9.初任務の曲(164.
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そんな木虎や佐鳥、シロとフブキのやり取りを聞いて苦笑いを浮かべる柚紀と、今回の注意事項を改めて頭の中で整理する時枝。そんな事をしていれば、いつも通り……と言って良いかは不明だがゲートが開き敵が現れたのを認識した次の瞬間
- ババババ……ズドーン! -
「……………………へっ?今、撃ったのって木虎?」
「いえ違います。と言うより私達は極力手を出さないと決めたのは佐鳥先輩達ですよ?それに……私の背後から弾が撃ち出された訳では無いので時枝先輩でもない以上、消去法で………」
「柚紀さんなのは分かるけど、トリオン弾生成してないよね?どうやって攻撃したのさ?」
『よしっ!!クイックがちゃんと決まった!!?……あ、えっと…二宮さんにリベンジする為にランク戦見直してたら少量の弾数なら弾を生成せずに攻撃してた場面があったので、コッソリ練習…イメトレしてました』
❲でも、アレって実際は時間差撃ちしただけだけどね〜。でもガンナーもシューターも同じ弾トリガーを使っているからイメトレさえすればユズちゃんには出来ちゃうみたい。あの時は丁度弓場さんのROMも見てたから、軽く混在しちゃってる感じかな?❳
認識違いが今回は良い意味で発揮され、最小限の弾数で敵を撃破するのに成功して柚紀は上機嫌。シューターの性質上"無駄撃ち"が多いのは仕方ないと分かってはいるが気がしていた柚紀、ならばガンナーの方が向いている感じもするが"状況に応じて独自の合成弾を編み出す"彼女の気質を考えると……やはりシューターの方が向いているのだ
一先ず下手にセーブし過ぎると逆に負担となるとシロに言われ"複数敵が現れたら柚紀、単体なら主にフブキが始末する"と即興で取り決めを追加。……柚紀はスコーピオンを使う気満々だったが、一人で全ての敵を倒していたら絶対にトリオン切れになると全員に指摘される。その可能性くらい本人も自覚があるらしく、言実に許可を貰って上で対策法を披露。それは
- カサカサ、…パクッ!モゴモゴ…ゴックン! -
『うん!!ちょっとはしたないけど、美味しいし元気になるな〜。後、気分も一定数値保てる感じする!』
「そりゃあ"甘いもん食えば"女子は大体機嫌が良くなるしユズだと更に効果覿面なのは見てわかるが、……何食ってるんだ?」
『えっと、チアシードやピスタチオを使った棒型のお菓子を一口サイズにした奴だよ!味はチョコレート!!……少量で高カロリーなモノを組み合わせられた携帯食は無いかな〜って探してたら、陽菜さんが教えてくれたんだ〜!!!』
「………効率厨な陽菜さんらしいかも。ってか、その腰のやつ…もしかして携帯食収納も視野に入れてたりしたのか?」
『ん?うぅん(フルフル)これは迅さんのアイディアだよ?やっぱり私は皆みたいに飲まず食わずで防衛任務を完遂する未来は視えないらしくて【こうなれば敵が居ない時に栄養補給するしかない】って言実さんに意見してたの。(モグモグ)……仕方ないって分かってはいるけど、やっぱり凹むよ。皆と私は何処か違うんだって言う事実を突き付けられてさ』
何時ゲートが開くか分からない緊張感や、戦闘時に発せられているであろうアドレナリン等の影響は他のメンバーも同様だろうが、柚紀の場合は体質の影響で通常よりトリオンの放出や消費が激しいらしい。かと言って抑制させて良いものかと言われても専門的知識のない学生達は判断出来ず、大人で物知りな言実が摂取行為を許可したのなら……この位しか手がないのだと察する
そんな意気消沈した柚紀に佐鳥が「ソレ、美味しいの?佐鳥にも頂戴!!」と声を掛けて意識を反らせれば周囲の警戒を時枝が引き継ぎ、フブキと木虎はゲートに備える。…………だが忘れていた事があったのだ。柚紀が現場に出て来ているなら必然的に…
❲あっ、……土竜接近中です!!気を付けて!それとレーダーではソイツにピッタリ何かが追随してるみたいだけど………市河ちゃん、分かる?❳
