13.夜警の曲(168.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
特別製の飴ちゃんのお陰で何とか睡魔から脱した柚紀を見て安堵したのも束の間、新たなゲートが開く。現れたのは通常と小型で動きの早い俊敏型であり苦労をしないと全員が思っていたのだが………
- ガガガ！！……ムクムクムクムク！！？ -
「あらら、コイツ等全員銃弾受けたら倒れるどころか成長しちゃったよ。……確か前に似た感じの敵、出てこなかったっけ？」
「兵隊蟻の事か？でも……(ザシュッ！……ツンツン)斬るのは問題なさそうだぜ？触手もないからアレとは別な感じだな(つーか、トリオン量多い奴ユズみたいに殆どが飛び道具使うポジション。もしかして……)対ガンナー・シューター対策の改造を施された奴等みたいだな。……ユズ、打つなよ！！？」
『(ザシュッ！)分かってるよフブキ！？❲ぁ、………マズい！他の区域にも同じ性質の敵が多数出現！！それも一つの区域にはアタッカーなし構成！このままじゃ！？❳！？………他の担当者が落ちても此処と同じく増援が見込めない状況には変わりない。だから…シロ！！？リンクと歌姫スタンバイ！！(キイィーン)』
(二宮隊)「！！？」
「ま、待てよユズっ！？お前、ナニをしようとしてるか分かってるのか？！！危険区域内の敵を集めるつもりだとしても、人手が不足している状態でサイドエフェクトを使うのは危険過ぎる！！！別に別区域の隊員を見捨てろとは言わねぇが、ある程度自力でどうにかするのを身に着けねぇと結局はソイツの為にもならねぇ！！それに飴でトリオン量を回復させているにしても、それだけの事をするだけのトリオン量は残ってねぇだろ？！後はだな、…つる姐や忍田さんなら担当隊員に一人は必ずアタッカーを配置する筈だ！無理に全部引き受ける必要はねぇ！！？無茶をすればお前だけじゃなくてシロだってヤバくなるんだぞ！？」
現場の状況とシロから齎された情報を聞いて"一番最善にして有効手段"を算出する柚紀は間髪入れずに準備に取り掛かり片目が赤くなりヘッドマイクが装着されたのを見て、フブキが待ったを掛ける。それは通話機能がないＣ級用トリオン体を使っている弊害と任務の重要性を分かった上で仲間を見殺しにするつもりもなく先を見据えたの発言にして、親友達の体調を心配する友の姿であった。その発言や表情を見聞きした柚紀(とリンクしたシロ)は"次のステップ"へ進む事に。その一歩として……
- パチン……キイィン -
「へっ？(ペタペタ)………コレ、ユズと同じヘッドマイクか？何で、俺にも？？」
『約束、したよね？"私が入隊してフブキに追い付いたら３人でチームを組む"って！で、私一人て歌えば少なくともこの戦闘用のトリオン体は安全考慮して【一曲完走した際、トリオン残量関わらず前線離脱させる】セーフティが発動してしまう。ま、コレは"チート過ぎる歌姫に課した枷"でもあるから仕方ないことだけどね』
「………………間違えでも、ユズの言葉を疑ったりはしねぇが、それじゃあ俺の問に対する答えになってねぇぞ。(コンコン)何で俺もコレを付ける必要、あるんだよ？」
「お〜い、お二人さ〜ん。話し合いは手短にしてくれない？早くしないと数が増える一方だし、シルバーブレットはコスパ悪くて二宮さんも乱発出来ないし辻ちゃんが過労死しちゃうよ〜」
「(ザザッ！？)……そう言う犬飼先輩は手を貸してくれないんですか？貴方もスコーピオン、セットしてますよね？」
