聖夜祭の舞踊
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ちょっとした間奏に入った直後、集中が切れた柚紀の目の前に二人が屋上に現れて軽く取り乱してしまう。……悪い意味でなく、丁度歌詞と相成ったのと………少なからず嵐山隊メンバー…二人に会いたかった気持ちを自覚していて嬉しさと恥ずかしさを柚紀が感じたからである。そんな彼女を側で見守っていた迅が落ち着かせ「とりあえず一曲歌い切ってから、ね?」と続きを促し、二人にも((聞きたい事は歌が終わってからで構わないだろ?))と内部通話で話をつける。……三人共、今は一先ず少女の歌を堪能したい気持ちで一致しているのだ
『……あなただけずっと 見つめているの 〜
(……フゥ- パチパチパチパチ… -)あっ、えっと……ご清聴有難う御座いました。(ペコリ)で、その………やっぱり二人には聞こえちゃったんだね。ちゃんとシルバーブレット二重に使ってるから大丈夫と思ったんだけど、………ゴメンね(シュン)』
「えっ?!!な、何で柚紀ちゃんが謝る必要あるのさ!?ちゃんと嵐山さんに許可を貰った上だし、誰かに言われたからじゃなくて自分の意志で来たからそんな落ち込まないでよっ!!それに……オレは君の歌が好きだって前に言ったでしょ?だから聞こえたらやっぱり側で聞きたくなるよ?!………あっ!!歌だけじゃないからね!ちゃんと柚紀ちゃん自身が好きだよオレ!!?」
『…………………………(ポンッ!!)へっ?ぁ、あの、そのわ、私は、えっと……(チラッ)ッ!!?……じ、迅さぁ〜ん助けてぇ〜!!?(タタタタ……スススッ)』
「まぁ、うん。……君が歌が好きでいる以上、この現象は仕方ないから諦めた方が良いよ?今更嫌いになれないでしょ?((佐鳥〜、素直なのと誤解されたく無い気持ちは分かるけどまだどストレートな言葉による告白はまだ早いかな?もう少し柚紀ちゃんが慣れてからに、ね?後時枝、……分かりづらいけし嫉妬やら素直な佐鳥を羨ましく思うのも分かるけど、多分"何時ものお前と何かが違う"って感じで頼れなくて困ったから俺の元に来ちゃった感じだから、もう少し感情を表に出すのをお勧めするよ?少なくとも柚紀ちゃんの前では、ね))」
「………(コホン)…所で柚紀さん。そのコート初めて見たけど、誰かに貰ったの?既に冬コートは別にあるよね?確か……グレーのダッフルコート」
佐鳥のストレートな告白と、佐鳥同様恋愛対象と認識している時枝に助けを求めるのは"何か違う"と思った柚紀は迅に抱きつくのでなく後ろに隠れてしまう。……今までみたいに抱き着いたら逆に二人が勘違いしそうな気がして。その心情を察した迅は各自アドバイスを内部通話で告げる。……時枝に話したのは"複数ある原因の一つ"であり、これが改善されれば自分が手を差し伸べる回数が少なくて済む未来が視えたからである。………別に柚紀を助けたり関わったりするのが迅だって嫌ではないが【自分が動けなくてもある程度の事態を彼等だけで終息出来る様に】と、要らぬお節介からの賜物である
さて、落ち着かせる為に話題を変えた時枝が指摘した柚紀の現在の服装だが、膝下まである丈の真っ白なファーロングコートを身に纏っており、首筋まで襟があるのでマフラーはないが手袋とインカムシルバーブレットと防寒用の耳当てを合体させたのは着用しており、中はスカートらしくコート下から見える足は黒のストッキンを穿いており靴はコートに合わせたファーブーツ(色は茶色)の出で立ちである。これに関して迅が説明する