❲トリオン兵、個別認証開始!(カタカタカタカタカタカタカタカタ……)結果出ました!!俊敏型です!それもかなりの数が来ます!!?❳
「土竜と俊敏のダブルかよっ!?(スチャッ)ソコ!!イチャついてねぇで戦闘態勢っ!?土竜は嵐山隊三人で狩れ!?俺とユズで俊敏含めた後続を潰すっ!!?異議はないよなっ!?」
『(ゴックン!)り、了解っ!!?』
「……………地味に咄嗟の判断力はおれ達より野々村の方が、良かったりするのかも(スチャッ)」
「(キイィーン)かもね、トリオン兵との戦闘経験は佐鳥達が上だけど"ランク戦含めたトータルの戦闘経験"なら……多分風音ちゃんに軍配が上がりそう」
そんな事を話していると地中から土竜が現れ、打ち合わせ通りに柚紀は空中に退避。それを狙って伸ばされた触手二本を佐鳥が、足止め狙いで木虎がスパイダーを放ち動きを制限して時枝が弱点を攻撃して撃破。土竜が出て来た穴からは俊敏型を始めとした後続が現れると……
『(数が多いし、……やっぱりヘイトは佐鳥くんに集まっている。ならば…)シロ!リンク要請!!イケる?』
❲(カタカタカタカタカタカタカタカタ…)準備OKだよ!……『共鳴 スタート!』(キイィーン)……で、ご注文は?❳
『(…パチリ)可能な限り俊敏型をロック!……ハウンドで一掃するから!!』
❲了解!!(カタカタカタカタカタカタカタカタ、カタカタカタカタカタカタカタカタ…ダン!)弾数分のロックオン完了!何時でもどうぞ!!❳
『(キイィーン)……誘導弾 !!?』
シロとリンクした事により片目が赤くなり、本来不可能な複数目標指定を可能とし一気に俊敏型を一掃する。目の変化に戸惑う木虎に時枝が手短で簡潔に現象理由を語る傍らで"土竜は柚紀を捕らえることに固執している"と感じる。それは佐鳥も同様である中「亜種が出るとやっぱり主導権は柚紀が握っちゃうよね〜」❲そうね、でも隙も生じやすくなるからそこをカバーするのが私達の役目かな?……久し振りに柚紀ちゃんが現場に出た影響か、続々と土竜化する個体が出ているみたい。気を付けて❳と綾辻と情報共有する佐鳥は"コレ、自分と彼女がヘイトを集めた方が楽かも"と考えつつ自分もお役目に勤しむ事に。サボればもれなく三人に怒られるのは確定事項なので
- ババババ……ズドーン! -
「……………………へっ?今、撃ったのって木虎?」
「いえ違います。と言うより私達は極力手を出さないと決めたのは佐鳥先輩達ですよ?それに……私の背後から弾が撃ち出された訳では無いので時枝先輩でもない以上、消去法で………」
「柚紀さんなのは分かるけど、トリオン弾生成してないよね?どうやって攻撃したのさ?」
『よしっ!!クイックがちゃんと決まった!!?……あ、えっと…二宮さんにリベンジする為にランク戦見直してたら少量の弾数なら弾を生成せずに攻撃してた場面があったので、コッソリ練習…イメトレしてました』
❲でも、アレって実際は時間差撃ちしただけだけどね〜。でもガンナーもシューターも同じ弾トリガーを使っているからイメトレさえすればユズちゃんには出来ちゃうみたい。あの時は丁度弓場さんのROMも見てたから、軽く混在しちゃってる感じかな?❳
認識違いが今回は良い意味で発揮され、最小限の弾数で敵を撃破するのに成功して柚紀は上機嫌。シューターの性質上"無駄撃ち"が多いのは仕方ないと分かってはいるが気がしていた柚紀、ならばガンナーの方が向いている感じもするが"状況に応じて独自の合成弾を編み出す"彼女の気質を考えると……やはりシューターの方が向いているのだ
一先ず下手にセーブし過ぎると逆に負担となるとシロに言われ"複数敵が現れたら柚紀、単体なら主にフブキが始末する"と即興で取り決めを追加。……柚紀はスコーピオンを使う気満々だったが、一人で全ての敵を倒していたら絶対にトリオン切れになると全員に指摘される。その可能性くらい本人も自覚があるらしく、言実に許可を貰って上で対策法を披露。それは
- カサカサ、…パクッ!モゴモゴ…ゴックン! -
