初の演習
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~老婦邸・居間にて~
「遊ぶって言っても道具や玩具ないよな~。ん~…………よし、鬼ごっこしよっか!!オレが皆を追い掛けるから頑張って逃げてねー?範囲は居間から見える範囲の庭で、オレに捕まる若しくはタッチされたら負けね?……大丈夫??伝わってる???」
‐ ワン!! ‐
‐ キャン!! ‐
「(ジャー)……問題なさそうだけど、大丈夫佐鳥?犬を捕まえるとか生身じゃ難しくない??(ジャー、サワサワ)……君(灰猫)は駄目だけど、君達は向こうに参加しても構わないよ?」
‐ ………ミゴッ ‐
‐ ナ~(ゴロゴロ)………ニャー ‐
「大丈夫大丈夫!!捕まえるのは無理でも、"触るだけ"なら何とかなるよ。(スッ)……動きをよく観察して相手の次の手を、行動を先読みする。…スナイパーでもよくやる事だからね(ニヤリ)」
「(……成る程ね)ま、頑張って。おれは水浴び担当だから……あ、もしかしたら"飛び入り参加"が発生するかも知れないから、その時はヨロシク」
「猫達が???あ~、……触れるかな~。…ま、やってみれば分かるか!?それじゃあ………スタート!!」
‐ ‐ ‐
‐ ‐
‐
「タァーーッチ!!…よし、第1ラウンドは佐鳥の勝ち~!!アツイアツイっ!!とっきー、ホース貸して~!犬達をクールダウンさせるから~」
「ハイハイ。……(スッ)…佐鳥も水浴びしないなら上は脱ぎなよ?……今は彼女に見られる心配ないだろ?」
「あ~………うん、そうするよ。夏でも濡れた服って意外と乾かないからねー。(…パサッ)よし、これで佐鳥も思いっきり浴びれるぞ~!?(ジャー)」
「下は濡らさない様にね?(……ストン)フゥー……(パサパサ)(…庭に水巻いた……所謂"打ち水"効果で幾分かはマシだけど)……やっぱり、暑い」
「(スッ)……ならきちんと水分補給をしないとな。言実くんが言っていただろ?所でさっきの会話だが…………柚紀くんは以前どこかで"佐鳥の上半身裸"な姿を見たことが、あるのか?」
「!?……有り難う御座います。…(ゴクッ)……例の騒動後、言実さんがトリオン体が使用不可能で、自由に体が動かせない彼女をおれ達が看護していたのは本部長もご存じですよね?……ある日眠っている彼女が起きないと過信した佐鳥が近くで着替えていた時に、…運悪く。……幸い下はきちんと穿いていたので大丈夫でしたが、………"年頃の子"はやはりその……見慣れたりは、しない、かと(ゴクッゴクッ…ゴクン)……お掛げで、トリオン体への換装すら鶴ヶ峰さんの前では、…した事がありません。勿論嵐山さんも、です」
「ふむ、………トリオン体が"義体"であると柚紀くんも知ってはいるが、"換装"は服を変えると言う意味もある。…実際に体感しななければ、感覚は掴めない。…………そんな感じなのだろうな、彼女"も"」
「"も"?……それは言実さんの事ですか?(そして恐らく"あの人"の事も指している、…そんな気がする)」
「ん?今おつるちゃんの名前出なかった?何ナニ?なんの話??(ストン……ポタポタ)佐鳥も混ぜてください!!(シャー)」
「(パサッ)構わないがとりあえず肩にタオルを掛けなさい。床が濡れてしまうからね。……言実くんも最初はトリオンやトリガーの存在を信じていなかった。【ファンタジー系の物語の様なことが実際に有り得るのか?】と言ってね。…で、実際に使用してみて納得はしたし普通にトリオン兵を倒していた。が、………旧メンバーと手合わせした際には実力差や熟練度の違いで負けてしまった。普通なら"当たり前だって"考えるが……本人含め一部が納得しなかった。……………何故だと思う?」
「(ゴシゴシ)ん?ん~~?……"勝てる自信があった"とか、"勝って当たり前"的な考えがあったから?……"今の"おつるちゃんを知る佐鳥達ならそう思わなくもないし、実際本人は沢山経験がある。……でも最初なら、…そうじゃない、よね。じゃあ、……何で?(シャー)」
「………最近それに似た案件が発生しただろ?…鶴ヶ峰さんは"最強無敵"と周囲に認識されている言実さんの姪。…例え"専門外"な分野でも一定以上の成果を出している、そんな人の血縁者なら…………サイドエフェクト"位"操れるのは造作もない。そう心理的に働く人が居て……あの騒動が起きた、…そうでしょ佐鳥」
「っ??!(ギュッ!…フシャー!!)わわわっ!?み、水が!?(‐ わん!!(キュッキュッ) ‐)あ、有り難う止めてくれて。ハァ~…………つまり、"同じ原理"が当時のおつるちゃんにも発生したんだね。だけどあの人は、…きっと"一人"でそれを"克服"してしまった。……お兄さんも、居ない。見知らぬ人ばかりの空間で、ボーダーに関わる理由となったエンジニアの腕を用いて。で、あの時みたいにならないと思ってしまった。……柚紀ちゃんには"経験者である自分が居るから何とかなる"。…そう思ったから(オレだって、そうだから。……任務や広報の仕事だって、…皆が居るから何とかなってる。だけど……)」
