交流の舞踊〜柿崎隊編〜
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〜二部隊集結後〜
「おっ!?居た居た!嵐山〜柿崎さ〜ん(ヒラヒラ~)」
「!?迅、来たのか!……玉狛周辺の被害状況はどんな感じだ?」
「ン??……ウチの周りはそこまで被害出てないよ、自治会に"この日に避難訓練実施して欲しい"って要望出しててそのまま"シェルター内一泊体験コース"的な通達を出してもらったからね。後はレイジさん達が迅速な対処をしてくれた点と、電気を使わない釜戸とか五右衛門風呂的なのが残ってたからどうにかって感じ」
「そうか!!なら良かった!因みに、……今日本部に来たのはやっぱり…(チラッ)」
「ま、それは嵐山の予想通り、かな?(スタスタスタ、…ポン)お楽しみな所悪いが、そろそろ柚紀ちゃんを回収させて貰うよ?」
(隊員五人)「じ、迅さんっ!!?」
『……迅さん?言実さんに"当真先輩の代わりに"って頼まれたんですか?(コテン)』
「ん〜………(ナデナデ)間違えじゃないけど、言われる前に動いたって感じかな?【あまり長居させ過ぎると君が倒れる未来が視えた】から、先手を打ったって訳」
「えっ?!?ですが迅さん、……今の鶴ヶ峰先輩は普通に見えますよ?本当に倒れちゃうんですか?このままだと」
「………確かに巴が言う様に"見た目は"そうだね。でも、彼女は隠すのが上手いから"そう見えるに過ぎない"。コレを見極めれる様にならないと、養生時期が確実に長くなる。それはお互いに良くないだろ?」
「…………つまり、以前の柚紀ちゃんの人見知りの性格や声に関する事案が理由に容易に接触出来ない頃に逆戻り、ですか?彼女は数日前の敵襲来時に例のトリオン汚染に遭って、と本人から聞きました。でも今はもう大丈夫だからこうやって外を歩いて…」
「照井ちゃんの言い分は概ね当たっているけど、一つだけ間違えがある。………(ナデナデ)ねぇ柚紀ちゃん、"本当に体調大丈夫?…辛くない?"」
『(チラッ)…………………………(…ポフッ)…ちょっと、シンドく、なってきました。我慢して、ゴメン、なさい……ハァ、ハァ…』
(全戦闘員)「!!?」
「あ〜、……少し違和感あったんだけどやっぱりそうだったか〜。幾ら皆フレンドリーで話しやすくても、今日が初対面。そんな相手と長い時間一緒に話したり行動するの、………辛くないのかな〜って。柚紀ちゃんは嫌な表情とか辛そうにしてなかったから指摘しなかったのですが、………配慮不足でしたね」
「仕方ないよ宇井ちゃん、……さっき迅さんが言った通り彼女は隠すのが上手いからね。でも人によってあんな感じで素直に自白するんだけど、…………基準ってナニかしら?」
「(ズシリッ!!)っ!……嵐山、生身でも彼女を運べるよな?任せても良いか?(スッ、ピタッ)………マズいな、熱を出してるし脈拍も早い。…まだ彼女の体内には汚染トリオン潜伏したままかも」
「何だって!?(タタタ、シュウゥー…ヒョイッ)……確かに抱っこしただけでも身体が熱いのが分かる。でも俺は朝イチの検査ではもう大丈夫だって言実さんが……」
「(スタスタスタ…)そりゃああくまでも嵐山さん"は"、です。柚紀は体質も相成って他より汚染被害を受けやすいんですよ。それに加えて多分"無意識に他人のを自分に移した可能性"もあります。隊長が言ってました【柚紀は水みたいな子で、何にでも染まりやすく何にでもなれる子】って」
「当真さんっ?何で此処に?!だってもう、……あの時計を柚紀は付けてないですよ?」
「確かに時計はしてないが……(スッ、ヒョイッ)………コレはしていた。で、【理由は何であれ柚紀から離れた場合、通知が姐さんと隊長に通達行く様になっている】。防水加工もばっちりだから風呂で外す必要もねぇし、見た目的にも学校で付けたままでも平気だろ?」
「ミサンガ、ですか?それにどんな効果があるんですか?銀製の腕輪なら……まだ分かりますが」
「それって確か………初めて兵隊蟻や女王が出現した際に、汚染被害の可能性が他よりあった烏丸先輩が身に付けていた奴と同じ、……だと思います。ですが、……何故結び目が切れてしまったんですか?」
「それこそ【ミサンガが防げる汚染濃度を超えちまったから】だ。因みにとっきー達も知ってる銀製の奴だと……(ペタッ-シュウゥ〜…パラパラパラ-)見ての通り触った瞬間に変色しちまうし形が保てなくて崩れ落ちる。ってかミサンガが駄目になると、やっぱりあの石レベルのもんじゃねぇとマズいって事になるのか?一般の検査じゃ柚紀の体内状況を正確に把握は無理だって隊長がボヤいてたぞ?」