既存の亜種に面倒な性能が追加されている以上、柚紀の…歌姫の出番と認知している二宮達は二人の会話を敵が邪魔をしない様に庇いつつ戦っているが、やはり何時もと勝手が違うらしく苦しい状況に。そしてうっすらと空が明るくなって来たのを見て、無意識に笑みを溢しながら柚紀はこう告げる
『全部じゃなくていいの。あの時みたいにさ、歌の手伝いをしてくれないかな？上手い下手は気にしない、気持ちさえ籠もっていれば自然とフブキのトリオンがそのマイクを通じて私のチカラになるから。後、……今から歌うのはフブキの好きな曲だから、前みたいに復習必要ナシ！私と……歌姫とチームを組むって事はつまりこう言う事になるけど、…覚悟ある？必要に応じては別の隊員に聞かれる事にもなるけど』
「…………(フッ)愚問だな。トリオン体で、尚且お前が居るなら誰かに苦情言われても平気ヘーキ！！そんな奴に恩恵を誰がくれてやるもんかよ！！？……シロ！お前も例え年上や上層部から能力向上申請やら合同任務が来ても、無闇に認証スンナよ？必ず忍田さんやつる姐の許可が降りたのを確認してからにしろ！！もし急を要する場合は……初見じゃなきゃなんとかなるか？ってな訳だから、…二宮隊のお三方は今日はご視聴会になるが勘弁してくれよ？」
『ご希望でしたら後日、正式に共闘の申し出をして下さい。じゃないと多方面から質問攻めに遭いますよ？二宮さんも、ね。……主に私達だけで敵を殲滅しますが、危なそうならフォローお願いします。(ペコリ……スーハー…)では、一曲…
お付き合い下さい！！』
「付き合ってもらうぜ！！」
お約束の言葉を二人揃えて発すれば、互いの武器を構えて敵を迎え撃つ体制を取る。それを邪魔しない様な位置まで三人が退避したのを確認して二人は歌い出す。その曲は……
- 夜明けや今の二人にピッタリなフレーズが入り、フブキが好む剣術・戦闘シーンがあり有名で人気なとあるマンガ・アニメの曲 -
「〜 独りでは 遠い明日を
夜明けのままで 越えそうで
ブツかっていきゃ コケる想いよ
今夜もまた すれ違い 〜」
- ガガガ！！……ムクムクムクムク！！？ -
「あらら、コイツ等全員銃弾受けたら倒れるどころか成長しちゃったよ。……確か前に似た感じの敵、出てこなかったっけ？」
「兵隊蟻の事か？でも……(ザシュッ！……ツンツン)斬るのは問題なさそうだぜ？触手もないからアレとは別な感じだな(つーか、トリオン量多い奴ユズみたいに殆どが飛び道具使うポジション。もしかして……)対ガンナー・シューター対策の改造を施された奴等みたいだな。……ユズ、打つなよ！！？」
『(ザシュッ！)分かってるよフブキ！？❲ぁ、………マズい！他の区域にも同じ性質の敵が多数出現！！それも一つの区域にはアタッカーなし構成！このままじゃ！？❳！？………他の担当者が落ちても此処と同じく増援が見込めない状況には変わりない。だから…シロ！！？リンクと歌姫スタンバイ！！(キイィーン)』
(二宮隊)「！！？」
「ま、待てよユズっ！？お前、ナニをしようとしてるか分かってるのか？！！危険区域内の敵を集めるつもりだとしても、人手が不足している状態でサイドエフェクトを使うのは危険過ぎる！！！別に別区域の隊員を見捨てろとは言わねぇが、ある程度自力でどうにかするのを身に着けねぇと結局はソイツの為にもならねぇ！！それに飴でトリオン量を回復させているにしても、それだけの事をするだけのトリオン量は残ってねぇだろ？！後はだな、…つる姐や忍田さんなら担当隊員に一人は必ずアタッカーを配置する筈だ！無理に全部引き受ける必要はねぇ！！？無茶をすればお前だけじゃなくてシロだってヤバくなるんだぞ！？」
