15.試し斬りの曲(170.
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❲あら?フブキ達がコッチに向かってる。苦戦を強いられている戦況に歌姫ちゃんを連れて来るとかよく考えれるね〜。ま、今回はあくまでも特殊な状態だからいっか!!……これはその二人が知らない情報だなら有効活用しなよ〜❳
「(ザザッ)りょ〜かい!!……巽姐さんから"柚紀達がコッチに向かってる"って情報が入ったけど、お前達はどう動く?」
「!??……それ、本当の事ですか?(な、何でコッチに来るのさ〜!!?おつるちゃんの元に向かうのが普通じゃないの?!)」
「本当だぜ?少なくともあの人の専属オペレーターやっているから情報が嘘って事はほぼ無い筈だ」
「あくまでも巽さんは、ですが発言者である貴方は違います。そもそも……今おれ達とわざわざ戦う理由って何かあるんですか?(……言実さんも太刀川さんと同じパターンになっていたから仕方なく、は流石に有り得ないか。そうなると距離や位置的に出水先輩の相手をしつつ向かうのが無理と判断したから、が一番可能性が高いかな?)」
佐鳥のサポートもあって負傷は増えてないが苦しい戦況が続いている状態で齎された情報。……虚偽による油断説もあるが、戦況が有利な太刀川がそれをするとは佐鳥も思ってはいないがやはり疑ってしまう。それは時枝も同じだがそれ以上に何故自分達に刃を向けたかを問い掛ける。これに対して弧月を持ったままだが太刀川が質問に応じる
「……単純にお前達二人の実力チェックをしたいと思っただけだ。A級になった以上、今まで以上に実力もたが判断理や決断力が問われる。それに………前の防衛任務みたいに嵐山なしでの状況だって今後また有り得る、と言うよりなるだろうな。彼奴…嵐山も野々村達を見習って一般受験で大学に入るつもりらしいって迅がぼやいていたのと、……【この先に待ち受けているサイアクの未来を回避する為にも、お前達にはそれなりの実力を有する必要がある】って聞いたから、俺がチェック役を買って出た訳だ。迅は嵐山の説得やら暗躍で忙しいからな〜(後、……今の内に恩を売るのは悪くないし)」
「……迅さんがそう言うなら何時かは遭遇してしまう未来、だとしても転送直後の旋空は流石に大人気ないと佐鳥は思いますよ?」
「あ〜、あれか?……あれはお前達を試すつもりじゃなくて"柚紀を怒らせる"のが目的で放った奴だ。結局は持ち前の瞬発力とサイドエフェクトで防がれちまったし、多少は怒っていたが目的は達成してないから失敗したけどな」
「…………はっ?……(ギュッ!)ナニ、ソレ?」
「((佐鳥、撃ちたい気持ちは分かるけど、少しだけ我慢しろ))彼女……柚紀さんを怒らせるのが目的?………何故そんな事をする必要があるんですか?感情の変化は精神に、…サイドエフェクトに影響を及ぼします。そして怒る事もどちらかと言いますと悲しみと同様の"負の感情"に位置付けされます。それも強力な…それこそ諸刃の剣と言うべき感情です。それを興味本位で引き出すのは(…ギュッ!)流石に看過出来ません。おれも、……佐鳥も」
自分達と戦う理由は納得した二人だが、初っ端に放った旋空の意図を聞いた際には……あの佐鳥の表情が真剣そのものとなり、纏う雰囲気が変化する。別に通常の任務は何時も真剣に取り組んでいるが何処か余裕を持っている感じな彼が、明らかに何時もと違う……かなり怒っていると察した時枝が"今佐鳥が撃ってしまえば、太刀川の狙いが分からなくなる"と思い内部通話で動きを抑えた上で確信に迫る為の問い掛けをする。これに対して「確信がねぇから確かめたいんだ」と先に告げた上で太刀川がこう告げる
「俺は"その姿を見た事ねぇ"から今だって半信半疑だ。だかな……諏訪さんを含んだ一部の隊員が【本気で怒った柚紀は見た目が劇的に変化する】って言いやがるんだよ。………目撃例がトリオン体時のみだから生身でも起きる原理なのかも不明だが、一定のトリオンを使った際に髪色が変わるのは生身でも柚紀は起きるから、丸っきり有り得ないとも嘘とも言い難い。…二人は見たくね?そんな柚紀の一面もさ。アイツだって喜怒哀楽はちゃんとあるんだからさ、一見の価値はあると思うぜ?(そう言う意味では姐さんの悲しそうな姿はあるが、……泣き顔は見た事ないな。いつの日か見れればいいな。…色んな意味で"なかせてみたい"し)」
「「………………」」
一部邪な思考はさておき、太刀川の言い分を聞いて"確かに"と思う二人。別に怒った柚紀を見た事ない訳ではないが、怒ると言うより常識の欠落が原因の呆れの感情からの文句を口にする感じであり、憎悪と言った激しい怒りを抱く彼女を見た事はない。……いや、"他人が…大切な人々が関われば別"なのだが少なくともその現場を二人は見た事がない。その片鱗は今日だけでチラホラ見たが、その時の表情を見れる位置には居なかった。一部の人間は【怒れば言実みたいになる】と話していたが真相は…………
- タタタタ、ドガーーン!!バババババババ -
「フブキ先輩!?二人を見つけました!!?」
「よしっ!!これでどうにか……って、ヤバッ!?追撃が来るっ!!?おい!!飛び道具持ち二人っ!!!後ろから来る出水先輩をどうにかしろっ!!!(ってか、佐鳥は兎も角時枝まで何呆けているんだよ!?一応戦闘中だろうが!!?こうなりゃ…)ユズっ!!号令っ!!!」