- コツコツ……パサッ -
『故にシロを専属オペレーターに添えるのを決めた。あの子の能力ならそれが可能だからな。無駄話はこれ位にして、……頼むぞ出水』
「了解です姐さん!(キイィーン)……冷却弾 」
「おつるちゃんに出水先輩っ?!何で二人が一緒にっ??!」
「あ〜……俺含めた三人で各自課題を作戦室でやってたんだが、柚宇さんが【ヤル気でない、柚紀ちゃんに会いたい!ってか教えて欲しい〜】って言い始めて、まだ例の検査室に居るのと連れ出し許可を貰いに姐さんの元を訪ねる途中でバッタリ遭遇したら問答無用で連れて来られて……みたいな感じだ。因みに…(…スッ)この指輪が【生身なのにフリーズドライが放てた理由】な?ってかコレ"ステージ3"状態ですから暫く柚紀ちゃんはまた隔離ですか?」
『そうなるな、基地のゴタゴタが片付けば治療に基地内に蓄積したトリオンを回せるが数日は無理だろう。そして私もだが冬島さんも手が離せない状況だが柚紀を放置する訳にも……』
「……なら、俺達が彼女の看病しましょうか?まだ数日は任務も救援活動も禁止、何ですよね?ならトリオンも時間も持て余していますし、看病は全員経験者です。後は言実さんの許可さえ頂ければ、ですが」
『………なら頼むとしよう。日中はシロに連絡してサポートに回すのと、療養にはあの検査室を使え。…今日は無理だが明日以降、トリオン体でなら接触を許可する。そう国近に伝えろ』
「分かりました。じゃあ俺は行くからコレは……(…ポン)とっきーに預けた。弾トリガー使ってる感覚で使えばまぁ、どうにかなるだろう。あ、……地味に佐鳥の方が適任かもな【生身でトリガーは使えない】的な固定概念があると意外と難しいからなコレ発動させるのは」
「……どうやらお役御免みたいだから俺も帰るわ。…あ、綾辻が言ってた柚紀が素直になる相手って誰かだが【隠し事をしてても本気で怒ったり見た目が変わらない奴】と【普段は優しいが怒ったら怖い奴】だな。前者は迅さんと諏訪さんみて〜な人で、後者は…主に女子だな、野郎だと苦手対象になる。ってか姐さんがそれだからってのが一番の要因だけどな。………ヤバくなったら連絡しろよ〜、隊長と一緒に駆け付けてやるよ」
「おっ!?居た居た!嵐山〜柿崎さ〜ん(ヒラヒラ~)」
「!?迅、来たのか!……玉狛周辺の被害状況はどんな感じだ?」
「ン??……ウチの周りはそこまで被害出てないよ、自治会に"この日に避難訓練実施して欲しい"って要望出しててそのまま"シェルター内一泊体験コース"的な通達を出してもらったからね。後はレイジさん達が迅速な対処をしてくれた点と、電気を使わない釜戸とか五右衛門風呂的なのが残ってたからどうにかって感じ」
「そうか!!なら良かった!因みに、……今日本部に来たのはやっぱり…(チラッ)」
「ま、それは嵐山の予想通り、かな?(スタスタスタ、…ポン)お楽しみな所悪いが、そろそろ柚紀ちゃんを回収させて貰うよ?」
(隊員五人)「じ、迅さんっ!!?」
『……迅さん?言実さんに"当真先輩の代わりに"って頼まれたんですか?(コテン)』
「ん〜………(ナデナデ)間違えじゃないけど、言われる前に動いたって感じかな?【あまり長居させ過ぎると君が倒れる未来が視えた】から、先手を打ったって訳」
「えっ?!?ですが迅さん、……今の鶴ヶ峰先輩は普通に見えますよ?本当に倒れちゃうんですか?このままだと」
「………確かに巴が言う様に"見た目は"そうだね。でも、彼女は隠すのが上手いから"そう見えるに過ぎない"。コレを見極めれる様にならないと、養生時期が確実に長くなる。それはお互いに良くないだろ?」
「…………つまり、以前の柚紀ちゃんの人見知りの性格や声に関する事案が理由に容易に接触出来ない頃に逆戻り、ですか?彼女は数日前の敵襲来時に例のトリオン汚染に遭って、と本人から聞きました。でも今はもう大丈夫だからこうやって外を歩いて…」
「照井ちゃんの言い分は概ね当たっているけど、一つだけ間違えがある。………(ナデナデ)ねぇ柚紀ちゃん、"本当に体調大丈夫?…辛くない?"」
『(チラッ)…………………………(…ポフッ)…ちょっと、シンドく、なってきました。我慢して、ゴメン、なさい……ハァ、ハァ…』
(全戦闘員)「!!?」
