争奪の舞踊
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更に詳しく間取り説明をすると、言実のラボ間取りはコチラ(54.対戦の曲〜黒服同期編〜(119.の2小節目)で話をしたのと特に変更なく、追記するとすれば給湯スペースが接している反対側の壁にモニターが設置されており、そちら側が柚紀の部屋となっている。部屋と言うより"住居スペース"と言っても過言ではない。先ず言実のラボにはない浴室や脱衣室に洗濯機が設置されており(ラボからは直接行けない間取り)、応接室はリビングダイニングルーム的な間取りで食卓兼テーブル・ソファー席配置され、椅子も折りたたみ式が部屋隅の収納スペースにある。更にラボの方は簡易な給湯スペースに対してコチラはIHクッキングヒーターや一人用の冷蔵庫(冷凍庫付)に電子レンジも完備されている。だが一番目を引くのは【寝室に繋がっているであろうドア近くにあるぬいぐるみ・クッション置き場】である。クッションはありきたりなものなので省略するが、ぬいぐるみは忍田の服を着た黒豹の大きなぬいぐるみ(通称・まさくん)を筆頭に【灰色に翠の瞳をした首に匂い袋を下げた兎のぬいぐるみ】に【茶色の柴犬のぬいぐるみ】、更に【しま柄で少し薄めの茶色の猫のぬいぐるみ】が仲良く並んでおり、犬猫の瞳と赤い首輪には"それぞれの瞳の色に加えてその人を象徴するチャーム"が付けられている。(三体の大きさはほぼ同じ)シロ曰く"気分や状況に応じて寝る時のパートナーが違う"らしい。少し前までは不安定な時のみに発生していた症状だが…
「そう言えば婆ちゃんが心配してたな〜、【ユズは今となっては人肌を感じるモノや肌触り良いのを抱き締めたり近くに何か生き物の気配がないと眠れなくなってしまった】と。ま、その位可愛い癖な気がするけど、……無防備な睡眠時に危険察知出来ないんじゃねぇか?って俺も心配だな」
「そこは水際で止めるから問題ねぇよ。あっちの寝る部屋には基本鶴ヶ峰とつる姐しか自由に行き来が出来ねぇからな。………市河も入れるのか?」
「寝室にあたる部屋のドアノブには指紋認証が付いてますから、登録さえすれば可能ですが基本そうですね。因みに二人の暗証番号は固定ですが、私の部屋はセキュリティを考慮して複数の番号を登録してて、画面をタップしてヒントを見て答えを入力するので平気です。…普段馴染みのない数値や言葉の羅列ですから覚えるのは難しい、筈です」
『だとしても、私が見知らぬ者が不用意に此処には来ないだろう。………これでも二人の交友関係はあらかた把握しておる、不審な相手が接近してくればアラートが鳴り特定人物に通知が行く様にセキュリティも許可を取った上で既に設置しておる。………諏訪、その時は頼むぞ』
言実に頼りにされているのが諏訪なのが些か気に入らない佐鳥と太刀川だが、内容や重要性を考慮したら仕方ないと渋々諦める。因みに木崎や嵐山の名が上がらなかった理由だが、前者は玉狛支部所属であり後者は今はまだ高校生である程度規則正しい生活を取らせる必要があると言実が判断したからであり、信頼性がないとかでないと追記(通知が行くメンバーは此処に居ない者だと冬島と風間に一応忍田も該当しており、迅は……無くても危険と判断すれば暗躍するので問題なし)
説明も食事も済み、部屋に設置しているお手洗いから出て来た巽に何故アチラから出てきたのかと綾辻が訊ねる
「ん〜???……ちょっとした試験を含めたイベントを催そうと思って、設定を弄っていた訳。今回のは規模や安全面を考慮してサーバーにサポートをして貰おうかなって。所で言実、………ちゃんとお願いした事やってくれたか〜?」
『ったく、内容も話さずただ"人を集めろ"だなんて。……一先ず各学年の隊員には連絡をしておる、【ヒナがナニかイベントを開催するみたいだ】と一言添えてな。因みに、……柚紀も参加させる腹積りか?』
