2.入隊の曲〜個性派揃い〜(157.
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フブキに遅れて状況を把握した佐鳥と説明した時枝が合流し柚紀に体の状態を訊ねる。すると『片足、ないのもだけど、………体が痺れて、殆ど、動けない(パチリ、パチパチ)』とよく見たら電気を帯びたようなエフェクトが発生していた。試しに佐鳥が体に触れるが普通に手は動くし痛覚を低く設定事もあり異常も異変もない様子。一先ずそれなら三人が触れても平気と分かった所に《全く無茶しおって!!………壁は即興で修繕したがあまりやり過ぎると室長が煩いから今回だけにしろよ?》❲お三方〜、何か参加人数によって設定が変わるみたいでまだまだ数が沸きまーす。それに加えて"モールモッドがベース"の亜種が全て出てくるから気をつけてね❳と言実とシロから通信が入る。それを聞いて左の弧月を抜きながら「敵は俺が始末するがユズばっかり気にしてないでサポートしてくれよ?あ!!ユズは無茶をするなよ!!?代わりにえっと……兵隊蟻と女王の攻略法教えてくれ!?」とフブキに言われ、その場に留まらす移動を前提に考えた佐鳥が片腕を柚紀のお尻部分に通して自分に捕まる様に指示を出して空いている片手にイーグレットを出して迎撃体制。その数歩前に居る時枝も改めて銃を構えた辺りで新たな敵が数体一気に出現し、迎撃を開始。……最前線で敵を斬り捨てるフブキの動きを気にしつつ数を減らしたり相性の悪い金剛型を倒したりと援護をし、ランダムで現れる敵に囲まれたり極力しない様にこまめに移動を三人ともしており、更に見応えのある状態で新人も興味がソチラに行ってしまっているのを察した嵐山が、亜種やポジションの動き等を解説する事に。木虎は最初は渋々感が否めなかったいが……連携の参考にと自然と魅入ってしまっていた。なので時々解説にA級二人が参加したりしていた
そして見せ場・最後と言わんがばかりに兵隊蟻と女王のコンビが登場。それを見て反射的にポケットに忍ばせていたモノで"鎮めの鈴"を作ろうとしたが"身体強化"以外でのサイドエフェクト使用は禁止らしく、二度目のペナルティーを食らってしまう。その際に発した呻き声で三人の意識が一瞬敵から逸れてしまい、最前線に居るフブキに兵隊蟻による触手の槍が襲いかかろうとするが
- …………ガキン!ガガガガガ!! -
「油断大敵だ野々村、……戦闘の最中、敵から意識を反らすな」
「!…鋼っ?!何でお前が入ってこれたんだよ、ソレ何時ものトリオン体だろ!?」
「あの最強オペレーター師弟に加えて冬島さんまで参加してれば、流石に色々解除されるさ。……出水達はまだ入れないが、敵はこれ以上増える心配はないし、この部屋さえクリアすれば他の部屋も正常に戻る。だから……(…ヒョイ)鶴ヶ峰は俺が預かるから佐鳥もアレを倒すのに協力してやれ。かなり骨が折れる強敵だろ?」
「…………(キィーン、スチャッ)風音ちゃん!兵隊蟻、イケそう??」
「ユズから攻略法聞いたからな!楽勝だぜ!?……ソッチこそヘマするなよ?!…時枝、サポート頼むぜ!!?」
事前に"出水が居ない状態での兵隊蟻の対処法"を伝授されていた面々が動き出す。完全に身動きが取れなくなった柚紀を抱える荒船は両腕できっちり抱えており、弧月は抜けそうにない。…攻撃と防御、ドチラを優先するか迷っている村上に「俺、…俺達は大丈夫だから佐鳥のサポートに回れ!!」と師に言われ、今まさに危なかった佐鳥を助ける。それから女王の周りに居る敵を見て「……隙を作る。すかさず仕留めてくれ」と短く言葉を交わせば「りょーかいです!!」とタイミングを見計らう