『(コクリ、すうぅーー……)……"スイッチ"!!?』
「(ザザッ)りょ〜かい!!……巽姐さんから"柚紀達がコッチに向かってる"って情報が入ったけど、お前達はどう動く?」
「!??……それ、本当の事ですか?(な、何でコッチに来るのさ〜!!?おつるちゃんの元に向かうのが普通じゃないの?!)」
「本当だぜ?少なくともあの人の専属オペレーターやっているから情報が嘘って事はほぼ無い筈だ」
「あくまでも巽さんは、ですが発言者である貴方は違います。そもそも……今おれ達とわざわざ戦う理由って何かあるんですか?(……言実さんも太刀川さんと同じパターンになっていたから仕方なく、は流石に有り得ないか。そうなると距離や位置的に出水先輩の相手をしつつ向かうのが無理と判断したから、が一番可能性が高いかな?)」
佐鳥のサポートもあって負傷は増えてないが苦しい戦況が続いている状態で齎された情報。……虚偽による油断説もあるが、戦況が有利な太刀川がそれをするとは佐鳥も思ってはいないがやはり疑ってしまう。それは時枝も同じだがそれ以上に何故自分達に刃を向けたかを問い掛ける。これに対して弧月を持ったままだが太刀川が質問に応じる
「……単純にお前達二人の実力チェックをしたいと思っただけだ。A級になった以上、今まで以上に実力もたが判断理や決断力が問われる。それに………前の防衛任務みたいに嵐山なしでの状況だって今後また有り得る、と言うよりなるだろうな。彼奴…嵐山も野々村達を見習って一般受験で大学に入るつもりらしいって迅がぼやいていたのと、……【この先に待ち受けているサイアクの未来を回避する為にも、お前達にはそれなりの実力を有する必要がある】って聞いたから、俺がチェック役を買って出た訳だ。迅は嵐山の説得やら暗躍で忙しいからな〜(後、……今の内に恩を売るのは悪くないし)」
「……迅さんがそう言うなら何時かは遭遇してしまう未来、だとしても転送直後の旋空は流石に大人気ないと佐鳥は思いますよ?」
「あ〜、あれか?……あれはお前達を試すつもりじゃなくて"柚紀を怒らせる"のが目的で放った奴だ。結局は持ち前の瞬発力とサイドエフェクトで防がれちまったし、多少は怒っていたが目的は達成してないから失敗したけどな」
「…………はっ?……(ギュッ!)ナニ、ソレ?」
「((佐鳥、撃ちたい気持ちは分かるけど、少しだけ我慢しろ))彼女……柚紀さんを怒らせるのが目的?………何故そんな事をする必要があるんですか?感情の変化は精神に、…サイドエフェクトに影響を及ぼします。そして怒る事もどちらかと言いますと悲しみと同様の"負の感情"に位置付けされます。それも強力な…それこそ諸刃の剣と言うべき感情です。それを興味本位で引き出すのは(…ギュッ!)流石に看過出来ません。おれも、……佐鳥も」
自分達と戦う理由は納得した二人だが、初っ端に放った旋空の意図を聞いた際には……あの佐鳥の表情が真剣そのものとなり、纏う雰囲気が変化する。別に通常の任務は何時も真剣に取り組んでいるが何処か余裕を持っている感じな彼が、明らかに何時もと違う……かなり怒っていると察した時枝が"今佐鳥が撃ってしまえば、太刀川の狙いが分からなくなる"と思い内部通話で動きを抑えた上で確信に迫る為の問い掛けをする。これに対して「確信がねぇから確かめたいんだ」と先に告げた上で太刀川がこう告げる
「俺は"その姿を見た事ねぇ"から今だって半信半疑だ。だかな……諏訪さんを含んだ一部の隊員が【本気で怒った柚紀は見た目が劇的に変化する】って言いやがるんだよ。………目撃例がトリオン体時のみだから生身でも起きる原理なのかも不明だが、一定のトリオンを使った際に髪色が変わるのは生身でも柚紀は起きるから、丸っきり有り得ないとも嘘とも言い難い。…二人は見たくね?そんな柚紀の一面もさ。アイツだって喜怒哀楽はちゃんとあるんだからさ、一見の価値はあると思うぜ?(そう言う意味では姐さんの悲しそうな姿はあるが、……泣き顔は見た事ないな。いつの日か見れればいいな。…色んな意味で"なかせてみたい"し)」
「「………………」」
一部邪な思考はさておき、太刀川の言い分を聞いて"確かに"と思う二人。別に怒った柚紀を見た事ない訳ではないが、怒ると言うより常識の欠落が原因の呆れの感情からの文句を口にする感じであり、憎悪と言った激しい怒りを抱く彼女を見た事はない。……いや、"他人が…大切な人々が関われば別"なのだが少なくともその現場を二人は見た事がない。その片鱗は今日だけでチラホラ見たが、その時の表情を見れる位置には居なかった。一部の人間は【怒れば言実みたいになる】と話していたが真相は…………
- タタタタ、ドガーーン!!バババババババ -
「フブキ先輩!?二人を見つけました!!?」
「よしっ!!これでどうにか……って、ヤバッ!?追撃が来るっ!!?おい!!飛び道具持ち二人っ!!!後ろから来る出水先輩をどうにかしろっ!!!(ってか、佐鳥は兎も角時枝まで何呆けているんだよ!?一応戦闘中だろうが!!?こうなりゃ…)ユズっ!!号令っ!!!」
『(コクリ、すうぅーー……)……"スイッチ"!!?』