18.貯古齢糖の曲(173.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それから程なくして佐鳥を先頭に戻ってきた嵐山達。「……よくパスワード分かりましたね」「今回は柚紀関連のだったから佐鳥には楽勝だったよ!!で、ナニが遭った、の?」と木虎とやり取りをした後に状況説明を求めるが……何時もと様子が違うのは一目瞭然で
「(スイッ)はい、今日のオヤツタイムは終わり!あまり食べ過ぎると晩ご飯入らなくなるよ?」
『やぁ〜!!?もっとたべちゃい!!ごはんもちゃんとたべりゅから、……だめ?"はるねぇ"??(ウルッ)』
「だ〜め!!チョコレートの大量摂取はね〜……"牛さんや豚さんの元"なんだよ?だから食べ過ぎると柚紀ちゃんもパクって食べられちゃうかも知れないよ?いいのかな〜?」
『……そりぇはや〜!!?わたちはニンゲンだもん!!!ぅう〜、……だから、ガマン、しゅる』
「うん、イイコイイコ(ナデナデ)はい、お手手やお口キレイキレイにしようね〜」
「とまぁ、こんな状態です。まさか甘酒がお好きな柚紀先輩がチョコに含まれていた洋酒で酔っ払うとは思いもしませんでした。暫くはお好きにさせていたんですが、どういう訳か"洋酒入りのばかり引き当てては食べた"結果、呂律も回らなくなり、幼児的な言動をする程の状況に。……私が普通に注意したら泣いてしまって、お相手は綾辻先輩にお任せした所です」
「………………そう言えばその可能性があるの、すっかり忘れてた。こうなるのを知っているのはごく一部の人だけだし、市販モノも洋酒入りはそこまでないから柚紀さんが食べる可能性も低いって思ってたけど……コレ等は嵐山さん宛のチョコが大半だから"他人よりインパクトのあるモノを"って、考える人が居たって不思議じゃないね」
「で、…………どうする?去年この現場にたまたま居合わせた時、柚紀が遊び疲れて寝るまでかなり時間掛かったよね?確か、今日の送迎役って親友コンビでしょ?………オレ、確実に風音ちゃんからの制裁受ける気がするから嫌なんだけど。特に酔っ払って居るからってのもあるけど、能力制御しきれてないし、楽しい事が終わるのはやっぱりイヤって思うからね。特に幼い子はまだ我慢を覚えていない時期だろうし」
微熱が続くだけで体力や気力が有り余っている柚紀を鎮めるのは一苦労だと佐鳥は語る。前例時は多少なりとも体調が優れない時であったので、推測の域ではあるが……。それでも緑色の髪の毛を靡かせている柚紀を見れば妹を持つ兄の経験から【幼い子供の心理】を口にし、嵐山も同意。そしてテーブルに置かれているカップの中身が空であり、ポット等の"おかわり要素"がないのに気づいた時枝が、酔っ払いに対してと微熱が続く柚紀の体調を考慮して常温保存されているペットボトルを一つ拝借して水分補給を促す。それにより、時枝達の存在に気づいた柚紀は上機嫌となり『わぁ〜、じゅんにぃにけーくんにみーくんもいりゅ〜!!あそぼ〜、あそぼ〜!!!』と言われてしまう。別に三人も柚紀と戯れるのは構わないのだが………
- ピーピー、ピーピー -
「!!(トン、トン)((あ、マズいです!?抱っこしている"たっくん"を通じて柚紀先輩のバイタルチェック出来る様になっているのですが、お酒の効果もあって熱が上がっていますし、呼吸も乱れています!ご希望通り遊ばれたりしたら多分、ダウンしませんか?))」
「((そうなるだろうな。迅にも"今日柚紀ちゃんと会っても長居はするな。したらお布団生活に逆戻りだ"って言われた))(……スッ、ナデナデ)遊んであげたいのは山々だけど、言実さんに君が元気になるまでは駄目って言われてて出来ないんだ。(ナデナデ)だから、早く元気になる為に……(…スッ)もう少しイイコにしくしててくれ」
