2.入隊の曲〜個性派揃い〜(157.
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生駒と隠岐が"実力テスト二の舞い"にならない様にと、一度用事で離れていた来馬が戻ってくる。……何故か黒服村上と何時ものトリオン体な荒船を伴って。理由は【レイガスト指定の部屋を攻略する必要があるなら村上が適任】と言実が考え来馬に呼んでもらっていたのだ。因みに荒船は一緒に居たので何だか面倒な事になっていると察して自主的についてきたらしい。それを各部屋攻略した柚紀とフブキと遭遇して情報共有している。そして次は何処にするかと悩むフブキに対して柚紀は決めていた
『今のがハウンドの部屋だったから、次はバイパーかな。フブキはもしスコーピオンの部屋にするなら"爪もぐら"とか少しパフォーマンス入れてね〜(フリフリ)』
「っせーなー!そんな余裕なんてねぇーよ!!シールドなしで、耐久性の低いスコーピオンを使いながらってかなり苦労するんだからなー!!?………アイツは桁外れのトリオンがあるし虎の子の"アレ"があるからゴリ押し出来そうだけどよ〜」
「あ、例のセットしてないトリガー使えちゃうアレか??それなら心配ねぇみたいだせ?流石につる姐も少なくともC級時点では駄目だって事で【万が一そうなればかなり強力なペナルティーがその場で発生する】らしいぜ。勿論本人も知ってるし、実際どうなるかも体感済み……C級の間は問題ねぇだろうさ、柚紀ちゃんが冷静さを欠かない限りはな」
「それなら良いけど…❲なんじゃこりゃっ!?ってマズいっ!!?野々村!今訓練室に入るなっ!?変なシステムが起動して面倒な事になってやがる!!❳ん?……どういう事だよ諏訪さん?!」
「!?……おいおい、確か今って"亜種なしの設定"って聞いてたが…………【何で普通に土竜が出てきてるんだよ】!!?流石の鶴ヶ峰もシールドなしで凌ぐのは難しいだろうが!!」
(B級以上の隊員全員)「!?」
一足先に入って戦闘開始していた柚紀の足元から土竜が現れ、亜種を知らない新人含めて場が騒然とする。奇襲を回避して何とか土竜を倒したが、土竜が現れた穴とシステム的に一定間隔に現れる敵の二重構造と化してしまい、左右背後を敵に囲まれてしまう。……今までは敵を溜めないように…背後を取られない様にテンポよく倒して居たが流石の柚紀もシールドなし・C級のトリオン体のスペックでは一人を複数の敵を対処出来るとは思っていないのだった。そしてついに恐れていた事態が…
- ……シュン!…ザシュッ!!…………ボタッ -
「ユズっ!?今のは…隠密型かッ?!!ってか"何で足を狙ったんだ?!"そんな素振りをした敵なんて一度も居ねぇぞ?擬似トリオン兵も、実際のアイツ等だって狙うのは何時も上半身だ!!どうなっていやがるんだ!!?」
《私だ、やはり妙な挙動が出たみたいだな。今の事態を引き起こした奴が打ち込んだモノが、補助の為に試験導入したAIが誤認して【敵の動きや癖を学習して効果的な敵と攻撃を繰り出す】状態になっている。何時も通りと甘く見ていたら痛い目を見るぞ!!》
❲遅ぇよつる姐っ!!?鶴ヶ峰がそれ知らない状態で入ったせいで亜種も出てくるわ、足片方失うわで大変な……馬鹿っ!?おまっ、シールド使ったらヤバいの忘れたのかよ!?❳
- ………ガクン!?……バチッ、バチバチッ -
背後から現れた隠密型に片足を切断され、動きが取りづらくなった柚紀にも容赦なく攻撃をけしかけて来る敵に、とうとう身の危険を察してシールドを発動させてしまう。そして今居る敵をあらかた片付けて壁際に寄って背後からの攻撃を回避しようとしたが、ペナルティーが発動したらしくその場に座り込んでしまう。……体から火花らしいのが出ていて表情もかなり険しくなり傍目からでも異常事態と分かる様になっている。が、それを知らなかった木虎が「お姉様!!柚紀先輩の身に一体ナニが起きているのですか?!」と問い掛けたのに対して知っている出水達が説明。そして規定の数を倒していないのでどんどん敵が現れる様を見て「諏訪さん!ユズにギブアップしろって言ってくれ!!」とフブキが言うが堤からこんな返事が返ってくる
