3.個人戦の曲(158.
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検査室の施錠をシロが行い、じゃんけんで負けた佐鳥が皆のコート類を取りに作戦室に戻ったのを見送り一行はそのままランク戦ロビーへ。(シロは荷物持参で検査室に来ていた)
そして"いつの間にかトリオン体も生身と同じ髪色になった理由"を綾辻に訊ねられたので答える事に
「えっと、………い、一応私の…覚悟の現れ、かな?その…………歌姫の、ユズちゃんの専属になった以上、ヒナ先輩の弟子だって事もあって表舞台に立つ事が増えそうで、…………別にやましい事をしていませんし、自分を偽るのを辞めようかと。そ、それに!危なくなったらフウちゃんが助けてくれますし、毅然とした態度を取れば何とかなるかな〜と」
『(ムゥ)私だってシロが危なくなったら助けるよ?そりゃあお世話になりっぱなしだから頼りにならないかもだけどさぁ〜』
「(クスッ)拗ねちゃ駄目だよ柚紀ちゃん。市河ちゃんだってそれは分かっている筈だし、信頼も信用もしてると思うよ?……でも貴女はやるべき事があるからあんまり負担になりたくないんだよ。ね?」
『…………………………でも、私に出来る事とか、それこそフブキが苦手な頭を使う事は頼ってね?』
「ん〜、……じゃあBに上がってからで良いから戦略とか戦術や地形戦を一緒に学べないかな?私、分析とか求められた事を瞬時に把握するのとかは出来るけど、実際に作戦を立案したりとかは今まで殆どなくてさ、今後の事を考えたらそれじゃ駄目な気がするの。……どうかな?」
シロのオペレーターらしい悩みを聞いて『勿論!!言実さんにお願いして色んな条件下の考察しよっか!!』と着実にステップを踏んで行く様を暖かく見守る嵐山と時枝。木虎はと言うと「お時間が合いましたら、私も参加したい、です」と自ら知識と交流を深めようとしていた。そして話をしている内にランク戦ロビーに到着すれば太刀川と言ったお馴染みのメンバーの他に、予想外な顔触れもいたのに柚紀は少なからず驚きを示す。それは……
「あっ!!?柚紀ちゃ〜ん!!(タタタタタタタタ…ピタッ)もう体は大丈夫なの?」
『う、うん。休んだから平気だよ?でも、……こんな時間まで居て大丈夫なの?"緑川くん"中学生でしょ?…遅くなると親御さん、心配しない??』
「ヘーキヘーキ!親には【今日会ったボーダーの先輩達と意気投合して、色々指導や話を聞かせて貰っているし明日まで休みだから今日は基地内の宿泊施設に泊まる】って連絡済み!!……いずみん先輩達でも良かったんだけど、丁度幹部の人が居たから親に説明お願いしてちゃんと了承して貰ったし!ってか、あの綺麗なお姉さんが柚紀ちゃんの保護者って本当?!?」
『あ、ぅ、うん。……言実さんは私の叔母だよ。その…訳あって今は親と離れ離れに暮らしててそれで今の私の保護者役になってもらってるの。で………何で生駒さんや隠岐先輩も居るの???確か今日見学したら地元に帰るって聞いたけど』
「ん?………それ、俺は知らないから本人に聞いてよ。お〜い"イコさ〜ん"!!柚紀ちゃんが聞きたい事があるんだってさ〜!!!」
中学生なら既に外出可能時間を過ぎているにも関わらず留まっていた緑川に驚きつつも、遠くからわざわざ来た二人が居る事にも柚紀は驚いていた。そして太刀川や風間と話していた生駒が緑川の声でコチラに気づき近付いてくれば「身体、もう平気なん?」と同じ様に心配された後に"何故まだ居るのか"と訊ねれば、予想外な方から答えが返ってきた
『丁度良いから柚紀よ、この生駒とランク戦してくれぬか?上層部に試験に合格もしていない者が基地内を闊歩しているのがバレてな、後付になるが"それを許可した理由"を作らねばならなくなった。でだ、……嵐山やフブキの話を聞いて"生駒の実力を見込んで先行見学を許可した"のを裏付ける証拠が欲しくてな。緑川には既に協力をしてもらったが……隠岐の分としてもう一人分のデータが欲しい』