『…………(ムッ)べつに、このくらい"いつもどおり"だよ?はなせるし、ごはんもたべれる。ほんとうに"アブナイとき"は、それすら…ままならないもん。それに、……じゅんにぃ、いそがしいでしょ?はるねぇや、あいちゃんも…みんなそう。わがままだって、わかってはいるけど、やっぱり………サミシイ、かな?あえないのが。がっこう、いかなくてよくなっちゃったから、……ふたりにだって、かくじつにアエナクナッタ、から(ギュッ!……スクッ)ごめんなさい、奥の部屋で休んできます。後片付けはコチラでしますので、そのままで大丈夫、です』
新たに作った青みがかった灰色で口元は黒い毛並みの、上層部が着用するスーツにつけメガネを装着した半垂れ耳の犬のぬいぐるみ(名前はたっくんで、メガネには抱き締めている柚紀のバイタルを最寄りのタブレットに送信するアンテナ的な役割のある)からの情報と、迅からかの助言により"お願いは聞けない"と嵐山がやんわり説明する。……幼児化している事を考慮して言実の名を出して。そして酔いが覚めてきたらしくそれと並行して"髪色が元に戻る頃"には、片腕でぬいぐるみを抱いた状態で立ち上がり嵐山達の前から居なくなろうとする。………これが私室なら分かるが、作戦室では些か苦し紛れの言葉を残して。そしてその表情が"何処か辛そう"と感じた"彼"がテーブルに置いたままのペットボトルを手に取り「待って!」と声を掛け、ぬいぐるみを持っていない腕を掴んで引き寄せれば涙目の少女がコチラを向き、それを見た瞬間………
- ……………チュッ -
「「「「!!」」」」
『………………えっ?……どう、して…』
「あっ!えっと……………(スッ)水分補給、した方がいいよ。何か飲んでいたみたいだけとカップ一杯だけでしょ?それに微熱が続いているのなら、やっぱり何時も以上に飲んだ方が良いと思う、から………ね?」
アクシデントか故意的かは不明だが"キスシーン"を目撃した面々は流石に驚きを示し、柚紀本人も戸惑う中、目的のモノを渡せば腕を離して奥に行くのを見送る彼は……口元に手を当ててその場に佇んでいた。そして柚紀もベイルアウト用のマッドに座り"キスされた箇所"を触れていた。………二人とも同じ位顔を赤くさせながら
「(スイッ)はい、今日のオヤツタイムは終わり!あまり食べ過ぎると晩ご飯入らなくなるよ?」
『やぁ〜!!?もっとたべちゃい!!ごはんもちゃんとたべりゅから、……だめ?"はるねぇ"??(ウルッ)』
「だ〜め!!チョコレートの大量摂取はね〜……"牛さんや豚さんの元"なんだよ?だから食べ過ぎると柚紀ちゃんもパクって食べられちゃうかも知れないよ?いいのかな〜?」
『……そりぇはや〜!!?わたちはニンゲンだもん!!!ぅう〜、……だから、ガマン、しゅる』
「うん、イイコイイコ(ナデナデ)はい、お手手やお口キレイキレイにしようね〜」
「とまぁ、こんな状態です。まさか甘酒がお好きな柚紀先輩がチョコに含まれていた洋酒で酔っ払うとは思いもしませんでした。暫くはお好きにさせていたんですが、どういう訳か"洋酒入りのばかり引き当てては食べた"結果、呂律も回らなくなり、幼児的な言動をする程の状況に。……私が普通に注意したら泣いてしまって、お相手は綾辻先輩にお任せした所です」
「………………そう言えばその可能性があるの、すっかり忘れてた。こうなるのを知っているのはごく一部の人だけだし、市販モノも洋酒入りはそこまでないから柚紀さんが食べる可能性も低いって思ってたけど……コレ等は嵐山さん宛のチョコが大半だから"他人よりインパクトのあるモノを"って、考える人が居たって不思議じゃないね」
「で、…………どうする?去年この現場にたまたま居合わせた時、柚紀が遊び疲れて寝るまでかなり時間掛かったよね?確か、今日の送迎役って親友コンビでしょ?………オレ、確実に風音ちゃんからの制裁受ける気がするから嫌なんだけど。特に酔っ払って居るからってのもあるけど、能力制御しきれてないし、楽しい事が終わるのはやっぱりイヤって思うからね。特に幼い子はまだ我慢を覚えていない時期だろうし」