❲無理だよ野々村、違和感に気付いた諏訪さんが直に一度止めろって言ったんだけど【実際の防衛任務時に同じ事は出来ない、それにこの程度の予期せぬ出来事なんて現場ではあり得る事】って言って聞かないんだ❳
❲……亜種が出てくる以上、シールドなしのお前が入っても焼け石に水だ。…せめて色んな意味で無茶をしても平気な大義名分があれば…………❳
「大義、名分………!…(シュウゥー)…悪いが鋼、コッチ預かっててくれ。(ポイッ……シュン!………スウゥゥ)」
「(パシッ!!)…野々村?ナニをするつもりだ?」
「あっ!?そうです!フブキ先輩は本部長から柚紀先輩の身辺警護の勅命が下ってます!最悪の場合は抜刀行使も辞さないと!……ですが、入り口からは入れません。どうやって中に??」
「………入り口がないなら、…作るまでだ!!(シュッ!ガキーン!!)チッ!流石にタダの斬撃じゃ無理かっ!ならばっ!?(…スッ)」
柚紀を助ける為に黒服から通常のトリオン体に換装し直したフブキが訓練室の壁を壊して乱入しようとする。が、流石の強度で一撃では無理と判断して旋空を打つ構えを取る。それを見て時枝は首から下げていたタブレットを荒船に預けて武器を生成し、❲かなりヤバそうだしフブキが乱入するタイミングで一人助っ人送るね〜。コッチの状況知らないから説明ヨロ〜❳とかなり無責任な巽からの放送は聞き流される。そしてフブキが放った旋空で壁を破壊してフブキ・時枝が中に入るのと同時に、かなり不格好な体制で佐鳥がワープしてくる。いきなりの事で「えっ?な、何事っ?!ってかとっきーと……風音ちゃん居るし!?」と錯乱状態だが「説明は後!!ユズを頼んだぞ!!?」と言ってグラスホッパーで二人より前に出て今にも親友に手を下そうとしていた敵を両断する。……助けられた柚紀が『どうして…』と口にした事に対して親友はこう返す
「任務中に増援が来るのだってあり得る事だろ?……訓練は兎も角として実際の任務は複数で行うんだ、…あんまムキになるな。一人で無理って思ったら頼ったって、助けを求めたって良いんだよ。それが普通だ。…………あの迅さんだって何でも一人でしようなんてしてない。だから、……ユズも良いんだよ、一人で何でも出来なくたってさ。例えサイドエフェクト持っていても、黒トリガーを保有してても、な」
『今のがハウンドの部屋だったから、次はバイパーかな。フブキはもしスコーピオンの部屋にするなら"爪もぐら"とか少しパフォーマンス入れてね〜(フリフリ)』
「っせーなー!そんな余裕なんてねぇーよ!!シールドなしで、耐久性の低いスコーピオンを使いながらってかなり苦労するんだからなー!!?………アイツは桁外れのトリオンがあるし虎の子の"アレ"があるからゴリ押し出来そうだけどよ〜」
「あ、例のセットしてないトリガー使えちゃうアレか??それなら心配ねぇみたいだせ?流石につる姐も少なくともC級時点では駄目だって事で【万が一そうなればかなり強力なペナルティーがその場で発生する】らしいぜ。勿論本人も知ってるし、実際どうなるかも体感済み……C級の間は問題ねぇだろうさ、柚紀ちゃんが冷静さを欠かない限りはな」
「それなら良いけど…❲なんじゃこりゃっ!?ってマズいっ!!?野々村!今訓練室に入るなっ!?変なシステムが起動して面倒な事になってやがる!!❳ん?……どういう事だよ諏訪さん?!」
「!?……おいおい、確か今って"亜種なしの設定"って聞いてたが…………【何で普通に土竜が出てきてるんだよ】!!?流石の鶴ヶ峰もシールドなしで凌ぐのは難しいだろうが!!」
(B級以上の隊員全員)「!?」
一足先に入って戦闘開始していた柚紀の足元から土竜が現れ、亜種を知らない新人含めて場が騒然とする。奇襲を回避して何とか土竜を倒したが、土竜が現れた穴とシステム的に一定間隔に現れる敵の二重構造と化してしまい、左右背後を敵に囲まれてしまう。……今までは敵を溜めないように…背後を取られない様にテンポよく倒して居たが流石の柚紀もシールドなし・C級のトリオン体のスペックでは一人を複数の敵を対処出来るとは思っていないのだった。そしてついに恐れていた事態が…
