13.夜警の曲(168.
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時折ゲートが開き敵が現れたりしたが、比較的平和で穏やかな時間を過ごしている一行だが………
- ………パチパチ、グシグシ……フワァ〜〜 -
「ん???あれ?もしかして姪っ子ちゃん、お眠な感じ?でもトリオン体って睡眠取らなくても平気な筈だよ?」
『えっと、ですね。………私、トリオン量減ると、睡眠と空腹を訴えるんですが、…ご飯、さっき食べたから、体が…睡眠によるトリオン節約?若しくは……集中生産を、求めているんです。……………あれ?作られてる、よね?(ウトウト、フワァ〜)にゅぅ〜〜、眠ちゃい』
「(ゴソゴソ、スッ)…………確かに餓鬼なら寝ている時間だが今は任務中だ。どうにか出来ないのか?」
『ん〜〜(ペタン)………補給、出来れば、多少は何とか。でも、皆さんからは貰えない。任務に、支障が出ちゃう。だから、……無闇に、触ったら、駄目ですからね?(フラ〜フラ〜フラ〜)』
外でのトリオン体持続は出量を制御していてもやはり難しいらしく、トリオン減少による睡魔に柚紀は襲われていた。その場に座り込み船を漕ぐ彼女が倒れないか影響を及ぼさない犬飼が側で見守り、減少時に触れたらどうなるかを知っているフブキはシロに状況を確認中で、辻はどうすれば良いかとアタフタ。そんな中、二宮がフブキのシルバーブレット(インカムバージョン)を見て何かを思いつく
「野々村、少しそのインカム………シルバーブレットを貸せ。…試してみたい事がある」
「へっ?……まぁ構いませんが(……スッ)ナニをする気ですか?コレを使っても今のユズの症状改善には繋がらないと思いますよ?」
「かも知れないが、……あの人がコレについて面白い事を言っていた。それを試して上手く行けば、………コイツの睡魔もどうにか出来る筈だ」
突然の申し出に戸惑いつつも、言われた通りにするフブキ。インカムを受け取り装着はしないが握り締め、もう片手を掲げればトリオン弾を生成。だが明らかに何時ものとは異なり……
「弾が、かなり小さいですね。これがフリーズドライならまだ"冷たくするのにトリオンを割くから"分かりますが……」
「…………野々村、辻。今からコレを敵の残骸に当てる。それにより生成されたモノを地面に落ちる前にキャッチしろ。(スィ……フワフワフワ…)それが鶴ヶ峰の眠気覚ましになる筈だ」
- カツン、パアァーーー……シュウゥ… -
「っと!(パシッ!!)ふぅ〜危ねぇ危ねぇ!!ってか……(フリフリ)…………何で鈴じゃねぇんだ?シルバーブレットに被弾したモノは金銀何れかの鈴になる筈じゃないのか?これは……真っ白い球体だな。丁度飴サイズの……どう言う仕組み何だよ??」
「……鈴になるのは鶴ヶ峰や言実さんが使用した時や"そうなる様に事前カスタムしたモノ"だけで、大半はこうなる。そして……【トリオン体限定の非常食】を視野に入れて開発されたモノでもあると製作者は言っていた。……その気になれば味覚すら遮断出来るのと純トリオン製のコレなら一つでかなりのトリオン量回復が見込める。味に関しては"トリガー使用者の想像力や素材次第"と言ってもいた。……通常は銀、亜種は金になる法則は変わらないらしいから【白は牛乳、黄金色は蜂蜜】をイメージした。………試しに食べてみろ」
半信半疑だが、情報提供者にして作者はあの言実である事からも信憑性はあると判断した二人は恐る恐る手に持っていた球体を口にする。すると「あ、確かにミルク味の…飴みたいな感じだな」「コッチも、……蜂蜜の味がします」と味にも問題なく、食べ終えた後も特に後遺症を感じていないのを確認すれば、更に何個か生成して柚紀に摂取させる様に犬飼が指示。が、フブキが待ったを掛ける