『うん!!ちょっとはしたないけど、美味しいし元気になるな〜。後、気分も一定数値保てる感じする!』
「そりゃあ"甘いもん食えば"女子は大体機嫌が良くなるしユズだと更に効果覿面なのは見てわかるが、……何食ってるんだ?」
『えっと、チアシードやピスタチオを使った棒型のお菓子を一口サイズにした奴だよ!味はチョコレート!!……少量で高カロリーなモノを組み合わせられた携帯食は無いかな〜って探してたら、陽菜さんが教えてくれたんだ〜!!!』
「………効率厨な陽菜さんらしいかも。ってか、その腰のやつ…もしかして携帯食収納も視野に入れてたりしたのか?」
『ん?うぅん(フルフル)これは迅さんのアイディアだよ?やっぱり私は皆みたいに飲まず食わずで防衛任務を完遂する未来は視えないらしくて【こうなれば敵が居ない時に栄養補給するしかない】って言実さんに意見してたの。(モグモグ)……仕方ないって分かってはいるけど、やっぱり凹むよ。皆と私は何処か違うんだって言う事実を突き付けられてさ』
何時ゲートが開くか分からない緊張感や、戦闘時に発せられているであろうアドレナリン等の影響は他のメンバーも同様だろうが、柚紀の場合は体質の影響で通常よりトリオンの放出や消費が激しいらしい。かと言って抑制させて良いものかと言われても専門的知識のない学生達は判断出来ず、大人で物知りな言実が摂取行為を許可したのなら……この位しか手がないのだと察する
そんな意気消沈した柚紀に佐鳥が「ソレ、美味しいの?佐鳥にも頂戴!!」と声を掛けて意識を反らせれば周囲の警戒を時枝が引き継ぎ、フブキと木虎はゲートに備える。…………だが忘れていた事があったのだ。柚紀が現場に出て来ているなら必然的に…
❲あっ、……土竜接近中です!!気を付けて!それとレーダーではソイツにピッタリ何かが追随してるみたいだけど………市河ちゃん、分かる?❳
❲トリオン兵、個別認証開始!(カタカタカタカタカタカタカタカタ……)結果出ました!!俊敏型です!それもかなりの数が来ます!!?❳
「土竜と俊敏のダブルかよっ!?(スチャッ)ソコ!!イチャついてねぇで戦闘態勢っ!?土竜は嵐山隊三人で狩れ!?俺とユズで俊敏含めた後続を潰すっ!!?異議はないよなっ!?」
『(ゴックン!)り、了解っ!!?』
「……………地味に咄嗟の判断力はおれ達より野々村の方が、良かったりするのかも(スチャッ)」
「(キイィーン)かもね、トリオン兵との戦闘経験は佐鳥達が上だけど"ランク戦含めたトータルの戦闘経験"なら……多分風音ちゃんに軍配が上がりそう」
そんな事を話していると地中から土竜が現れ、打ち合わせ通りに柚紀は空中に退避。それを狙って伸ばされた触手二本を佐鳥が、足止め狙いで木虎がスパイダーを放ち動きを制限して時枝が弱点を攻撃して撃破。土竜が出て来た穴からは俊敏型を始めとした後続が現れると……
『(数が多いし、……やっぱりヘイトは佐鳥くんに集まっている。ならば…)シロ!リンク要請!!イケる?』
❲(カタカタカタカタカタカタカタカタ…)準備OKだよ!……『
『(…パチリ)可能な限り俊敏型をロック!……ハウンドで一掃するから!!』
❲了解!!(カタカタカタカタカタカタカタカタ、カタカタカタカタカタカタカタカタ…ダン!)弾数分のロックオン完了!何時でもどうぞ!!❳
『(キイィーン)……
シロとリンクした事により片目が赤くなり、本来不可能な複数目標指定を可能とし一気に俊敏型を一掃する。目の変化に戸惑う木虎に時枝が手短で簡潔に現象理由を語る傍らで"土竜は柚紀を捕らえることに固執している"と感じる。それは佐鳥も同様である中「亜種が出るとやっぱり主導権は柚紀が握っちゃうよね〜」❲そうね、でも隙も生じやすくなるからそこをカバーするのが私達の役目かな?……久し振りに柚紀ちゃんが現場に出た影響か、続々と土竜化する個体が出ているみたい。気を付けて❳と綾辻と情報共有する佐鳥は"コレ、自分と彼女がヘイトを集めた方が楽かも"と考えつつ自分もお役目に勤しむ事に。サボればもれなく三人に怒られるのは確定事項なので