- ……シュン!…ザシュッ!!…………ボタッ -
「ユズっ!?今のは…隠密型かッ?!!ってか"何で足を狙ったんだ?!"そんな素振りをした敵なんて一度も居ねぇぞ?擬似トリオン兵も、実際のアイツ等だって狙うのは何時も上半身だ!!どうなっていやがるんだ!!?」
《私だ、やはり妙な挙動が出たみたいだな。今の事態を引き起こした奴が打ち込んだモノが、補助の為に試験導入したAIが誤認して【敵の動きや癖を学習して効果的な敵と攻撃を繰り出す】状態になっている。何時も通りと甘く見ていたら痛い目を見るぞ!!》
❲遅ぇよつる姐っ!!?鶴ヶ峰がそれ知らない状態で入ったせいで亜種も出てくるわ、足片方失うわで大変な……馬鹿っ!?おまっ、シールド使ったらヤバいの忘れたのかよ!?❳
- ………ガクン!?……バチッ、バチバチッ -
背後から現れた隠密型に片足を切断され、動きが取りづらくなった柚紀にも容赦なく攻撃をけしかけて来る敵に、とうとう身の危険を察してシールドを発動させてしまう。そして今居る敵をあらかた片付けて壁際に寄って背後からの攻撃を回避しようとしたが、ペナルティーが発動したらしくその場に座り込んでしまう。……体から火花らしいのが出ていて表情もかなり険しくなり傍目からでも異常事態と分かる様になっている。が、それを知らなかった木虎が「お姉様!!柚紀先輩の身に一体ナニが起きているのですか?!」と問い掛けたのに対して知っている出水達が説明。そして規定の数を倒していないのでどんどん敵が現れる様を見て「諏訪さん!ユズにギブアップしろって言ってくれ!!」とフブキが言うが堤からこんな返事が返ってくる
❲無理だよ野々村、違和感に気付いた諏訪さんが直に一度止めろって言ったんだけど【実際の防衛任務時に同じ事は出来ない、それにこの程度の予期せぬ出来事なんて現場ではあり得る事】って言って聞かないんだ❳
❲……亜種が出てくる以上、シールドなしのお前が入っても焼け石に水だ。…せめて色んな意味で無茶をしても平気な大義名分があれば…………❳
「大義、名分………!…(シュウゥー)…悪いが鋼、コッチ預かっててくれ。(ポイッ……シュン!………スウゥゥ)」
「(パシッ!!)…野々村?ナニをするつもりだ?」
「あっ!?そうです!フブキ先輩は本部長から柚紀先輩の身辺警護の勅命が下ってます!最悪の場合は抜刀行使も辞さないと!……ですが、入り口からは入れません。どうやって中に??」
「………入り口がないなら、…作るまでだ!!(シュッ!ガキーン!!)チッ!流石にタダの斬撃じゃ無理かっ!ならばっ!?(…スッ)」
柚紀を助ける為に黒服から通常のトリオン体に換装し直したフブキが訓練室の壁を壊して乱入しようとする。が、流石の強度で一撃では無理と判断して旋空を打つ構えを取る。それを見て時枝は首から下げていたタブレットを荒船に預けて武器を生成し、❲かなりヤバそうだしフブキが乱入するタイミングで一人助っ人送るね〜。コッチの状況知らないから説明ヨロ〜❳とかなり無責任な巽からの放送は聞き流される。そしてフブキが放った旋空で壁を破壊してフブキ・時枝が中に入るのと同時に、かなり不格好な体制で佐鳥がワープしてくる。いきなりの事で「えっ?な、何事っ?!ってかとっきーと……風音ちゃん居るし!?」と錯乱状態だが「説明は後!!ユズを頼んだぞ!!?」と言ってグラスホッパーで二人より前に出て今にも親友に手を下そうとしていた敵を両断する。……助けられた柚紀が『どうして…』と口にした事に対して親友はこう返す
「任務中に増援が来るのだってあり得る事だろ?……訓練は兎も角として実際の任務は複数で行うんだ、…あんまムキになるな。一人で無理って思ったら頼ったって、助けを求めたって良いんだよ。それが普通だ。…………あの迅さんだって何でも一人でしようなんてしてない。だから、……ユズも良いんだよ、一人で何でも出来なくたってさ。例えサイドエフェクト持っていても、黒トリガーを保有してても、な」