「コートはウチのボスから、ブーツはゆりさん、耳のはクローニンからのクリスマスプレゼントだよ。彼女が寒いのが苦手な事やお洒落に疎い事、歌を外で歌う事があるのを聞いて各自で用意したのを俺が届けたって訳。……一応城戸さんの機嫌を損ねない様に、彼女と接触する回数や人選には気をつける必要があるからね。でも前よりは楽になったかな?小南が直談判しに行ったからさ(クスッ)」
『わぁ〜、流石小南先輩って感じですね!!?……そう言えば朝から先輩含めた玉狛第一の方達を見掛けないのですが、皆さんお忙しいのですか?あ、烏丸くんは多分バイトな気がしますので良いんですが、パーティーやそれこそ"コスプレ会"をしていたのを宇佐美先輩が知っているなら、小南先輩もご存知な気がしますが…(コテン……クシュン)』
「(ナデナデ)ま、そこはこの後分かるから今は秘密かな?……さて、防寒しているけど冬の夜は寒いからそろそろ中に入ろうか。二人も嵐山や綾辻ちゃんと一度合流してラボ……柚紀ちゃんの部屋においでよ。会場に行きたいならそれでも構わないけど、コッチに来た方が楽しめるって俺のサイドエフェクトが言ってるよ?」
柚紀以外はトリオン体なので長居をしても平気だが、少女が小さくくしゃみをしたのを見て迅が屋上から移動を促す。特に異議を二人も言わずそのまま室内に入り階段を下って居る柚紀が、やはり小さくため息を漏らすのを見て"寒いのを我慢していたのかも"と三人共推測をする。そして"必要以上に屋外での滞在は少なくとも冬は控えるべき"と結論づけるのであった
さて、途中で別れた二人は作戦室で待っていた嵐山達に合流し、生身となり各自荷物を持って柚紀の部屋に向かう。この後、帰るにしても泊まるにしても作戦室よりコチラの方が色々便利だからである。そして部屋に辿り着き、来訪の報せを代表して嵐山がすればドアが開き……
- ウィーン…パーンパパーン!!! -
「「『メリ〜、クリスマ〜ス!!』」」
(嵐山隊)「!!?」
柚紀と迅だけと思っていたが室内には小南や木崎更には烏丸も待ち受けていた。……女子二人と烏丸がサンタのコスプレを、迅と木崎がトナカイのコスプレをした状態で
『……あなただけずっと 見つめているの 〜
(……フゥ- パチパチパチパチ… -)あっ、えっと……ご清聴有難う御座いました。(ペコリ)で、その………やっぱり二人には聞こえちゃったんだね。ちゃんとシルバーブレット二重に使ってるから大丈夫と思ったんだけど、………ゴメンね(シュン)』
「えっ?!!な、何で柚紀ちゃんが謝る必要あるのさ!?ちゃんと嵐山さんに許可を貰った上だし、誰かに言われたからじゃなくて自分の意志で来たからそんな落ち込まないでよっ!!それに……オレは君の歌が好きだって前に言ったでしょ?だから聞こえたらやっぱり側で聞きたくなるよ?!………あっ!!歌だけじゃないからね!ちゃんと柚紀ちゃん自身が好きだよオレ!!?」
『…………………………(ポンッ!!)へっ?ぁ、あの、そのわ、私は、えっと……(チラッ)ッ!!?……じ、迅さぁ〜ん助けてぇ〜!!?(タタタタ……スススッ)』
「まぁ、うん。……君が歌が好きでいる以上、この現象は仕方ないから諦めた方が良いよ?今更嫌いになれないでしょ?((佐鳥〜、素直なのと誤解されたく無い気持ちは分かるけどまだどストレートな言葉による告白はまだ早いかな?もう少し柚紀ちゃんが慣れてからに、ね?後時枝、……分かりづらいけし嫉妬やら素直な佐鳥を羨ましく思うのも分かるけど、多分"何時ものお前と何かが違う"って感じで頼れなくて困ったから俺の元に来ちゃった感じだから、もう少し感情を表に出すのをお勧めするよ?少なくとも柚紀ちゃんの前では、ね))」