一方フブキは、まさかの俊敏型とタッグの兵隊蟻を時枝と組んで攻略中。グラスホッパーで地上に降りずに"魚の鱗を削ぐ"様に表面の小型な敵を本体から落としたのを、時枝が纏めてメテオラで俊敏型共々吹き飛ばしていた。そしてある程度始末したのを見て「こい!!時枝!」と合図を出せばテレポートで時枝も空中に飛び、今度は兵隊蟻の背中にメテオラに打ち込み"核の在り処"を見定めたフブキが止めを刺す。……弧月でなく長さが変えられるスコーピオンを足に生やした形で踏みつけ、床まで貫通した頃には絶命していた。多少狙いがズレても核はかなり脆いらしく、少しでも傷つければ後は自滅するのは分析済みであった
そして、佐鳥・村上も何とか女王を討伐し四人掛かりで残党を処理し、敵が現れないのを見て誰もが安心していた……その時
- ……シュン!キイィーン -
「ちょっ?!いきなりバンダーで既に砲撃体制って!(……引くのと、攻めるの、どっちが正解なんだ?!)」
「「「「野々村っ!?/風音ちゃん、危ないっ!!?」」」」
かなりの至近距離で背後に現れたバンダーのせいで一瞬躊躇するフブキ。敵も倒して柚紀の様子が気になり荒船の側に来ていた三人とフブキの間にはかなりの距離があり、コチラも対処に遅れが生じてしまう。そしてダメ元でシールドを展開して砲撃を受けようとするフブキに
- ………キイィーン、ドカーン!!……キュイーン、……バババババ -
「……?!これは、固定シールド!?それもこの形、…まさかっ!!(バッ!)」
- 目標討伐数達成しました。仮想戦闘モードオフにします -
『もう、……油断、大敵だよ?……今の…アナウンス、入るまでは、……敵、出てくるんだから、さ(ビリビリビリ!!)がっ!!?……(ガクン!…シュウゥゥー)』
「「「「「柚紀っ!?/鶴ヶ峰!!?/ユズっ!!?」」」」」
親友を救う為に三度ペナルティーを食らい、片足からトリオンが漏れていた事もあり換装が解けてそのまま気を失ってしまう。そして中に自由に行き来が可能となり、急速にトリオンが吸い取られる感覚に陥り片膝を付く荒船から要請を受けて駆け付けていた当真に柚紀の身柄が移動し、そのままワープにて消えてしまう。……なんとも言えない空気の中、東と風間が現れ何とか仕切り直しに成功する。佐鳥も気持ちを切り替えてスナイパー訓練室に戻るが、フブキだけ未だに後悔の念に囚われているのを見た先輩達がランク戦に誘い訓練室を後にする。……助ける側守られる側が逆転し、更に無茶をすればどうなるか分かっていた筈なのに無理をさせた事を悔やんでいるフブキに、木虎はどう声を掛けるべきか分からなかった。が、嵐山と時枝は"自分達が何を言っても気休めにしかならない…意味が無い"のを分かっていたので敢えて声を掛けずにいた。そして、……理由は不明だが気を失ってしまった柚紀を気にしつつ今は己の責務を果たす為と思考を切り替えるのであった
そして見せ場・最後と言わんがばかりに兵隊蟻と女王のコンビが登場。それを見て反射的にポケットに忍ばせていたモノで"鎮めの鈴"を作ろうとしたが"身体強化"以外でのサイドエフェクト使用は禁止らしく、二度目のペナルティーを食らってしまう。その際に発した呻き声で三人の意識が一瞬敵から逸れてしまい、最前線に居るフブキに兵隊蟻による触手の槍が襲いかかろうとするが
- …………ガキン!ガガガガガ!! -
「油断大敵だ野々村、……戦闘の最中、敵から意識を反らすな」
「!…鋼っ?!何でお前が入ってこれたんだよ、ソレ何時ものトリオン体だろ!?」
「あの最強オペレーター師弟に加えて冬島さんまで参加してれば、流石に色々解除されるさ。……出水達はまだ入れないが、敵はこれ以上増える心配はないし、この部屋さえクリアすれば他の部屋も正常に戻る。だから……(…ヒョイ)鶴ヶ峰は俺が預かるから佐鳥もアレを倒すのに協力してやれ。かなり骨が折れる強敵だろ?」
