1.いつもの日常?
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜更衣室〜
「ふぅ…今日も終わった〜」ガチャッ
昨日に続いて阪神の勝利…にはならず日ハムが勝利した、皆さんと少しお話しして更衣室に戻ってきたんだけど
「晶、お疲れさん」スッ
スタッフ用の更衣室のロッカーのそばにある椅子に座っていたのは阪神の選手であり俺と同じ高校の先輩、藤浪晋太郎さんだった
「先輩こそお疲れ様です、こんな所でどうしたんですか?」
「少し晶に聞きたい事があってな…やっと覚悟を決めたんやな」
先輩は真剣な顔でそう言ってきた覚悟って
「何のことですか?」
俺の返しを予想していなかったのかキョトンとした先輩、そして
「お前、今日めっちゃテレビに出てたしネットニュースにまでなってたんやで?」
とんでもない発言をした
「・・・ぇ、嘘やろ?俺はただのボールボーイでしたよ?」
「そのボールボーイくんがイケメンやってネットになってんねん、ほら」グッ
信じたくない俺の前にスマホの画面を見せてくる
【甲子園球場の人気職員、あのボールボーイはだれ?】
ネットニュースの一番上にはそのタイトルと俺の写真が写っていた
「嘘やん、そんな…なんで今更」
「SNSも凄いで?ちなみに俺のLINEにも1人からすごく連絡が来てるんやけど…分かるやんな?」
「っ!?・・・最悪や」
(晶?こんなとこで何してるん、早よ野球やろうや)
(俺、お前とのキャッチボールが世界で一番楽しいわ!)
ネットニュースを見て先輩に連絡を入れる人なんて1人しかおれへん
「お願い…連絡先は教えんといて下さい」
「・・・俺としては仲直りしてほしいんやけどな、どっちも大切な後輩やし」
「っ、無理ですよ…俺にはそんな勇気はないです」
「・・・・・」
「っ、慎太郎さん」
「晶…(なんちゅう顔で見て来るんやこいつ)分かった、今回だけやで?」
「ほんま?ありがとうございます!!」ギュッ
「っ、急に抱きついてくんなやアホ」ガチャッ
俺は嬉しさの余り先輩に抱きついてしまった…でも彼はすぐに顔を赤くしてロッカーから出てしまった、照れちゃったのかな
「・・・問題はこれからやんな、ほんまにどうしよ」カチャッ
俺のスマホから鳴り止まないほどのLINEの通知、読むのがめんどくさいと絶望しながらようやく着替えを再開した
(っ、なんのことって…くそっ!藤浪さんの奴)
(どうしたの?友哉)
(っ、聞いてくださいよ穂高さん!!)