「………(コホン)…所で柚紀さん。そのコート初めて見たけど、誰かに貰ったの?既に冬コートは別にあるよね?確か……グレーのダッフルコート」
佐鳥のストレートな告白と、佐鳥同様恋愛対象と認識している時枝に助けを求めるのは"何か違う"と思った柚紀は迅に抱きつくのでなく後ろに隠れてしまう。……今までみたいに抱き着いたら逆に二人が勘違いしそうな気がして。その心情を察した迅は各自アドバイスを内部通話で告げる。……時枝に話したのは"複数ある原因の一つ"であり、これが改善されれば自分が手を差し伸べる回数が少なくて済む未来が視えたからである。………別に柚紀を助けたり関わったりするのが迅だって嫌ではないが【自分が動けなくてもある程度の事態を彼等だけで終息出来る様に】と、要らぬお節介からの賜物である
さて、落ち着かせる為に話題を変えた時枝が指摘した柚紀の現在の服装だが、膝下まである丈の真っ白なファーロングコートを身に纏っており、首筋まで襟があるのでマフラーはないが手袋とインカムシルバーブレットと防寒用の耳当てを合体させたのは着用しており、中はスカートらしくコート下から見える足は黒のストッキンを穿いており靴はコートに合わせたファーブーツ(色は茶色)の出で立ちである。これに関して迅が説明する
「コートはウチのボスから、ブーツはゆりさん、耳のはクローニンからのクリスマスプレゼントだよ。彼女が寒いのが苦手な事やお洒落に疎い事、歌を外で歌う事があるのを聞いて各自で用意したのを俺が届けたって訳。……一応城戸さんの機嫌を損ねない様に、彼女と接触する回数や人選には気をつける必要があるからね。でも前よりは楽になったかな?小南が直談判しに行ったからさ(クスッ)」
『わぁ〜、流石小南先輩って感じですね!!?……そう言えば朝から先輩含めた玉狛第一の方達を見掛けないのですが、皆さんお忙しいのですか?あ、烏丸くんは多分バイトな気がしますので良いんですが、パーティーやそれこそ"コスプレ会"をしていたのを宇佐美先輩が知っているなら、小南先輩もご存知な気がしますが…(コテン……クシュン)』
「(ナデナデ)ま、そこはこの後分かるから今は秘密かな?……さて、防寒しているけど冬の夜は寒いからそろそろ中に入ろうか。二人も嵐山や綾辻ちゃんと一度合流してラボ……柚紀ちゃんの部屋においでよ。会場に行きたいならそれでも構わないけど、コッチに来た方が楽しめるって俺のサイドエフェクトが言ってるよ?」
柚紀以外はトリオン体なので長居をしても平気だが、少女が小さくくしゃみをしたのを見て迅が屋上から移動を促す。特に異議を二人も言わずそのまま室内に入り階段を下って居る柚紀が、やはり小さくため息を漏らすのを見て"寒いのを我慢していたのかも"と三人共推測をする。そして"必要以上に屋外での滞在は少なくとも冬は控えるべき"と結論づけるのであった
さて、途中で別れた二人は作戦室で待っていた嵐山達に合流し、生身となり各自荷物を持って柚紀の部屋に向かう。この後、帰るにしても泊まるにしても作戦室よりコチラの方が色々便利だからである。そして部屋に辿り着き、来訪の報せを代表して嵐山がすればドアが開き……
- ウィーン…パーンパパーン!!! -
「「『メリ〜、クリスマ〜ス!!』」」
(嵐山隊)「!!?」
柚紀と迅だけと思っていたが室内には小南や木崎更には烏丸も待ち受けていた。……女子二人と烏丸がサンタのコスプレを、迅と木崎がトナカイのコスプレをした状態で