「…………(キィーン、スチャッ)風音ちゃん!兵隊蟻、イケそう??」
「ユズから攻略法聞いたからな!楽勝だぜ!?……ソッチこそヘマするなよ?!…時枝、サポート頼むぜ!!?」
事前に"出水が居ない状態での兵隊蟻の対処法"を伝授されていた面々が動き出す。完全に身動きが取れなくなった柚紀を抱える荒船は両腕できっちり抱えており、弧月は抜けそうにない。…攻撃と防御、ドチラを優先するか迷っている村上に「俺、…俺達は大丈夫だから佐鳥のサポートに回れ!!」と師に言われ、今まさに危なかった佐鳥を助ける。それから女王の周りに居る敵を見て「……隙を作る。すかさず仕留めてくれ」と短く言葉を交わせば「りょーかいです!!」とタイミングを見計らう
一方フブキは、まさかの俊敏型とタッグの兵隊蟻を時枝と組んで攻略中。グラスホッパーで地上に降りずに"魚の鱗を削ぐ"様に表面の小型な敵を本体から落としたのを、時枝が纏めてメテオラで俊敏型共々吹き飛ばしていた。そしてある程度始末したのを見て「こい!!時枝!」と合図を出せばテレポートで時枝も空中に飛び、今度は兵隊蟻の背中にメテオラに打ち込み"核の在り処"を見定めたフブキが止めを刺す。……弧月でなく長さが変えられるスコーピオンを足に生やした形で踏みつけ、床まで貫通した頃には絶命していた。多少狙いがズレても核はかなり脆いらしく、少しでも傷つければ後は自滅するのは分析済みであった
そして、佐鳥・村上も何とか女王を討伐し四人掛かりで残党を処理し、敵が現れないのを見て誰もが安心していた……その時
- ……シュン!キイィーン -
「ちょっ?!いきなりバンダーで既に砲撃体制って!(……引くのと、攻めるの、どっちが正解なんだ?!)」
「「「「野々村っ!?/風音ちゃん、危ないっ!!?」」」」
かなりの至近距離で背後に現れたバンダーのせいで一瞬躊躇するフブキ。敵も倒して柚紀の様子が気になり荒船の側に来ていた三人とフブキの間にはかなりの距離があり、コチラも対処に遅れが生じてしまう。そしてダメ元でシールドを展開して砲撃を受けようとするフブキに
- ………キイィーン、ドカーン!!……キュイーン、……バババババ -
「……?!これは、固定シールド!?それもこの形、…まさかっ!!(バッ!)」
- 目標討伐数達成しました。仮想戦闘モードオフにします -
『もう、……油断、大敵だよ?……今の…アナウンス、入るまでは、……敵、出てくるんだから、さ(ビリビリビリ!!)がっ!!?……(ガクン!…シュウゥゥー)』
「「「「「柚紀っ!?/鶴ヶ峰!!?/ユズっ!!?」」」」」
親友を救う為に三度ペナルティーを食らい、片足からトリオンが漏れていた事もあり換装が解けてそのまま気を失ってしまう。そして中に自由に行き来が可能となり、急速にトリオンが吸い取られる感覚に陥り片膝を付く荒船から要請を受けて駆け付けていた当真に柚紀の身柄が移動し、そのままワープにて消えてしまう。……なんとも言えない空気の中、東と風間が現れ何とか仕切り直しに成功する。佐鳥も気持ちを切り替えてスナイパー訓練室に戻るが、フブキだけ未だに後悔の念に囚われているのを見た先輩達がランク戦に誘い訓練室を後にする。……助ける側守られる側が逆転し、更に無茶をすればどうなるか分かっていた筈なのに無理をさせた事を悔やんでいるフブキに、木虎はどう声を掛けるべきか分からなかった。が、嵐山と時枝は"自分達が何を言っても気休めにしかならない…意味が無い"のを分かっていたので敢えて声を掛けずにいた。そして、……理由は不明だが気を失ってしまった柚紀を気にしつつ今は己の責務を果たす為と思考を切り替えるのであった