9.初任務の曲(164.
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念の為変更内容を柚紀から言実に連絡してもらえば《その程度の変更なら問題なかろう。今回は亜種が出やすいあの区域では無いし、迅も平気だと言っているのだろう?》と許可が降りる。こうなってしまえば腹を括るしか無くなった二人は担当区域の地形や、実際に戦闘になった際の動きを昼食を食べながら予定通り皆でシュミレーションを始める。因みに場所は柚紀の部屋となった。料理はあらかじめ朝作ったのを言実に頼んで運搬して貰ってたのだが、事情が変わったので再移動となった
「(モグモグ…)ん〜、……この地域ってさ〜建物の高低差があったりするからスナイパーが居る部隊には嫌われてるんだよね〜。別に戦えなくはないけど、少し前まで亜種が出現してたでしょ?だから前衛からの救援も難しかったりしたんだよね〜(モグモグ)」
『あ〜、……何となく分かるかも。危険区域の地形や地理を覚える為に一通り回っててさ、此処は東隊と諏訪隊の人と一緒に見て回った気がする。で、あの時は東さん側に居たんだけど、……丁度洗脳被害に遭って日が浅かったから念の為にで加古さんにお手伝いして貰ったんだけど、アレって今佐鳥くんが言った事を懸念してだったのかな?』
「……それってあの訓練室での騒動があった日の事?東隊と諏訪隊との合同任務って言ったらその時しかおれは思いつかないよ?それと、加古さんと知り合った理由はやっぱり東さんだったんだね。ちょっと前までは大学のあの時かなって思ったけど、……柚紀さんってさ"初対面の人と一緒にご飯食べたりしないでしょ?"……少なくとも言実さんが居なければさ」
「えっ?!………もしかして嵐山先輩方と昼食ご一緒にしなかった理由がそれだったりするんですか?」
打ち合わせの筈が何故か昼食云々となり、更に久し振りに"柚紀が意図的に避けている事"を時枝が口にすれば本人は『あの人数で食べるだけの量を用意してなかった』と答える一方で、親友二人は別の切り口から反論
「つる姐が居ない空間では初対面の奴と一緒にメシを食わねぇって考えは、多分違うぜ?以前カゲ先輩所の店でユズは絵馬やカゲ先輩と初対面だったが普通に食ってたぜ?ま、顔見知りが多かったしちゃんと保護者枠が同伴してたからな」
「そう言う意味では夏休みにあったショッピングモールでのお買い物の時は半数が初対面の中、お昼を一緒に食べてたよね?あの時は保護者枠じゃなくて"お兄ちゃん枠の人"とくま先輩を始めとした女子学生居たから平気だった感じかな?風間さんと諏訪さんも初対面でお昼一緒に食べてたけど、あの時は言実さんが一緒だったし」
「エッ?!!オレ、その話知らないよっ!!!」
「夏休みのショッピングモール……あの時だね。にしても荒船先輩とはアレが初対面だあったんだ。かなり馴染めてた気がしたから、当真さん経由で一度は会った後かとてっきり…」
全く知らなかったり、詳細をちゃんと知っていなかった事を聞いて反応を示す二人に親友二人がそのまま対処。主に佐鳥には「丁度お前が出水先輩達に焼きを入れられる前日の事だせ?」とあの時の事を思い出して不機嫌になるフブキを見て反応に困る一方、時枝は丁度良い機会なので"柚紀と自分も知るボーダー関係者が何時知り合った"かをシロに訊ねる事に。………任務の打ち合わせそっちのけな二人を見て呆れる木虎と、ただ見守る綾辻。そして、任務の為にと補給に勤しむ柚紀が居る何とも言えないが、何処かいつも通りな空間であった
そして昼食も済み、ザックリと打ち合わせが終わり"後は臨機応変で!!"とかなりアバウトな作戦が練られた所で任務開始時間が迫り、各自換装をして任務地へ赴く。因みに前任者は………
『お疲れ様です。交代の時間になりましたので後を引き継ぎます。それにしても………………やっぱり同級生とは組みやすいのですかね?私達の次、確か当真先輩達の学年の方だった気がするし……どう思いますか?加古さん』
