11.総稽古の曲(166.
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作戦室に辿り着けば仁礼に出迎えられ、珍しく可愛い格好をしている柚紀を見れば写メを希望。が、「テメェの目は節穴か?……先ずは顔色戻すのが先決だ」と隊長らしい事を言う影浦をマジマジと見つつ「確かに今の状態では撮れないね〜、……よし!柚紀ちゃんは特別にコタツに入れてあげる!!温まるよ〜」と自分のスペースに招き入れる。そのコタツが持つ魔性とも言えるあの独特の効果が働き、徐々に顔色が良くなってきた柚紀にお茶を二人分北添が用意すれば、持ち主である柚紀に断った上でクッキーが入っている入れ物を開き中身を確認(第二部でも同じ入れ物を使用しています)
「お〜!!クッキーだ〜!!?チョコチップに、市松模様に、……シンプルなのとココアを練り込んだ生地を型取りした奴もある!?………食べて大丈夫?」
『は、ハイ。……味見はしたので問題ない、筈ですし、その……………任務後ってやっぱり疲労を誰でも感じるものだって皆さんから話を聞いていますから、…少しでも疲労回復に役立てばと思いまして、はい』
「えっ?!もしかしなくても柚紀ちゃんの手作りかっ?!アタシも食べる!!?ゾエ、全部食べたら承知しないからなっ!?(スクッ、パタパタパタ…)」
仲良くクッキーを食べているオトを聞いてホッとする柚紀はコタツの温もりを目を閉じて堪能し、ウトウトし始める。そして居眠りしそうになったが、頭を撫でられる感覚で意識が浮上、ソチラを見れば
『んっ、……カゲ、センパ……クッキー、……要らなかった、………ですか?』
「けっ!?亜種も出ねぇ任務じゃ歯応えもねぇからあの位でへばったりしねぇよ俺は。………ゾエはガンナーでトリオンの浪費が激しいし、ヒカリだってオペレーターとして責務もだが俺達の代わりに色々戦略を考えてやがる。ユズルに関しては……お前を守った褒美だな。…………あんな所で待たせず此処に来れば良かっただろ?ヒカリなら歓迎して室内に招き入れただろうに」
『ん〜、……この、姿で一人、歩くのは、嫌だった。………絶対に、絡まれるって、分かってたから。でも、……脱ぐのが、換装を解くのが、名残惜しくて………だから、アソコで、待ってました。……………ゴメンナサイ』
「(ナデナデ)………その感覚は男の俺には分からねぇが、お前がそうしたいならすれば良い。だが次からは誰かの側に居ろ。この時間帯なら知り合いの一人や二人、必ず基地に居るだろう。居なくても…………当真に連絡すれば一発だろうさ。(ナデナデ)お前に対して普段はどんな風にしてるかは知らねぇが、結構気に掛けてるからな彼奴なりに、な。…………………そう言えば少し前に"サイドエフェクトに関する悩み"を野々村経由で聞いたが、今はどうなったんだ?」
隣に座った影浦と会話をしていると話題がサイドエフェクト関連となり、真面目に話さなくてはと軽く頬を叩いて意識を浮上させる。そしてうっすら汗を掻いているのに目敏く気付けば「ゾエ、冷蔵庫にあるペットボトル寄越せ」と指示。するとミネラルウォーターのペットボトルを"二本"持ってきた北添が「うん、顔色良くなったね!」と嬉しそうに話す。そして少し行儀が悪くなると思いつつコタツから足を出して水分補給していれば仁礼も絵馬も合流。(上機嫌ではあるが、男子三人には"コタツに足を入れるなよ!?"と条件の元、仁礼専用の空間に居るのを許可)改めて今の状況を語る
『ちょっとズルになりますが、トリオン体に改造を施して"使用出来るトリオン量を三段階に切り替えれる様にしました"。で、その都度の状況に応じて枷を外す感じですね。一応どの状態でもサイドエフェクトは使えますが、精度や持続時間に差があります。………かなりトリオン使いますからアレ』
「ん〜………つまりは浪費が激しいけど威力は抜群なトリガーの一種って考えるのが一番ピンと来そうだよね柚紀ちゃんのサイドエフェクトって!?多分内容次第で消費量変わりそうだけど、それすら任意で決めなきゃいけない点やそれを戦闘時に常に気にするとか、流石に無理だよ。これは補助があっても仕方ないとゾエさんは思うよ??」
「(ナデナデ)……………俺みたいに対処法があるならまだしも、お前の場合はかなり特殊だ。日夜努力してるんだろうけど、万が一制御に失敗すれば周囲に多大な影響が出るのは既に実証済み。……生身でもだが、戦闘時でも同じだ。(ナデナデ)被害を受けた事のねぇ他人の戯言は聞き流せ、文句を言う奴が居たら………(ニヤリ)体験させてやれば良い、あの体が重くなる現象をな」
