
俺は歳上のとある選手を思い浮かべながらスマホの電源を入れる
「・・・仕方ないよね」prrr…
ガチャッ
(はい、こちら○○○派遣会社)
「あ、お疲れ様です〜葉山です」
俺は今働かせてもらっている会社に電話をかけた…仕方ないよね、俺にはまだ彼らに会う勇気はないから
(・・・そんな気はしてた)
「はい…本当にすみません、またいずれは戻ってきたいなと考えてます」
(うん、待ってるよ?…それで次に当てはあるの?)
「はい…ちょっと星を見ようかな?って」
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〜佐藤輝明Side〜
「っ、は?嘘やろ…なんで」
タイガースのミーティングが終わった昼前、選手全員がロッカーに戻って来た時にとても良い匂いのする食べ物が机に置かれていた、一枚の手紙と共に
<タイガースの皆さん、お疲れ様です晶です。突然ではありますがこの甲子園を離れる事になりました、急だったので一人一人に挨拶が出来なかった事は本当に悔やまれます…お身体には充分気をつけてください。皆様の活躍はこれからもテレビなどで拝見させていただきます>
「っ、嘘だ…俺言ったじゃん、お前の事は唯のアルバイトには思えないって」
「・・・晶」
「っ、せや!晋太郎にはなんも連絡ないんか?」
「…誠志郎さんダメです、着信拒否されてるみたいで」
泣く人、信じられずに何度も電話する人、静かに現実を受け止めようとする人…阪神の更衣室は一気にパニック状態
(晶から電話なんて珍しいやん、どしたん?)
(あ…いや、何となくテルの声が聴きたくてさ)
(?どこか調子悪いんか?)
(あ〜ちゃうちゃう、ほんまに平気やから)
(そうなん?ならええんやけど…今阪神のみんなで飯行ってるんやけど晶も来るか?)
(あ、そうやったん?…俺はちょっと用事あるから遠慮しとく、ありがと〜)
(そうなん?残念やけど諦める、じゃあまた明日な)
(・・・テル、またな)
「っ!!」ガンッ
俺は昨日の自分を責めるように机を殴る…もし昨日ちゃんと話を聞いていれば
「テル…大丈夫か?」
「っ、聖也さん…ほんまにすんません、俺が」
「落ち着いて…何があったん?」
「優さん…俺」
俺達阪神はこれからどうしたらええんや?今更お前の事なんて忘れれる訳ないやん