「そりゃあ【イベントある所に鶴ヶ峰の別嬪さんあり】的な構造が出来つつあるからね〜!!で、今回の内容的に柚紀ちゃんが表舞台で、言実はシロと一緒に補助兼モニタリングね!………大丈夫大丈夫、危険な目には遭わせないからそんな怖い顔しないでよ〜!!ちゃんとボディーガードも付ける算段も付けてるからモーマンタイ!」
内容は不明だが巽が言実の検証とは別に何かを企んでいるらしく、ただ「難しい事じゃないし、ちゃんとご褒美もあるから皆も参加してね〜」と笑顔で断言するので…参加意欲を示す。柚紀が行くならと考える者やご褒美目当てと思考は様々だが、やはり年頃の子ども達には変わらなく楽しい事があるなら参加したいのだ
そして浅い眠りの時間帯になったらしく、目を覚ました柚紀は予想以上の人数に最初は戸惑ったが、それ以上に空腹を報せるオトを盛大に鳴り響かせて顔を真っ赤にさせる。それから用意された昼食を美味しそうに食べながら巽がやっとイベント内容の一部を口にする。それを聞いて参加意欲を示す柚紀だが、ふと気になる事を口にする
『【黒トリガーのトリオン体は仮想空間でも適応されるか?】か?………使うつもりはないが確かに気になる案件だな。風刃は"訓練室での使用は出来るが、基本ランク戦での黒トリガーの使用は禁止している"。だが、今回のイベントでは仮想空間のキャパが何処まで耐えれるかを見極める事も考慮すると……状況によってはその姿格好は不利になる。さて、どうするべきか』
「ん??………あっ!ねぇ柚紀ちゃ〜ん。(ゴソゴソ、スッ)コレ!!使っても良いかな〜?これで"私が考案した服を仮想空間で着用する"って思えば多分そうなるよね〜?」
『ぁ、ソレは……(チラッ)ま、まぁ良いですが………動きやすいのにして下さいね?』
言実も柚紀の参加を認めたが、具体的な内容が話されない状態だが"ナニをするか"が大体予想付いているらしく、そうなるとトリオン体でもドレス姿に不安を覚えて表情が優れない。それを聞いた国近がポケットから遠征前に柚紀が渡した"自分が出来る範囲で何でもします券"を取り出してある事を提案。それを承諾はしたが、その券に関しては一部の者にしか知られていないので他の人……"特に二人が"どう思うかが不安げにする柚紀の顔色に気づいた諏訪と太刀川がアイコンタクトをして「ほら、会場に行くぞ!!」「出水も居るだろうし俺も合流するか〜」と戦闘員をラボから追い出す形で退室させ、オペレーター含めた女子だけが室内に残り話し合いが続いていた。その道のりで券に関する説明を太刀川がしており、一部の人間がかなり複雑な表情をしていたが「無理ない範囲って条件がある、悪い事にはならないさ」と諏訪の助け舟もあり、それ以上事が荒たげられる事は無かった
「そう言えば婆ちゃんが心配してたな〜、【ユズは今となっては人肌を感じるモノや肌触り良いのを抱き締めたり近くに何か生き物の気配がないと眠れなくなってしまった】と。ま、その位可愛い癖な気がするけど、……無防備な睡眠時に危険察知出来ないんじゃねぇか?って俺も心配だな」
「そこは水際で止めるから問題ねぇよ。あっちの寝る部屋には基本鶴ヶ峰とつる姐しか自由に行き来が出来ねぇからな。………市河も入れるのか?」
「寝室にあたる部屋のドアノブには指紋認証が付いてますから、登録さえすれば可能ですが基本そうですね。因みに二人の暗証番号は固定ですが、私の部屋はセキュリティを考慮して複数の番号を登録してて、画面をタップしてヒントを見て答えを入力するので平気です。…普段馴染みのない数値や言葉の羅列ですから覚えるのは難しい、筈です」
『だとしても、私が見知らぬ者が不用意に此処には来ないだろう。………これでも二人の交友関係はあらかた把握しておる、不審な相手が接近してくればアラートが鳴り特定人物に通知が行く様にセキュリティも許可を取った上で既に設置しておる。………諏訪、その時は頼むぞ』