「俺はオマケ扱いですかい言実さん。ま、ちゃんと試験パスして優秀なスナイパーになりますさかい、その前金と言う感じで此処は一つ頼んます〜」
『……………別に、生駒さんが了承済みなら構いませんが。……トリガーやトリオン体の経験がない人に弾を撃ち込むのは、流石に気が滅入ると言うか抵抗があります。それに………(ジー)……何となく、弧月が似合いそうと言うか使うのかな?それだとその、また反射的にシールド使いそうな気がしてならないです』
(全)「あ〜、なる程」
途中で出水達と話していた隠岐も話に合流したりもしたが、言実の要求を承諾したい柚紀だが難色を示す。主に【柚紀の優しい性格や癖と、緑川との対戦を見たからこその反応】である。それに対して『それなら考えがあるからとりあえずブースに入れ。……木虎、操作方法を教えてやれ』と言われて最寄りのブースに対戦する二人と木虎が入っていく(それと入れ違いに荷物を持った佐鳥が合流し、これから何が始まるか時枝を中心に説明され"柚紀が望み、言実が許可しているなら"と渋々納得)。そして映し出された二人が構える獲物は生駒は柚紀の予想通りの弧月であり、一方の柚紀は……
「……えっ?!?な、何で"スコーピオン"??!おつるちゃん、コレどうなってるのさ?!」
『……今日戦うとしたら緑川か…生駒だろうと思ってな、シロに頼んでもセットトリガーを変えておいた。アレならシールドを無闇に張ったりはせぬさ。射程的に"互いに近付く必要があるし小細工は出来ぬ"故にな』
「それに【Bになったらサブでスコーピオンを入れる】のはユズちゃんにとっては決定事項みたい。主にアタッカー……太刀川さん対策としてね。にしても、………生駒さんって人"何で弧月抜かないのかな?"」
『…………それは見てれば分かるさ』
佐鳥の疑問に言実が答え"無理矢理スコーピオンを使わされた訳じゃない"とシロが補足。そんな事を話している間も画面先では硬直状態が続いていたが、柚紀が先行する形でやっと試合が開始された
そして"いつの間にかトリオン体も生身と同じ髪色になった理由"を綾辻に訊ねられたので答える事に
「えっと、………い、一応私の…覚悟の現れ、かな?その…………歌姫の、ユズちゃんの専属になった以上、ヒナ先輩の弟子だって事もあって表舞台に立つ事が増えそうで、…………別にやましい事をしていませんし、自分を偽るのを辞めようかと。そ、それに!危なくなったらフウちゃんが助けてくれますし、毅然とした態度を取れば何とかなるかな〜と」
『(ムゥ)私だってシロが危なくなったら助けるよ?そりゃあお世話になりっぱなしだから頼りにならないかもだけどさぁ〜』
「(クスッ)拗ねちゃ駄目だよ柚紀ちゃん。市河ちゃんだってそれは分かっている筈だし、信頼も信用もしてると思うよ?……でも貴女はやるべき事があるからあんまり負担になりたくないんだよ。ね?」
『…………………………でも、私に出来る事とか、それこそフブキが苦手な頭を使う事は頼ってね?』
「ん〜、……じゃあBに上がってからで良いから戦略とか戦術や地形戦を一緒に学べないかな?私、分析とか求められた事を瞬時に把握するのとかは出来るけど、実際に作戦を立案したりとかは今まで殆どなくてさ、今後の事を考えたらそれじゃ駄目な気がするの。……どうかな?」
シロのオペレーターらしい悩みを聞いて『勿論!!言実さんにお願いして色んな条件下の考察しよっか!!』と着実にステップを踏んで行く様を暖かく見守る嵐山と時枝。木虎はと言うと「お時間が合いましたら、私も参加したい、です」と自ら知識と交流を深めようとしていた。そして話をしている内にランク戦ロビーに到着すれば太刀川と言ったお馴染みのメンバーの他に、予想外な顔触れもいたのに柚紀は少なからず驚きを示す。それは……