現場の状況とシロから齎された情報を聞いて"一番最善にして有効手段"を算出する柚紀は間髪入れずに準備に取り掛かり片目が赤くなりヘッドマイクが装着されたのを見て、フブキが待ったを掛ける。それは通話機能がないＣ級用トリオン体を使っている弊害と任務の重要性を分かった上で仲間を見殺しにするつもりもなく先を見据えたの発言にして、親友達の体調を心配する友の姿であった。その発言や表情を見聞きした柚紀(とリンクしたシロ)は"次のステップ"へ進む事に。その一歩として……
- パチン……キイィン -
「へっ？(ペタペタ)………コレ、ユズと同じヘッドマイクか？何で、俺にも？？」
『約束、したよね？"私が入隊してフブキに追い付いたら３人でチームを組む"って！で、私一人て歌えば少なくともこの戦闘用のトリオン体は安全考慮して【一曲完走した際、トリオン残量関わらず前線離脱させる】セーフティが発動してしまう。ま、コレは"チート過ぎる歌姫に課した枷"でもあるから仕方ないことだけどね』
「………………間違えでも、ユズの言葉を疑ったりはしねぇが、それじゃあ俺の問に対する答えになってねぇぞ。(コンコン)何で俺もコレを付ける必要、あるんだよ？」
「お〜い、お二人さ〜ん。話し合いは手短にしてくれない？早くしないと数が増える一方だし、シルバーブレットはコスパ悪くて二宮さんも乱発出来ないし辻ちゃんが過労死しちゃうよ〜」
「(ザザッ！？)……そう言う犬飼先輩は手を貸してくれないんですか？貴方もスコーピオン、セットしてますよね？」
既存の亜種に面倒な性能が追加されている以上、柚紀の…歌姫の出番と認知している二宮達は二人の会話を敵が邪魔をしない様に庇いつつ戦っているが、やはり何時もと勝手が違うらしく苦しい状況に。そしてうっすらと空が明るくなって来たのを見て、無意識に笑みを溢しながら柚紀はこう告げる
『全部じゃなくていいの。あの時みたいにさ、歌の手伝いをしてくれないかな？上手い下手は気にしない、気持ちさえ籠もっていれば自然とフブキのトリオンがそのマイクを通じて私のチカラになるから。後、……今から歌うのはフブキの好きな曲だから、前みたいに復習必要ナシ！私と……歌姫とチームを組むって事はつまりこう言う事になるけど、…覚悟ある？必要に応じては別の隊員に聞かれる事にもなるけど』
「…………(フッ)愚問だな。トリオン体で、尚且お前が居るなら誰かに苦情言われても平気ヘーキ！！そんな奴に恩恵を誰がくれてやるもんかよ！！？……シロ！お前も例え年上や上層部から能力向上申請やら合同任務が来ても、無闇に認証スンナよ？必ず忍田さんやつる姐の許可が降りたのを確認してからにしろ！！もし急を要する場合は……初見じゃなきゃなんとかなるか？ってな訳だから、…二宮隊のお三方は今日はご視聴会になるが勘弁してくれよ？」
『ご希望でしたら後日、正式に共闘の申し出をして下さい。じゃないと多方面から質問攻めに遭いますよ？二宮さんも、ね。……主に私達だけで敵を殲滅しますが、危なそうならフォローお願いします。(ペコリ……スーハー…)では、一曲…
お付き合い下さい！！』
「付き合ってもらうぜ！！」
お約束の言葉を二人揃えて発すれば、互いの武器を構えて敵を迎え撃つ体制を取る。それを邪魔しない様な位置まで三人が退避したのを確認して二人は歌い出す。その曲は……
- 夜明けや今の二人にピッタリなフレーズが入り、フブキが好む剣術・戦闘シーンがあり有名で人気なとあるマンガ・アニメの曲 -
「〜 独りでは 遠い明日を
夜明けのままで 越えそうで
ブツかっていきゃ コケる想いよ
今夜もまた すれ違い 〜」