「んふ、確かに不思議な繋がりよね〜。このメンバーだと堤くんは高校違ったし、来馬くんは支部所属だし、二宮くんは…………妙な腐れ縁感が否めないわね〜。でも私達の学年ってオペレーター居ないのよね〜。だから幼馴染みのよしみで月見ちゃんにお願いしたのだけど、その幼馴染みは単位が危うくて風間さん達監修の元、講義やレポートの真っ最中な感じだし」
『(あ、木崎さんが支部を留守にしてる理由はそれかな?)………それは自業自得としか言えませんね。っと、募る話はまた今度で。……色々落ち着いたら加古さんのお仲間を紹介して下さい。確か那須隊同様の女子だけのチーム、何ですよね?』
「えぇそうよ。……じゃあ今度作戦室に招待するわね。顔合わせと、……互いに料理を持ち合わせて会食会にしましょうか!私、炒飯作りが趣味だから柚紀ちゃんはおかずを持参して貰う形で!!」
と、加古と和気藹々と話していると同級生が三者三様な反応を示す。(来馬は賛同し、堤はかなり困惑、二宮は相変わらずマイペースで帰還する為に移動をし始めるが、柚紀の横を通り過ぎる際にさり気なく頭を撫でて「無理はするな、俺が回収に駆り出されかねない」と彼なりの優しさが籠もった言葉を残し、それをバッチリ聞いた加古がちょっかいをかける為に追随、二人も後を追う形で退場)。それらを見送った一行は改めて柚紀の交友関係の広さを実感する
「柚紀先輩ってこう、……広く浅くと狭く深くを上手く使い分けされてますよね。先程の加古隊長とはありきたりな話をしつつ、親交を深めようとされてましたし、男性の方達とはある程度仲がよろしいみたいなので、特に話さずですが会釈等のマナーや対処はちゃんとされてますし」
「ま、出会い方や関係性は人様々だからね〜。柚紀本人がそれで良いなら佐鳥達がとやかく口を挟む了見じゃないよ」
❲と、言っている割には色々数値変動されてますよ、佐鳥隊長〜。あ、私は主に防衛任務におけるオペレーターの役目はどんなのかを見物しつつ、ユズちゃんの数値管理をメインにします。ついでに皆さんのもさせて頂きますのでご了承を❳
「ヨロシクなシロ。……どうもユズは持久力に難があるみたいでよ、決まった時間まで換装を保てるかかなり微妙らしいからな、今後を考えると実際に何の位持つかを把握するのも必須事項な訳だ。ま、(トントン)この面子なら戦闘は余裕だろうし気楽に行こうぜ!!」
「(モグモグ…)ん〜、……この地域ってさ〜建物の高低差があったりするからスナイパーが居る部隊には嫌われてるんだよね〜。別に戦えなくはないけど、少し前まで亜種が出現してたでしょ?だから前衛からの救援も難しかったりしたんだよね〜(モグモグ)」
『あ〜、……何となく分かるかも。危険区域の地形や地理を覚える為に一通り回っててさ、此処は東隊と諏訪隊の人と一緒に見て回った気がする。で、あの時は東さん側に居たんだけど、……丁度洗脳被害に遭って日が浅かったから念の為にで加古さんにお手伝いして貰ったんだけど、アレって今佐鳥くんが言った事を懸念してだったのかな?』
「……それってあの訓練室での騒動があった日の事?東隊と諏訪隊との合同任務って言ったらその時しかおれは思いつかないよ?それと、加古さんと知り合った理由はやっぱり東さんだったんだね。ちょっと前までは大学のあの時かなって思ったけど、……柚紀さんってさ"初対面の人と一緒にご飯食べたりしないでしょ?"……少なくとも言実さんが居なければさ」
「えっ?!………もしかして嵐山先輩方と昼食ご一緒にしなかった理由がそれだったりするんですか?」
打ち合わせの筈が何故か昼食云々となり、更に久し振りに"柚紀が意図的に避けている事"を時枝が口にすれば本人は『あの人数で食べるだけの量を用意してなかった』と答える一方で、親友二人は別の切り口から反論
「つる姐が居ない空間では初対面の奴と一緒にメシを食わねぇって考えは、多分違うぜ?以前カゲ先輩所の店でユズは絵馬やカゲ先輩と初対面だったが普通に食ってたぜ?ま、顔見知りが多かったしちゃんと保護者枠が同伴してたからな」
