1.入隊前日の曲(156.
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〜ラボに戻り、各自別行動を始めた場面にて〜
- コンコン、ガチャ……ヒョコッ -
『言実さ〜ん、居ますか……って出水先輩と、…二宮さん??お二人が揃っているの珍しいですね。でもどうして???(コテン)』
「よっ、柚紀ちゃん。その姿……嵐山さん達に会ってきた帰りか?君って【用事のある部隊のエンブレム付きの服を着る】みたいな癖がいつの間にか付いちゃってるよな〜。後は【エンブレム付きの服を着ている歌姫は療養中の可能性があるから要注意】的な暗黙のルールが出来つつあるしさ!あ、俺達が居る理由は姐さん特製のトリガーに関する意見を求められたから来た所」
『……まぁ両方否定出来ませんね、更に【私が困っていたらフブキや諏訪さん若しくはエンブレムの部隊メンバーを呼びに行け】みたいな事も言われているって笹森くんから聞きました。東さんはスナイパー訓練室にいらっしゃるので場所によっては頼りにさせて頂いてますがね。後………言実さんお手製トリガーって、フリーズドライとシルバーブレットの事ですか?』
『あぁ。二つともその性能的にかなり汎用性があるが、一般隊員が扱うにはやはり問題点がかなりあるみたいだ。フリーズドライはコスパ的な観点から、シルバーブレットは玄人向け過ぎると言われてしまった。最近作ったモノで一番の出来は木虎の銃をスパイダーを本人の希望にそって改造した事であり…………アレも結局は個人のみの恩恵だな』
「…………俺個人の意見ですが、貴女の技術を戦闘員全員に浸透させる必要はないと思います。俺や出水に技術や戦略を教えるみたいに向こうから助力を求めない限りは……(チラッ)鶴ヶ峰を助ける為にその才能を使えば良いと。言実さんみたいな人が幹部に居るだけで俺達はかなり自由に動けていますから」
『…………………………そう、なのか?』
「ですです!!姐さんが色々上層部の言動に目を光らせてくれていなきゃ、俺達は下手したら"兵士扱い"になっていたかもって遠征中に冬島さんから聞きました。……別に命令を聞かないとか市民を守るのが嫌とか思っていませんが、………向こうの奴等って【国の為にその命を捧げよ】的な教育を受けています。だから俺は……『あ、あ、ぁ……ぃ、いや、その考え方、イヤッ!!?(ガタガタガタ……)』…エッ??…あ、そうだった!柚紀ちゃんはっ!」
『(コツコツ、…クイッ、ポンポン)大丈夫、大丈夫だ柚紀。出水達をそんな風に扱わせたりしない。……彼奴等と同じ末路は辿らせたりしない。だから、落ち着け(ポンポン、ポンポン)』
『……………………もう、大丈夫です。すみません言実さん。……お二人にもお見苦しい所をお見せしてしまって、すみません(ペコリ)』
『……なに気にするな、(ナデナデ)それより明日は入隊式が控えている。……少し奥の部屋で寝ていろ、帰る際に声を掛ける。(ナデナデ、スッ)時に柚紀、コチラになにか用があったのではないのか?』
『あ、えっと……差し入れに持っていった中華まん余ったので食べるかなと思いまして。……少し冷めていますがどうしますか?蒸し直しは出来ませんが電子レンジで温め直すのは出来ます、よね?』
『……少し空腹を感じていた所故に貰おう。………すまんが少し待ってくれ』
- -
-
〜隣部屋から中華まん入りセイロと安眠グッズを持参した柚紀がラボの仮眠室へ入り、レンジで温めをしているとSECOMが集結。アラート発動理由を出水が説明〜
「ふむ、……鶴ヶ峰の血が駄目な理由はそれが原因だろうから今回は仕方ないな。しかし、話を聞く度にその里の住人は本当に碌でもない者ばかりな印象を受ける。…………アイツがあの性格になったのも頷けるが逆に奇跡とも思えたりもする。…これはやはり静樹さんや母親の教育の賜物だな」
「つーかよー、柚紀を守って死んだ奴って若い奴中心だったんだろ?……親は反発しなかったのかよ?なぁつる姐〜」(←偶然ラボを訪れた太刀川)
『"それが当たり前な環境で幼い頃から育てば"、疑う事はほぼないだろうな。が、一部の者はその異質さに気づき自らの子にはそれを強要しなかった。………私の両親がそうだった【自分達含めて相手の言い分に素直に全て従う事は無い。自らの意志を持って行動をしろ】と言われて育った。…ま、その両親が事故で他界し、身元引受人となった親戚にソレ強要されたが、拒絶したせいで兄さんが里から連れ出すまでかなり劣悪な環境に身を置いていた。…………今思えば食に関して他者より疎いのは、これが原因なのだろうな』
「……………………アンタも野々村みたいに昔の苦労話を平然とした感じで話すよな〜。ソッチは気にしねぇだろうが聞く身にもなりやがれってんだ!!でもまぁ、ボーダーに関してはその心配はなさそうだから良いとしてだ……明日、大丈夫なのかアイツ」
