1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜屋台〜
ジュゥウ…
「ん〜なんでこんな事に?」
今日は朝からの雨で試合が中止になってしまった…日ハムのメンバーから最後に俺の鉄板焼きが食べたいと要望があったから会社の上司に伝えて1人勤務をさせてもらっていたんだけど
「っ、あっはっはっは!!ほんまにおもろいっす杉谷さん」
「え、そうかな?ありがとう木浪くん」
「ん〜本当に美味しい!晶さんの料理ならいくらでも食べれちゃう」
「っ、負けへん俺だっていくらでも食べられるわ!晶!俺にもう一皿!!」
「んん!これは確かに絶品たい、うまか〜」
「っす、後これもおすすめですよ」
「あ!俺はこれも好きやな、食べてみてください」
阪神4人に日ハムの3人、合わせて7人で俺の店の前の椅子に座って食事会を始めていた、約2名はフードファイトだけどね
「あ!そうだ晶と電話したい人が日ハムにいたんだった、今は北海道にお留守番してるんだけど」ピッ
「俺と話したい人?日ハムに知り合いはいないと思うんですけどね…」スッ
杉谷さんは突然思い出したかと思えば誰かに電話をかける。気になった俺はスマホの選手名鑑で日ハムの選手達をみたんだけど
「っ、なーるほど…はぁ」カチャッ
俺は忙しいフリをするため再び鉄板に向かう
「あ!もしもし大将?電話するの忘れてました、すみません!!」
【お前なぁ、遅すぎやねん】
スピーカーにしてるみたいでこっちにまで声が聞こえてくる、威圧感のある低い声…懐かしいな
「いや、本当にすみません!でもちゃんと大将の言う通り晶の前で電話してますから」タッ
「っ、余計な事を…」
【お〜い聞こえてんで?…相変わらずやなお前は】
俺のそばにスマホを持って来てそのままみんなの元に帰った杉谷さん、残されたのは俺と通話状態のスマホだ
「・・・お久しぶりですね、翔さん」
「おう、最後に会ったんはお前が卒業旅行で北海道に来た時やったか?」
「よく覚えてましたね、まぁあの時も偶然お会いしただけですけど」
「ははっほんまにお前は冷めてんな…高校生の時から変わってない」
「・・・何年経っても俺は俺ですから」
ずっと会っていなかったのに昔のように話せるのは翔さんのお陰だろうか?あの人ともこんな風に話せるんやろうか
「晶…お前の事、あいつも気がついたと思う…平気か?」
翔さんも俺と彼の関係は知っている、あの人と同じパリーグ同士で高校生活は被ってなくても話すことはあるだろうし
(まぁ…たぶんですけどね?もし何かを聞かれても翔さんは知らないと言ってください)
(晶…)
(お願い、します)
(わかった…でも条件がある)
(条件?)