微熱が続くだけで体力や気力が有り余っている柚紀を鎮めるのは一苦労だと佐鳥は語る。前例時は多少なりとも体調が優れない時であったので、推測の域ではあるが……。それでも緑色の髪の毛を靡かせている柚紀を見れば妹を持つ兄の経験から【幼い子供の心理】を口にし、嵐山も同意。そしてテーブルに置かれているカップの中身が空であり、ポット等の"おかわり要素"がないのに気づいた時枝が、酔っ払いに対してと微熱が続く柚紀の体調を考慮して常温保存されているペットボトルを一つ拝借して水分補給を促す。それにより、時枝達の存在に気づいた柚紀は上機嫌となり『わぁ〜、じゅんにぃにけーくんにみーくんもいりゅ〜!!あそぼ〜、あそぼ〜!!!』と言われてしまう。別に三人も柚紀と戯れるのは構わないのだが………
- ピーピー、ピーピー -
「!!(トン、トン)((あ、マズいです!?抱っこしている"たっくん"を通じて柚紀先輩のバイタルチェック出来る様になっているのですが、お酒の効果もあって熱が上がっていますし、呼吸も乱れています!ご希望通り遊ばれたりしたら多分、ダウンしませんか?))」
「((そうなるだろうな。迅にも"今日柚紀ちゃんと会っても長居はするな。したらお布団生活に逆戻りだ"って言われた))(……スッ、ナデナデ)遊んであげたいのは山々だけど、言実さんに君が元気になるまでは駄目って言われてて出来ないんだ。(ナデナデ)だから、早く元気になる為に……(…スッ)もう少しイイコにしくしててくれ」
『…………(ムッ)べつに、このくらい"いつもどおり"だよ?はなせるし、ごはんもたべれる。ほんとうに"アブナイとき"は、それすら…ままならないもん。それに、……じゅんにぃ、いそがしいでしょ?はるねぇや、あいちゃんも…みんなそう。わがままだって、わかってはいるけど、やっぱり………サミシイ、かな?あえないのが。がっこう、いかなくてよくなっちゃったから、……ふたりにだって、かくじつにアエナクナッタ、から(ギュッ!……スクッ)ごめんなさい、奥の部屋で休んできます。後片付けはコチラでしますので、そのままで大丈夫、です』
新たに作った青みがかった灰色で口元は黒い毛並みの、上層部が着用するスーツにつけメガネを装着した半垂れ耳の犬のぬいぐるみ(名前はたっくんで、メガネには抱き締めている柚紀のバイタルを最寄りのタブレットに送信するアンテナ的な役割のある)からの情報と、迅からかの助言により"お願いは聞けない"と嵐山がやんわり説明する。……幼児化している事を考慮して言実の名を出して。そして酔いが覚めてきたらしくそれと並行して"髪色が元に戻る頃"には、片腕でぬいぐるみを抱いた状態で立ち上がり嵐山達の前から居なくなろうとする。………これが私室なら分かるが、作戦室では些か苦し紛れの言葉を残して。そしてその表情が"何処か辛そう"と感じた"彼"がテーブルに置いたままのペットボトルを手に取り「待って!」と声を掛け、ぬいぐるみを持っていない腕を掴んで引き寄せれば涙目の少女がコチラを向き、それを見た瞬間………
- ……………チュッ -
「「「「!!」」」」
『………………えっ?……どう、して…』
「あっ!えっと……………(スッ)水分補給、した方がいいよ。何か飲んでいたみたいだけとカップ一杯だけでしょ?それに微熱が続いているのなら、やっぱり何時も以上に飲んだ方が良いと思う、から………ね?」
アクシデントか故意的かは不明だが"キスシーン"を目撃した面々は流石に驚きを示し、柚紀本人も戸惑う中、目的のモノを渡せば腕を離して奥に行くのを見送る彼は……口元に手を当ててその場に佇んでいた。そして柚紀もベイルアウト用のマッドに座り"キスされた箇所"を触れていた。………二人とも同じ位顔を赤くさせながら