『…………………………少し不安ではあるが、シロと冬島さんにバイタルチェックやサポートをリアルタイムで頼んである。それに嵐山隊が側に居るなら、不測の事態に陥らなさえいれば問題ない。が、……(コトン)念の為頼むぞ風間』
「了解しました。(スッ……モグモグモグ、ゴックン)……酢豚?」
「って、なに当たり前の様に食ってるんだよお前はっ!!?にしても、……酢豚を具材に使うとか面白い発想だな〜(スッ、モグモグ)……コレはカレーまんだな」
『柚紀曰く、【おにぎりとさほど変わらないからおかずとなる料理を入れても違和感ないだろう】らしい。後……酢豚が入っている中華まんの皮は"米粉"から作られているから、なおさら美味いのだろうな』
「へぇ〜、米粉ね〜。あるのは知ってますが中々食べる機会がないので、俺少し興味あります(…モグモグ)…トマトっぽいソースとチーズだから……ピザまんかなコレ?」
「(モグ、モグモグ)………林檎と、…ヨーグルトか?この妙な酸味は」
『林檎のコンポートにヨーグルトを加えたデザートまんの変わり種だ。柚紀はかなり甘いモノが好きでコンポートだけでも気にしないが、他はそうとも限らぬだろ?それで素材の味を活かしつつ甘さを控えめに出来るものを考えた結果、その形になったらしい。となると残りは"あんまん"か。……適当に誰が食ってくれ』
「じゃあ俺が!!?「(ベシッ!!)……でも貴女は空腹を感じていたのではないのですか?」……二宮、て〜め〜ぇ〜〜」
『………私は甘い物を極力控えておる、食べれない訳ではないが……体質的にあまり体が受け付けない故にな。(……クルッ)…少し様子を見てくる(コツコツコツ、キィー…バタン)』
「………………あ〜、そう言えばそんな風な事を聞いた記憶がある様な、無い様な。ま、残すのもアレだし太刀川食っていいぞー」
「(……モグモグ、ゴックン)……あの人でも苦手な食べ物あるんですね〜。柚紀は唐辛子とかの辛い系と熱々なのは駄目だってのは知ってるが……後、【お菓子に入る洋酒か炭酸】のどっちかがアウトなんで少し気にして下さい。因みに摂取したら酔っぱらいみたいになって幼児化します(モグモグ……)」
※この後、何故それを太刀川が知っているかを説明後戻ってきた言実により、結局どちら若しくは両方駄目なのかが判明し食す際は気にしようと心に決めるメンバーであった
- コンコン、ガチャ……ヒョコッ -
『言実さ〜ん、居ますか……って出水先輩と、…二宮さん??お二人が揃っているの珍しいですね。でもどうして???(コテン)』
「よっ、柚紀ちゃん。その姿……嵐山さん達に会ってきた帰りか?君って【用事のある部隊のエンブレム付きの服を着る】みたいな癖がいつの間にか付いちゃってるよな〜。後は【エンブレム付きの服を着ている歌姫は療養中の可能性があるから要注意】的な暗黙のルールが出来つつあるしさ!あ、俺達が居る理由は姐さん特製のトリガーに関する意見を求められたから来た所」
『……まぁ両方否定出来ませんね、更に【私が困っていたらフブキや諏訪さん若しくはエンブレムの部隊メンバーを呼びに行け】みたいな事も言われているって笹森くんから聞きました。東さんはスナイパー訓練室にいらっしゃるので場所によっては頼りにさせて頂いてますがね。後………言実さんお手製トリガーって、フリーズドライとシルバーブレットの事ですか?』
『あぁ。二つともその性能的にかなり汎用性があるが、一般隊員が扱うにはやはり問題点がかなりあるみたいだ。フリーズドライはコスパ的な観点から、シルバーブレットは玄人向け過ぎると言われてしまった。最近作ったモノで一番の出来は木虎の銃をスパイダーを本人の希望にそって改造した事であり…………アレも結局は個人のみの恩恵だな』
「…………俺個人の意見ですが、貴女の技術を戦闘員全員に浸透させる必要はないと思います。俺や出水に技術や戦略を教えるみたいに向こうから助力を求めない限りは……(チラッ)鶴ヶ峰を助ける為にその才能を使えば良いと。言実さんみたいな人が幹部に居るだけで俺達はかなり自由に動けていますから」
『…………………………そう、なのか?』
「ですです!!姐さんが色々上層部の言動に目を光らせてくれていなきゃ、俺達は下手したら"兵士扱い"になっていたかもって遠征中に冬島さんから聞きました。……別に命令を聞かないとか市民を守るのが嫌とか思っていませんが、………向こうの奴等って【国の為にその命を捧げよ】的な教育を受けています。だから俺は……『あ、あ、ぁ……ぃ、いや、その考え方、イヤッ!!?(ガタガタガタ……)』…エッ??…あ、そうだった!柚紀ちゃんはっ!」