言実に頼りにされているのが諏訪なのが些か気に入らない佐鳥と太刀川だが、内容や重要性を考慮したら仕方ないと渋々諦める。因みに木崎や嵐山の名が上がらなかった理由だが、前者は玉狛支部所属であり後者は今はまだ高校生である程度規則正しい生活を取らせる必要があると言実が判断したからであり、信頼性がないとかでないと追記(通知が行くメンバーは此処に居ない者だと冬島と風間に一応忍田も該当しており、迅は……無くても危険と判断すれば暗躍するので問題なし)
説明も食事も済み、部屋に設置しているお手洗いから出て来た巽に何故アチラから出てきたのかと綾辻が訊ねる
「ん〜???……ちょっとした試験を含めたイベントを催そうと思って、設定を弄っていた訳。今回のは規模や安全面を考慮してサーバーにサポートをして貰おうかなって。所で言実、………ちゃんとお願いした事やってくれたか〜?」
『ったく、内容も話さずただ"人を集めろ"だなんて。……一先ず各学年の隊員には連絡をしておる、【ヒナがナニかイベントを開催するみたいだ】と一言添えてな。因みに、……柚紀も参加させる腹積りか?』
「そりゃあ【イベントある所に鶴ヶ峰の別嬪さんあり】的な構造が出来つつあるからね〜!!で、今回の内容的に柚紀ちゃんが表舞台で、言実はシロと一緒に補助兼モニタリングね!………大丈夫大丈夫、危険な目には遭わせないからそんな怖い顔しないでよ〜!!ちゃんとボディーガードも付ける算段も付けてるからモーマンタイ!」
内容は不明だが巽が言実の検証とは別に何かを企んでいるらしく、ただ「難しい事じゃないし、ちゃんとご褒美もあるから皆も参加してね〜」と笑顔で断言するので…参加意欲を示す。柚紀が行くならと考える者やご褒美目当てと思考は様々だが、やはり年頃の子ども達には変わらなく楽しい事があるなら参加したいのだ
そして浅い眠りの時間帯になったらしく、目を覚ました柚紀は予想以上の人数に最初は戸惑ったが、それ以上に空腹を報せるオトを盛大に鳴り響かせて顔を真っ赤にさせる。それから用意された昼食を美味しそうに食べながら巽がやっとイベント内容の一部を口にする。それを聞いて参加意欲を示す柚紀だが、ふと気になる事を口にする
『【黒トリガーのトリオン体は仮想空間でも適応されるか?】か?………使うつもりはないが確かに気になる案件だな。風刃は"訓練室での使用は出来るが、基本ランク戦での黒トリガーの使用は禁止している"。だが、今回のイベントでは仮想空間のキャパが何処まで耐えれるかを見極める事も考慮すると……状況によってはその姿格好は不利になる。さて、どうするべきか』
「ん??………あっ!ねぇ柚紀ちゃ〜ん。(ゴソゴソ、スッ)コレ!!使っても良いかな〜?これで"私が考案した服を仮想空間で着用する"って思えば多分そうなるよね〜?」
『ぁ、ソレは……(チラッ)ま、まぁ良いですが………動きやすいのにして下さいね?』
言実も柚紀の参加を認めたが、具体的な内容が話されない状態だが"ナニをするか"が大体予想付いているらしく、そうなるとトリオン体でもドレス姿に不安を覚えて表情が優れない。それを聞いた国近がポケットから遠征前に柚紀が渡した"自分が出来る範囲で何でもします券"を取り出してある事を提案。それを承諾はしたが、その券に関しては一部の者にしか知られていないので他の人……"特に二人が"どう思うかが不安げにする柚紀の顔色に気づいた諏訪と太刀川がアイコンタクトをして「ほら、会場に行くぞ!!」「出水も居るだろうし俺も合流するか〜」と戦闘員をラボから追い出す形で退室させ、オペレーター含めた女子だけが室内に残り話し合いが続いていた。その道のりで券に関する説明を太刀川がしており、一部の人間がかなり複雑な表情をしていたが「無理ない範囲って条件がある、悪い事にはならないさ」と諏訪の助け舟もあり、それ以上事が荒たげられる事は無かった