「あっ!!?柚紀ちゃ〜ん!!(タタタタタタタタ…ピタッ)もう体は大丈夫なの?」
『う、うん。休んだから平気だよ?でも、……こんな時間まで居て大丈夫なの?"緑川くん"中学生でしょ?…遅くなると親御さん、心配しない??』
「ヘーキヘーキ!親には【今日会ったボーダーの先輩達と意気投合して、色々指導や話を聞かせて貰っているし明日まで休みだから今日は基地内の宿泊施設に泊まる】って連絡済み!!……いずみん先輩達でも良かったんだけど、丁度幹部の人が居たから親に説明お願いしてちゃんと了承して貰ったし!ってか、あの綺麗なお姉さんが柚紀ちゃんの保護者って本当?!?」
『あ、ぅ、うん。……言実さんは私の叔母だよ。その…訳あって今は親と離れ離れに暮らしててそれで今の私の保護者役になってもらってるの。で………何で生駒さんや隠岐先輩も居るの???確か今日見学したら地元に帰るって聞いたけど』
「ん?………それ、俺は知らないから本人に聞いてよ。お〜い"イコさ〜ん"!!柚紀ちゃんが聞きたい事があるんだってさ〜!!!」
中学生なら既に外出可能時間を過ぎているにも関わらず留まっていた緑川に驚きつつも、遠くからわざわざ来た二人が居る事にも柚紀は驚いていた。そして太刀川や風間と話していた生駒が緑川の声でコチラに気づき近付いてくれば「身体、もう平気なん?」と同じ様に心配された後に"何故まだ居るのか"と訊ねれば、予想外な方から答えが返ってきた
『丁度良いから柚紀よ、この生駒とランク戦してくれぬか?上層部に試験に合格もしていない者が基地内を闊歩しているのがバレてな、後付になるが"それを許可した理由"を作らねばならなくなった。でだ、……嵐山やフブキの話を聞いて"生駒の実力を見込んで先行見学を許可した"のを裏付ける証拠が欲しくてな。緑川には既に協力をしてもらったが……隠岐の分としてもう一人分のデータが欲しい』
「俺はオマケ扱いですかい言実さん。ま、ちゃんと試験パスして優秀なスナイパーになりますさかい、その前金と言う感じで此処は一つ頼んます〜」
『……………別に、生駒さんが了承済みなら構いませんが。……トリガーやトリオン体の経験がない人に弾を撃ち込むのは、流石に気が滅入ると言うか抵抗があります。それに………(ジー)……何となく、弧月が似合いそうと言うか使うのかな?それだとその、また反射的にシールド使いそうな気がしてならないです』
(全)「あ〜、なる程」
途中で出水達と話していた隠岐も話に合流したりもしたが、言実の要求を承諾したい柚紀だが難色を示す。主に【柚紀の優しい性格や癖と、緑川との対戦を見たからこその反応】である。それに対して『それなら考えがあるからとりあえずブースに入れ。……木虎、操作方法を教えてやれ』と言われて最寄りのブースに対戦する二人と木虎が入っていく(それと入れ違いに荷物を持った佐鳥が合流し、これから何が始まるか時枝を中心に説明され"柚紀が望み、言実が許可しているなら"と渋々納得)。そして映し出された二人が構える獲物は生駒は柚紀の予想通りの弧月であり、一方の柚紀は……
「……えっ?!?な、何で"スコーピオン"??!おつるちゃん、コレどうなってるのさ?!」
『……今日戦うとしたら緑川か…生駒だろうと思ってな、シロに頼んでもセットトリガーを変えておいた。アレならシールドを無闇に張ったりはせぬさ。射程的に"互いに近付く必要があるし小細工は出来ぬ"故にな』
「それに【Bになったらサブでスコーピオンを入れる】のはユズちゃんにとっては決定事項みたい。主にアタッカー……太刀川さん対策としてね。にしても、………生駒さんって人"何で弧月抜かないのかな?"」
『…………それは見てれば分かるさ』
佐鳥の疑問に言実が答え"無理矢理スコーピオンを使わされた訳じゃない"とシロが補足。そんな事を話している間も画面先では硬直状態が続いていたが、柚紀が先行する形でやっと試合が開始された