『(コツコツ、…クイッ、ポンポン)大丈夫、大丈夫だ柚紀。出水達をそんな風に扱わせたりしない。……彼奴等と同じ末路は辿らせたりしない。だから、落ち着け(ポンポン、ポンポン)』
『……………………もう、大丈夫です。すみません言実さん。……お二人にもお見苦しい所をお見せしてしまって、すみません(ペコリ)』
『……なに気にするな、(ナデナデ)それより明日は入隊式が控えている。……少し奥の部屋で寝ていろ、帰る際に声を掛ける。(ナデナデ、スッ)時に柚紀、コチラになにか用があったのではないのか?』
『あ、えっと……差し入れに持っていった中華まん余ったので食べるかなと思いまして。……少し冷めていますがどうしますか?蒸し直しは出来ませんが電子レンジで温め直すのは出来ます、よね?』
『……少し空腹を感じていた所故に貰おう。………すまんが少し待ってくれ』
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〜隣部屋から中華まん入りセイロと安眠グッズを持参した柚紀がラボの仮眠室へ入り、レンジで温めをしているとSECOMが集結。アラート発動理由を出水が説明〜
「ふむ、……鶴ヶ峰の血が駄目な理由はそれが原因だろうから今回は仕方ないな。しかし、話を聞く度にその里の住人は本当に碌でもない者ばかりな印象を受ける。…………アイツがあの性格になったのも頷けるが逆に奇跡とも思えたりもする。…これはやはり静樹さんや母親の教育の賜物だな」
「つーかよー、柚紀を守って死んだ奴って若い奴中心だったんだろ?……親は反発しなかったのかよ?なぁつる姐〜」(←偶然ラボを訪れた太刀川)
『"それが当たり前な環境で幼い頃から育てば"、疑う事はほぼないだろうな。が、一部の者はその異質さに気づき自らの子にはそれを強要しなかった。………私の両親がそうだった【自分達含めて相手の言い分に素直に全て従う事は無い。自らの意志を持って行動をしろ】と言われて育った。…ま、その両親が事故で他界し、身元引受人となった親戚にソレ強要されたが、拒絶したせいで兄さんが里から連れ出すまでかなり劣悪な環境に身を置いていた。…………今思えば食に関して他者より疎いのは、これが原因なのだろうな』
「……………………アンタも野々村みたいに昔の苦労話を平然とした感じで話すよな〜。ソッチは気にしねぇだろうが聞く身にもなりやがれってんだ!!でもまぁ、ボーダーに関してはその心配はなさそうだから良いとしてだ……明日、大丈夫なのかアイツ」
『…………………………少し不安ではあるが、シロと冬島さんにバイタルチェックやサポートをリアルタイムで頼んである。それに嵐山隊が側に居るなら、不測の事態に陥らなさえいれば問題ない。が、……(コトン)念の為頼むぞ風間』
「了解しました。(スッ……モグモグモグ、ゴックン)……酢豚?」
「って、なに当たり前の様に食ってるんだよお前はっ!!?にしても、……酢豚を具材に使うとか面白い発想だな〜(スッ、モグモグ)……コレはカレーまんだな」
『柚紀曰く、【おにぎりとさほど変わらないからおかずとなる料理を入れても違和感ないだろう】らしい。後……酢豚が入っている中華まんの皮は"米粉"から作られているから、なおさら美味いのだろうな』
「へぇ〜、米粉ね〜。あるのは知ってますが中々食べる機会がないので、俺少し興味あります(…モグモグ)…トマトっぽいソースとチーズだから……ピザまんかなコレ?」
「(モグ、モグモグ)………林檎と、…ヨーグルトか?この妙な酸味は」
『林檎のコンポートにヨーグルトを加えたデザートまんの変わり種だ。柚紀はかなり甘いモノが好きでコンポートだけでも気にしないが、他はそうとも限らぬだろ?それで素材の味を活かしつつ甘さを控えめに出来るものを考えた結果、その形になったらしい。となると残りは"あんまん"か。……適当に誰が食ってくれ』
「じゃあ俺が!!?「(ベシッ!!)……でも貴女は空腹を感じていたのではないのですか?」……二宮、て〜め〜ぇ〜〜」
『………私は甘い物を極力控えておる、食べれない訳ではないが……体質的にあまり体が受け付けない故にな。(……クルッ)…少し様子を見てくる(コツコツコツ、キィー…バタン)』
「………………あ〜、そう言えばそんな風な事を聞いた記憶がある様な、無い様な。ま、残すのもアレだし太刀川食っていいぞー」
「(……モグモグ、ゴックン)……あの人でも苦手な食べ物あるんですね〜。柚紀は唐辛子とかの辛い系と熱々なのは駄目だってのは知ってるが……後、【お菓子に入る洋酒か炭酸】のどっちかがアウトなんで少し気にして下さい。因みに摂取したら酔っぱらいみたいになって幼児化します(モグモグ……)」
※この後、何故それを太刀川が知っているかを説明後戻ってきた言実により、結局どちら若しくは両方駄目なのかが判明し食す際は気にしようと心に決めるメンバーであった