2.入隊の曲〜個性派揃い〜(157.
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そして歌い終わり"アンコール"が掛かるが『そ、それは無理です!!今のはその、……これが一番歌姫の存在を納得して貰えるからと思ったからで!ぁ、ぇ、っと………あ、嵐山隊の皆さん!後はお願いします!!…ふえぇ〜〜ん』と換装が解けた姿で泣きながら壇上横に逃げて行き、待機していた忍田に抱き着く。それを諌めつつ嵐山にアイコンタクトをすれば何事も無かったかの様に何時もの流れで進行を開始し、会場から隊員達も誘導して行く。……未だに泣き止まない柚紀を考慮して木虎が居残りをしていたが「ユズ〜!もう殆ど居なくなったからそろそろ出てこいよ〜」とフブキに声を掛けられ、……渋々壇上に再び忍田を伴い現れる。そしてフブキや木虎以外に残っていたメンバーを見て、やはり少しだけ不安げにする柚紀の頭を忍田が撫でれば「……野々村隊員、…今日一日歌姫の身辺警護を命じる。判断は君に一任し、彼女に明らかな危害を加えようとした者には、……特別抜刀も辞さない」「その任、承った。……ほら行くぞ!次は実践訓練だ。お前なら余裕だろ?」とやり取りをすれば残りのメンバーと共に会場を後にするのであった
さて、何となく訓練生用のトリオン体になりたくなくて生身のまま歩く柚紀を左右からフブキと木虎が挟んだ状態で………話し掛けれる猛者がいた。それは
「はい!いきなりですが、先輩の事は何て呼べば良いかな?鶴ヶ峰先輩?柚紀先輩??若しくは歌姫先輩???でも俺的には許されるなら柚紀ちゃん呼び希望です!!?」
『えっ?あ〜…………うん。……緑川くんの、好きな呼び方で良いよ?同期だし、流石に呼び捨てには抵抗あるけど、それ意外なら…平気、かな?』
「じゃあ俺も柚紀ちゃん呼びにするさかい、よろしくな?隠岐はどうするん?」
「ん〜……俺は鶴ヶ峰ちゃんかな?女子を名前で呼ぶとしたら家族や親戚、仲間内って決めてますんで。…………そっちの黒服のお二人さんは?」
「えっ?……普通に鶴ヶ峰先輩でお願いします」
「……俺も鶴ヶ峰かな?ってかいきなりあんな大人数の前で歌い出すとか、凄い度胸あるな。…………頻繁に人前で歌うのか?」
『えっ?ひ、人前では……あんまり歌わない、かな?自分からは。ただ、知り合いに催し物を企画するのが大好きな人が居て、その戦略で歌う羽目になった事が多数だったり、……あのウェブ番組の時みたいにライブ・アーカイブで沢山の人に聞かれているって知っているから、その人数よりはあの会場の数はマシな方で………と、言うよりその……………………ナニも思わないんだ。髪色とか長さとか……あの姿は何かとか?』
自分の正体を知っても特に接し方を変えない五人(樫尾は些か表情や話し方に戸惑いが見え隠れしているが、生真面目な子なのでこれは誤差の範囲)を不思議に思う柚紀。これに対して緑川が至極当たり前な口調でこう断言する
「だって柚紀ちゃんとは今日出会ったばかりだよ?これで長年の付き合いにも関わらず秘密にされていたとかなら、まだ接し方とか変わるけど……殆ど互いに知らないから分からない事ばかりがフツーでしょ?後、トリオン体 って結構自由にカスタム出来て、やっても怒られないなら良いんじゃない?悪い事していないなら、そんなオドオドする必要ナイナイ!?」
「おっ!?チビの割りにはいい考えしてるな〜!!?………つまりそう言う事だ。お前は心配し過ぎなんだよ、ったく!もし、ヒトとして駄目な事をしたら俺が責任を持って容赦なく叱ってやるから安心しろ!!」
『……………フブキが怒ると口より手が来そうで怖いんだよな〜。ま、とりあえず気を付けま〜す。なので、皆さんも駄目な事はダメって言って下さい。ただ自分の考えを言っただけで辞めさせられるとかは無いですので』