「食わせるのは良いが"それの原材料が何か"がバレたら、多分ユズは口にしねぇ。………そりゃあ生きる為には色んなのを食うのが自然の摂理だが、敵を喰らうのは……多分生理的に受け付けねぇだろうな。例え加工が施されても、だ」
「あ〜……小さな子が見た目や匂いで嫌いな食べ物だって分かったら口にしないアレと同じ原理な訳だね。じゃあ【当真に言われてのど飴を常備していた】って事にするよ。ほら、去年理由はかなり特殊なケースだったけど喉潰して声出なかったでしょ?その再発防止的な??何はともあれ……(……ゴソゴソ、スッ)姪っ子ちゃ〜ん、お菓子は流石にないけど飴ちゃんならあるよ〜。これで我慢出来る?」
『(ウトウト…)飴、ちゃん?……お味は??』
「ん〜っとねぇ〜、……ミルクと蜂蜜だよ?どっちが食べたい?」
『……はちみつ、食べた。…………お砂糖代わりに、よく使う位、好きだから(…パカッ)』
普段ならフブキと犬飼の会話を聞き逃したりしない柚紀だが、睡魔と戦っているせいでそれ所でなく疑いもせず素直に口を開けて入れてくれるのを待つ。それが可笑しくて笑いを漏らすが『せんぱぁ〜い、あめちゃん、くださいよぉ〜!!(パタパタパタ)』と可愛らしい駄々を捏ねる姿に「ハイハイ」と餌付けする姿を無言・無音設定をした二宮が写真に納める。それに気づいたフブキが睨みつければ「……知らない奴に見せるつもりはない」と最低限のマナーを守ると公言。対して「嘘付けば陽菜さん経由でつる姐にバレるのを覚悟しろよ?後、……一応敬語は心掛けるが、ユズが絡む内容の時まで取り繕う余裕がない。そこは先に断らせて貰う」とこちらもあらかじめ宣言をすれば互いに納得したご様子。そんな微妙な雰囲気とのどかな雰囲気の板挟みになっている辻が不憫でしかないと、こっそり状況を盗み聞きしていたシロは思うのであった
- ………パチパチ、グシグシ……フワァ〜〜 -
「ん???あれ?もしかして姪っ子ちゃん、お眠な感じ?でもトリオン体って睡眠取らなくても平気な筈だよ?」
『えっと、ですね。………私、トリオン量減ると、睡眠と空腹を訴えるんですが、…ご飯、さっき食べたから、体が…睡眠によるトリオン節約?若しくは……集中生産を、求めているんです。……………あれ?作られてる、よね?(ウトウト、フワァ〜)にゅぅ〜〜、眠ちゃい』
「(ゴソゴソ、スッ)…………確かに餓鬼なら寝ている時間だが今は任務中だ。どうにか出来ないのか?」
『ん〜〜(ペタン)………補給、出来れば、多少は何とか。でも、皆さんからは貰えない。任務に、支障が出ちゃう。だから、……無闇に、触ったら、駄目ですからね?(フラ〜フラ〜フラ〜)』
外でのトリオン体持続は出量を制御していてもやはり難しいらしく、トリオン減少による睡魔に柚紀は襲われていた。その場に座り込み船を漕ぐ彼女が倒れないか影響を及ぼさない犬飼が側で見守り、減少時に触れたらどうなるかを知っているフブキはシロに状況を確認中で、辻はどうすれば良いかとアタフタ。そんな中、二宮がフブキのシルバーブレット(インカムバージョン)を見て何かを思いつく
「野々村、少しそのインカム………シルバーブレットを貸せ。…試してみたい事がある」
「へっ?……まぁ構いませんが(……スッ)ナニをする気ですか?コレを使っても今のユズの症状改善には繋がらないと思いますよ?」
「かも知れないが、……あの人がコレについて面白い事を言っていた。それを試して上手く行けば、………コイツの睡魔もどうにか出来る筈だ」