『えっと、……私が不安定になるとそんな現象が起こるとは聞いてますが………流石に意図的に起こすのは難しいかと。と言うよりやったら…………………言実さんに怒られるから嫌です!(プイッ)』
自分に言い返せている柚紀を見て「お前もあの人は怖いか、そうか!」と逆に上機嫌になる影浦。……柚紀含め何故そうなるのか分からないメンバーの中で唯一、彼の心理を見抜いている北添はただ暖かく見守るのみである
「お〜!!クッキーだ〜!!?チョコチップに、市松模様に、……シンプルなのとココアを練り込んだ生地を型取りした奴もある!?………食べて大丈夫?」
『は、ハイ。……味見はしたので問題ない、筈ですし、その……………任務後ってやっぱり疲労を誰でも感じるものだって皆さんから話を聞いていますから、…少しでも疲労回復に役立てばと思いまして、はい』
「えっ?!もしかしなくても柚紀ちゃんの手作りかっ?!アタシも食べる!!?ゾエ、全部食べたら承知しないからなっ!?(スクッ、パタパタパタ…)」
仲良くクッキーを食べているオトを聞いてホッとする柚紀はコタツの温もりを目を閉じて堪能し、ウトウトし始める。そして居眠りしそうになったが、頭を撫でられる感覚で意識が浮上、ソチラを見れば
『んっ、……カゲ、センパ……クッキー、……要らなかった、………ですか?』
「けっ!?亜種も出ねぇ任務じゃ歯応えもねぇからあの位でへばったりしねぇよ俺は。………ゾエはガンナーでトリオンの浪費が激しいし、ヒカリだってオペレーターとして責務もだが俺達の代わりに色々戦略を考えてやがる。ユズルに関しては……お前を守った褒美だな。…………あんな所で待たせず此処に来れば良かっただろ?ヒカリなら歓迎して室内に招き入れただろうに」
『ん〜、……この、姿で一人、歩くのは、嫌だった。………絶対に、絡まれるって、分かってたから。でも、……脱ぐのが、換装を解くのが、名残惜しくて………だから、アソコで、待ってました。……………ゴメンナサイ』
「(ナデナデ)………その感覚は男の俺には分からねぇが、お前がそうしたいならすれば良い。だが次からは誰かの側に居ろ。この時間帯なら知り合いの一人や二人、必ず基地に居るだろう。居なくても…………当真に連絡すれば一発だろうさ。(ナデナデ)お前に対して普段はどんな風にしてるかは知らねぇが、結構気に掛けてるからな彼奴なりに、な。…………………そう言えば少し前に"サイドエフェクトに関する悩み"を野々村経由で聞いたが、今はどうなったんだ?」
隣に座った影浦と会話をしていると話題がサイドエフェクト関連となり、真面目に話さなくてはと軽く頬を叩いて意識を浮上させる。そしてうっすら汗を掻いているのに目敏く気付けば「ゾエ、冷蔵庫にあるペットボトル寄越せ」と指示。するとミネラルウォーターのペットボトルを"二本"持ってきた北添が「うん、顔色良くなったね!」と嬉しそうに話す。そして少し行儀が悪くなると思いつつコタツから足を出して水分補給していれば仁礼も絵馬も合流。(上機嫌ではあるが、男子三人には"コタツに足を入れるなよ!?"と条件の元、仁礼専用の空間に居るのを許可)改めて今の状況を語る
『ちょっとズルになりますが、トリオン体に改造を施して"使用出来るトリオン量を三段階に切り替えれる様にしました"。で、その都度の状況に応じて枷を外す感じですね。一応どの状態でもサイドエフェクトは使えますが、精度や持続時間に差があります。………かなりトリオン使いますからアレ』
「ん〜………つまりは浪費が激しいけど威力は抜群なトリガーの一種って考えるのが一番ピンと来そうだよね柚紀ちゃんのサイドエフェクトって!?多分内容次第で消費量変わりそうだけど、それすら任意で決めなきゃいけない点やそれを戦闘時に常に気にするとか、流石に無理だよ。これは補助があっても仕方ないとゾエさんは思うよ??」
「(ナデナデ)……………俺みたいに対処法があるならまだしも、お前の場合はかなり特殊だ。日夜努力してるんだろうけど、万が一制御に失敗すれば周囲に多大な影響が出るのは既に実証済み。……生身でもだが、戦闘時でも同じだ。(ナデナデ)被害を受けた事のねぇ他人の戯言は聞き流せ、文句を言う奴が居たら………(ニヤリ)体験させてやれば良い、あの体が重くなる現象をな」
『えっと、……私が不安定になるとそんな現象が起こるとは聞いてますが………流石に意図的に起こすのは難しいかと。と言うよりやったら…………………言実さんに怒られるから嫌です!(プイッ)』
自分に言い返せている柚紀を見て「お前もあの人は怖いか、そうか!」と逆に上機嫌になる影浦。……柚紀含め何故そうなるのか分からないメンバーの中で唯一、彼の心理を見抜いている北添はただ暖かく見守るのみである