「(………つまり、意見しただけでそう言う事をする人が居るって事なのかな?…言動には気をつけなきゃな)」
年齢も違うし数分の関わりながらかなり仲は好調な感じで、フブキも木虎も一先ず安心する。そして外岡が居ないのに気づいた佐鳥が呼びに来たり(かなり未練ありな状態だがそのままスナイパー訓練室へUターンする)、更に賑やかな状態で訓練室へ到着する一行。だが………明らかに様子が可笑しい
「………ん?何で実践訓練してないんだ?それに、何故か出水先輩や米屋先輩も居るし……どうなってるんだ時枝」
「!!……一言で言えば"システムエラー"かな?因みに最終チェックした市河さんに落ち度があったとかじゃなくて、【何時も通りにしていた】のがそもそもの原因。後は……慣れによる油断や確認不足とかが重なった結果だね。でも、………二人が来てくれたら何とかなりそうかな?」
『???えっと、………諏〜訪〜さ〜〜ん!!ご説明下さ〜い!!?』
❲そこは嵐山や時枝に聞けー!!?こっちも煽り食らって軟禁状態なんだ!!………早く出してくれよ、この後に防衛任務控えてるんだぞ?❳
どうやらかなり厄介な事になっているらしく、とりあえずタブレットを見つめる嵐山に状況を訊ねる事に。曰く
・昨日から例の種類や数を指定して出現させる奴をB級の子達が実践
・以外と楽勝とか調子に乗って数を増やしてってどうしてもノルマがクリア出来ない状態に
・が、こんな無茶をした際に投げ出さない様に逃亡システムが作動し、一晩軟禁状態
・朝になってもこの状態なのを見兼ねた巽が出水達を招集
・これとは別に訓練室が未だに稼働しているのを不審に思ったエンジニアが【彼等が新人に何か嫌がらせをする為に小細工をしている】と勘違い(理由が、数字設定を機械室経由せずに加工を加えられているから)し、【C級以外の子が入室出来ない様にロック】してしまい出水達すら入れなくなり立ち往生
らしい。
これを聞いて『……前日は封鎖した方が良さそうですね。高校受験前日みたいに』と次回への対策を口にした後に部屋に設定されている数値を見せてもらい
『……………フブキ〜、これならイケそう?』
「まぁ、何とか?シールドなしでだからかなり慎重な動きが要求されるが……無茶さえしなきゃ平気だろうな。亜種も出ねぇみたいだし」
『だね。ってな訳なので出水先輩達が入室可能になるまでの間、私とフブキが何とかします。クリアさえすれば何時も通りに使える筈ですよね?なので開放されたら順次始めて下さい。………私のせいで時間押してますから、これ以上遅くなりますと全ての説明終わる頃には夜になっちゃいますよ?』
さて、何となく訓練生用のトリオン体になりたくなくて生身のまま歩く柚紀を左右からフブキと木虎が挟んだ状態で………話し掛けれる猛者がいた。それは
「はい!いきなりですが、先輩の事は何て呼べば良いかな?鶴ヶ峰先輩?柚紀先輩??若しくは歌姫先輩???でも俺的には許されるなら柚紀ちゃん呼び希望です!!?」
『えっ?あ〜…………うん。……緑川くんの、好きな呼び方で良いよ?同期だし、流石に呼び捨てには抵抗あるけど、それ意外なら…平気、かな?』
「じゃあ俺も柚紀ちゃん呼びにするさかい、よろしくな?隠岐はどうするん?」
「ん〜……俺は鶴ヶ峰ちゃんかな?女子を名前で呼ぶとしたら家族や親戚、仲間内って決めてますんで。…………そっちの黒服のお二人さんは?」
「えっ?……普通に鶴ヶ峰先輩でお願いします」
「……俺も鶴ヶ峰かな?ってかいきなりあんな大人数の前で歌い出すとか、凄い度胸あるな。…………頻繁に人前で歌うのか?」