突然の申し出に戸惑いつつも、言われた通りにするフブキ。インカムを受け取り装着はしないが握り締め、もう片手を掲げればトリオン弾を生成。だが明らかに何時ものとは異なり……
「弾が、かなり小さいですね。これがフリーズドライならまだ"冷たくするのにトリオンを割くから"分かりますが……」
「…………野々村、辻。今からコレを敵の残骸に当てる。それにより生成されたモノを地面に落ちる前にキャッチしろ。(スィ……フワフワフワ…)それが鶴ヶ峰の眠気覚ましになる筈だ」
- カツン、パアァーーー……シュウゥ… -
「っと!(パシッ!!)ふぅ〜危ねぇ危ねぇ!!ってか……(フリフリ)…………何で鈴じゃねぇんだ?シルバーブレットに被弾したモノは金銀何れかの鈴になる筈じゃないのか?これは……真っ白い球体だな。丁度飴サイズの……どう言う仕組み何だよ??」
「……鈴になるのは鶴ヶ峰や言実さんが使用した時や"そうなる様に事前カスタムしたモノ"だけで、大半はこうなる。そして……【トリオン体限定の非常食】を視野に入れて開発されたモノでもあると製作者は言っていた。……その気になれば味覚すら遮断出来るのと純トリオン製のコレなら一つでかなりのトリオン量回復が見込める。味に関しては"トリガー使用者の想像力や素材次第"と言ってもいた。……通常は銀、亜種は金になる法則は変わらないらしいから【白は牛乳、黄金色は蜂蜜】をイメージした。………試しに食べてみろ」
半信半疑だが、情報提供者にして作者はあの言実である事からも信憑性はあると判断した二人は恐る恐る手に持っていた球体を口にする。すると「あ、確かにミルク味の…飴みたいな感じだな」「コッチも、……蜂蜜の味がします」と味にも問題なく、食べ終えた後も特に後遺症を感じていないのを確認すれば、更に何個か生成して柚紀に摂取させる様に犬飼が指示。が、フブキが待ったを掛ける
「食わせるのは良いが"それの原材料が何か"がバレたら、多分ユズは口にしねぇ。………そりゃあ生きる為には色んなのを食うのが自然の摂理だが、敵を喰らうのは……多分生理的に受け付けねぇだろうな。例え加工が施されても、だ」
「あ〜……小さな子が見た目や匂いで嫌いな食べ物だって分かったら口にしないアレと同じ原理な訳だね。じゃあ【当真に言われてのど飴を常備していた】って事にするよ。ほら、去年理由はかなり特殊なケースだったけど喉潰して声出なかったでしょ?その再発防止的な??何はともあれ……(……ゴソゴソ、スッ)姪っ子ちゃ〜ん、お菓子は流石にないけど飴ちゃんならあるよ〜。これで我慢出来る?」
『(ウトウト…)飴、ちゃん?……お味は??』
「ん〜っとねぇ〜、……ミルクと蜂蜜だよ?どっちが食べたい?」
『……はちみつ、食べた。…………お砂糖代わりに、よく使う位、好きだから(…パカッ)』
普段ならフブキと犬飼の会話を聞き逃したりしない柚紀だが、睡魔と戦っているせいでそれ所でなく疑いもせず素直に口を開けて入れてくれるのを待つ。それが可笑しくて笑いを漏らすが『せんぱぁ〜い、あめちゃん、くださいよぉ〜!!(パタパタパタ)』と可愛らしい駄々を捏ねる姿に「ハイハイ」と餌付けする姿を無言・無音設定をした二宮が写真に納める。それに気づいたフブキが睨みつければ「……知らない奴に見せるつもりはない」と最低限のマナーを守ると公言。対して「嘘付けば陽菜さん経由でつる姐にバレるのを覚悟しろよ?後、……一応敬語は心掛けるが、ユズが絡む内容の時まで取り繕う余裕がない。そこは先に断らせて貰う」とこちらもあらかじめ宣言をすれば互いに納得したご様子。そんな微妙な雰囲気とのどかな雰囲気の板挟みになっている辻が不憫でしかないと、こっそり状況を盗み聞きしていたシロは思うのであった