「そう言う意味では夏休みにあったショッピングモールでのお買い物の時は半数が初対面の中、お昼を一緒に食べてたよね?あの時は保護者枠じゃなくて"お兄ちゃん枠の人"とくま先輩を始めとした女子学生居たから平気だった感じかな?風間さんと諏訪さんも初対面でお昼一緒に食べてたけど、あの時は言実さんが一緒だったし」
「エッ?!!オレ、その話知らないよっ!!!」
「夏休みのショッピングモール……あの時だね。にしても荒船先輩とはアレが初対面だあったんだ。かなり馴染めてた気がしたから、当真さん経由で一度は会った後かとてっきり…」
全く知らなかったり、詳細をちゃんと知っていなかった事を聞いて反応を示す二人に親友二人がそのまま対処。主に佐鳥には「丁度お前が出水先輩達に焼きを入れられる前日の事だせ?」とあの時の事を思い出して不機嫌になるフブキを見て反応に困る一方、時枝は丁度良い機会なので"柚紀と自分も知るボーダー関係者が何時知り合った"かをシロに訊ねる事に。………任務の打ち合わせそっちのけな二人を見て呆れる木虎と、ただ見守る綾辻。そして、任務の為にと補給に勤しむ柚紀が居る何とも言えないが、何処かいつも通りな空間であった
そして昼食も済み、ザックリと打ち合わせが終わり"後は臨機応変で!!"とかなりアバウトな作戦が練られた所で任務開始時間が迫り、各自換装をして任務地へ赴く。因みに前任者は………
『お疲れ様です。交代の時間になりましたので後を引き継ぎます。それにしても………………やっぱり同級生とは組みやすいのですかね?私達の次、確か当真先輩達の学年の方だった気がするし……どう思いますか?加古さん』
「んふ、確かに不思議な繋がりよね〜。このメンバーだと堤くんは高校違ったし、来馬くんは支部所属だし、二宮くんは…………妙な腐れ縁感が否めないわね〜。でも私達の学年ってオペレーター居ないのよね〜。だから幼馴染みのよしみで月見ちゃんにお願いしたのだけど、その幼馴染みは単位が危うくて風間さん達監修の元、講義やレポートの真っ最中な感じだし」
『(あ、木崎さんが支部を留守にしてる理由はそれかな?)………それは自業自得としか言えませんね。っと、募る話はまた今度で。……色々落ち着いたら加古さんのお仲間を紹介して下さい。確か那須隊同様の女子だけのチーム、何ですよね?』
「えぇそうよ。……じゃあ今度作戦室に招待するわね。顔合わせと、……互いに料理を持ち合わせて会食会にしましょうか!私、炒飯作りが趣味だから柚紀ちゃんはおかずを持参して貰う形で!!」
と、加古と和気藹々と話していると同級生が三者三様な反応を示す。(来馬は賛同し、堤はかなり困惑、二宮は相変わらずマイペースで帰還する為に移動をし始めるが、柚紀の横を通り過ぎる際にさり気なく頭を撫でて「無理はするな、俺が回収に駆り出されかねない」と彼なりの優しさが籠もった言葉を残し、それをバッチリ聞いた加古がちょっかいをかける為に追随、二人も後を追う形で退場)。それらを見送った一行は改めて柚紀の交友関係の広さを実感する
「柚紀先輩ってこう、……広く浅くと狭く深くを上手く使い分けされてますよね。先程の加古隊長とはありきたりな話をしつつ、親交を深めようとされてましたし、男性の方達とはある程度仲がよろしいみたいなので、特に話さずですが会釈等のマナーや対処はちゃんとされてますし」
「ま、出会い方や関係性は人様々だからね〜。柚紀本人がそれで良いなら佐鳥達がとやかく口を挟む了見じゃないよ」
❲と、言っている割には色々数値変動されてますよ、佐鳥隊長〜。あ、私は主に防衛任務におけるオペレーターの役目はどんなのかを見物しつつ、ユズちゃんの数値管理をメインにします。ついでに皆さんのもさせて頂きますのでご了承を❳
「ヨロシクなシロ。……どうもユズは持久力に難があるみたいでよ、決まった時間まで換装を保てるかかなり微妙らしいからな、今後を考えると実際に何の位持つかを把握するのも必須事項な訳だ。ま、(トントン)この面子なら戦闘は余裕だろうし気楽に行こうぜ!!」