『えっ?ひ、人前では……あんまり歌わない、かな?自分からは。ただ、知り合いに催し物を企画するのが大好きな人が居て、その戦略で歌う羽目になった事が多数だったり、……あのウェブ番組の時みたいにライブ・アーカイブで沢山の人に聞かれているって知っているから、その人数よりはあの会場の数はマシな方で………と、言うよりその……………………ナニも思わないんだ。髪色とか長さとか……あの姿は何かとか?』
自分の正体を知っても特に接し方を変えない五人(樫尾は些か表情や話し方に戸惑いが見え隠れしているが、生真面目な子なのでこれは誤差の範囲)を不思議に思う柚紀。これに対して緑川が至極当たり前な口調でこう断言する
「だって柚紀ちゃんとは今日出会ったばかりだよ?これで長年の付き合いにも関わらず秘密にされていたとかなら、まだ接し方とか変わるけど……殆ど互いに知らないから分からない事ばかりがフツーでしょ?後、
「おっ!?チビの割りにはいい考えしてるな〜!!?………つまりそう言う事だ。お前は心配し過ぎなんだよ、ったく!もし、ヒトとして駄目な事をしたら俺が責任を持って容赦なく叱ってやるから安心しろ!!」
『……………フブキが怒ると口より手が来そうで怖いんだよな〜。ま、とりあえず気を付けま〜す。なので、皆さんも駄目な事はダメって言って下さい。ただ自分の考えを言っただけで辞めさせられるとかは無いですので』
「(………つまり、意見しただけでそう言う事をする人が居るって事なのかな?…言動には気をつけなきゃな)」
年齢も違うし数分の関わりながらかなり仲は好調な感じで、フブキも木虎も一先ず安心する。そして外岡が居ないのに気づいた佐鳥が呼びに来たり(かなり未練ありな状態だがそのままスナイパー訓練室へUターンする)、更に賑やかな状態で訓練室へ到着する一行。だが………明らかに様子が可笑しい
「………ん?何で実践訓練してないんだ?それに、何故か出水先輩や米屋先輩も居るし……どうなってるんだ時枝」
「!!……一言で言えば"システムエラー"かな?因みに最終チェックした市河さんに落ち度があったとかじゃなくて、【何時も通りにしていた】のがそもそもの原因。後は……慣れによる油断や確認不足とかが重なった結果だね。でも、………二人が来てくれたら何とかなりそうかな?」
『???えっと、………諏〜訪〜さ〜〜ん!!ご説明下さ〜い!!?』
❲そこは嵐山や時枝に聞けー!!?こっちも煽り食らって軟禁状態なんだ!!………早く出してくれよ、この後に防衛任務控えてるんだぞ?❳
どうやらかなり厄介な事になっているらしく、とりあえずタブレットを見つめる嵐山に状況を訊ねる事に。曰く
・昨日から例の種類や数を指定して出現させる奴をB級の子達が実践
・以外と楽勝とか調子に乗って数を増やしてってどうしてもノルマがクリア出来ない状態に
・が、こんな無茶をした際に投げ出さない様に逃亡システムが作動し、一晩軟禁状態
・朝になってもこの状態なのを見兼ねた巽が出水達を招集
・これとは別に訓練室が未だに稼働しているのを不審に思ったエンジニアが【彼等が新人に何か嫌がらせをする為に小細工をしている】と勘違い(理由が、数字設定を機械室経由せずに加工を加えられているから)し、【C級以外の子が入室出来ない様にロック】してしまい出水達すら入れなくなり立ち往生
らしい。
これを聞いて『……前日は封鎖した方が良さそうですね。高校受験前日みたいに』と次回への対策を口にした後に部屋に設定されている数値を見せてもらい
『……………フブキ〜、これならイケそう?』
「まぁ、何とか?シールドなしでだからかなり慎重な動きが要求されるが……無茶さえしなきゃ平気だろうな。亜種も出ねぇみたいだし」
『だね。ってな訳なので出水先輩達が入室可能になるまでの間、私とフブキが何とかします。クリアさえすれば何時も通りに使える筈ですよね?なので開放されたら順次始めて下さい。………私のせいで時間押してますから、これ以上遅くなりますと全ての説明終わる頃には夜になっちゃいますよ?』