「あ〜、……少し違和感あったんだけどやっぱりそうだったか〜。幾ら皆フレンドリーで話しやすくても、今日が初対面。そんな相手と長い時間一緒に話したり行動するの、………辛くないのかな〜って。柚紀ちゃんは嫌な表情とか辛そうにしてなかったから指摘しなかったのですが、………配慮不足でしたね」
「仕方ないよ宇井ちゃん、……さっき迅さんが言った通り彼女は隠すのが上手いからね。でも人によってあんな感じで素直に自白するんだけど、…………基準ってナニかしら?」
「(ズシリッ!!)っ!……嵐山、生身でも彼女を運べるよな?任せても良いか?(スッ、ピタッ)………マズいな、熱を出してるし脈拍も早い。…まだ彼女の体内には汚染トリオン潜伏したままかも」
「何だって!?(タタタ、シュウゥー…ヒョイッ)……確かに抱っこしただけでも身体が熱いのが分かる。でも俺は朝イチの検査ではもう大丈夫だって言実さんが……」
「(スタスタスタ…)そりゃああくまでも嵐山さん"は"、です。柚紀は体質も相成って他より汚染被害を受けやすいんですよ。それに加えて多分"無意識に他人のを自分に移した可能性"もあります。隊長が言ってました【柚紀は水みたいな子で、何にでも染まりやすく何にでもなれる子】って」
「当真さんっ?何で此処に?!だってもう、……あの時計を柚紀は付けてないですよ?」
「確かに時計はしてないが……(スッ、ヒョイッ)………コレはしていた。で、【理由は何であれ柚紀から離れた場合、通知が姐さんと隊長に通達行く様になっている】。防水加工もばっちりだから風呂で外す必要もねぇし、見た目的にも学校で付けたままでも平気だろ?」
「ミサンガ、ですか?それにどんな効果があるんですか?銀製の腕輪なら……まだ分かりますが」
「それって確か………初めて兵隊蟻や女王が出現した際に、汚染被害の可能性が他よりあった烏丸先輩が身に付けていた奴と同じ、……だと思います。ですが、……何故結び目が切れてしまったんですか?」
「それこそ【ミサンガが防げる汚染濃度を超えちまったから】だ。因みにとっきー達も知ってる銀製の奴だと……(ペタッ-シュウゥ〜…パラパラパラ-)見ての通り触った瞬間に変色しちまうし形が保てなくて崩れ落ちる。ってかミサンガが駄目になると、やっぱりあの石レベルのもんじゃねぇとマズいって事になるのか?一般の検査じゃ柚紀の体内状況を正確に把握は無理だって隊長がボヤいてたぞ?」
- コツコツ……パサッ -
『故にシロを専属オペレーターに添えるのを決めた。あの子の能力ならそれが可能だからな。無駄話はこれ位にして、……頼むぞ出水』
「了解です姐さん!(キイィーン)……
「おつるちゃんに出水先輩っ?!何で二人が一緒にっ??!」
「あ〜……俺含めた三人で各自課題を作戦室でやってたんだが、柚宇さんが【ヤル気でない、柚紀ちゃんに会いたい!ってか教えて欲しい〜】って言い始めて、まだ例の検査室に居るのと連れ出し許可を貰いに姐さんの元を訪ねる途中でバッタリ遭遇したら問答無用で連れて来られて……みたいな感じだ。因みに…(…スッ)この指輪が【生身なのにフリーズドライが放てた理由】な?ってかコレ"ステージ3"状態ですから暫く柚紀ちゃんはまた隔離ですか?」
『そうなるな、基地のゴタゴタが片付けば治療に基地内に蓄積したトリオンを回せるが数日は無理だろう。そして私もだが冬島さんも手が離せない状況だが柚紀を放置する訳にも……』
「……なら、俺達が彼女の看病しましょうか?まだ数日は任務も救援活動も禁止、何ですよね?ならトリオンも時間も持て余していますし、看病は全員経験者です。後は言実さんの許可さえ頂ければ、ですが」
『………なら頼むとしよう。日中はシロに連絡してサポートに回すのと、療養にはあの検査室を使え。…今日は無理だが明日以降、トリオン体でなら接触を許可する。そう国近に伝えろ』
「分かりました。じゃあ俺は行くからコレは……(…ポン)とっきーに預けた。弾トリガー使ってる感覚で使えばまぁ、どうにかなるだろう。あ、……地味に佐鳥の方が適任かもな【生身でトリガーは使えない】的な固定概念があると意外と難しいからなコレ発動させるのは」
「……どうやらお役御免みたいだから俺も帰るわ。…あ、綾辻が言ってた柚紀が素直になる相手って誰かだが【隠し事をしてても本気で怒ったり見た目が変わらない奴】と【普段は優しいが怒ったら怖い奴】だな。前者は迅さんと諏訪さんみて〜な人で、後者は…主に女子だな、野郎だと苦手対象になる。ってか姐さんがそれだからってのが一番の要因だけどな。………ヤバくなったら連絡しろよ〜、隊長と一緒に駆け付けてやるよ」