「サイドエフェクトはボーダー内でも保有者が少ない。更に彼女の能力は前例が無さすぎて、未知であり特殊過ぎる。……恐らくランク分けすれば迅さん同様の"Sクラス"に相当する筈。でもその特殊性のせいで"最初から"一定以上の成果を出せない状況、…今までの保有者達は差はあれど必ずボーダーに対して"有益"をもたらした。だから期待した、が、それは鶴ヶ峰さんの事情を知らない人達の勝手な考え………願望でしかない」
「それに関しては既に認識を改めさせてある。……【彼女の能力は晩期型であり、効果は多大な分制御が難しい。…焦ればボーダー内だけに留まらず、市民にも影響を及ぼす】更に【だが使用者はあくまでも一人の少女、能力は持つが我々と変わらない。……"心を持たない化け物でもただ命令に忠実な機械ではない"…それを忘れてはいけない】とね」
「遊ぶって言っても道具や玩具ないよな~。ん~…………よし、鬼ごっこしよっか!!オレが皆を追い掛けるから頑張って逃げてねー?範囲は居間から見える範囲の庭で、オレに捕まる若しくはタッチされたら負けね?……大丈夫??伝わってる???」
‐ ワン!! ‐
‐ キャン!! ‐
「(ジャー)……問題なさそうだけど、大丈夫佐鳥?犬を捕まえるとか生身じゃ難しくない??(ジャー、サワサワ)……君(灰猫)は駄目だけど、君達は向こうに参加しても構わないよ?」
‐ ………ミゴッ ‐
‐ ナ~(ゴロゴロ)………ニャー ‐
「大丈夫大丈夫!!捕まえるのは無理でも、"触るだけ"なら何とかなるよ。(スッ)……動きをよく観察して相手の次の手を、行動を先読みする。…スナイパーでもよくやる事だからね(ニヤリ)」
「(……成る程ね)ま、頑張って。おれは水浴び担当だから……あ、もしかしたら"飛び入り参加"が発生するかも知れないから、その時はヨロシク」
「猫達が???あ~、……触れるかな~。…ま、やってみれば分かるか!?それじゃあ………スタート!!」
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「タァーーッチ!!…よし、第1ラウンドは佐鳥の勝ち~!!アツイアツイっ!!とっきー、ホース貸して~!犬達をクールダウンさせるから~」
「ハイハイ。……(スッ)…佐鳥も水浴びしないなら上は脱ぎなよ?……今は彼女に見られる心配ないだろ?」
「あ~………うん、そうするよ。夏でも濡れた服って意外と乾かないからねー。(…パサッ)よし、これで佐鳥も思いっきり浴びれるぞ~!?(ジャー)」
「下は濡らさない様にね?(……ストン)フゥー……(パサパサ)(…庭に水巻いた……所謂"打ち水"効果で幾分かはマシだけど)……やっぱり、暑い」
「(スッ)……ならきちんと水分補給をしないとな。言実くんが言っていただろ?所でさっきの会話だが…………柚紀くんは以前どこかで"佐鳥の上半身裸"な姿を見たことが、あるのか?」
「!?……有り難う御座います。…(ゴクッ)……例の騒動後、言実さんがトリオン体が使用不可能で、自由に体が動かせない彼女をおれ達が看護していたのは本部長もご存じですよね?……ある日眠っている彼女が起きないと過信した佐鳥が近くで着替えていた時に、…運悪く。……幸い下はきちんと穿いていたので大丈夫でしたが、………"年頃の子"はやはりその……見慣れたりは、しない、かと(ゴクッゴクッ…ゴクン)……お掛げで、トリオン体への換装すら鶴ヶ峰さんの前では、…した事がありません。勿論嵐山さんも、です」
「ふむ、………トリオン体が"義体"であると柚紀くんも知ってはいるが、"換装"は服を変えると言う意味もある。…実際に体感しななければ、感覚は掴めない。…………そんな感じなのだろうな、彼女"も"」
「"も"?……それは言実さんの事ですか?(そして恐らく"あの人"の事も指している、…そんな気がする)」
「ん?今おつるちゃんの名前出なかった?何ナニ?なんの話??(ストン……ポタポタ)佐鳥も混ぜてください!!(シャー)」
「(パサッ)構わないがとりあえず肩にタオルを掛けなさい。床が濡れてしまうからね。……言実くんも最初はトリオンやトリガーの存在を信じていなかった。【ファンタジー系の物語の様なことが実際に有り得るのか?】と言ってね。…で、実際に使用してみて納得はしたし普通にトリオン兵を倒していた。が、………旧メンバーと手合わせした際には実力差や熟練度の違いで負けてしまった。普通なら"当たり前だって"考えるが……本人含め一部が納得しなかった。……………何故だと思う?」
「(ゴシゴシ)ん?ん~~?……"勝てる自信があった"とか、"勝って当たり前"的な考えがあったから?……"今の"おつるちゃんを知る佐鳥達ならそう思わなくもないし、実際本人は沢山経験がある。……でも最初なら、…そうじゃない、よね。じゃあ、……何で?(シャー)」
「………最近それに似た案件が発生しただろ?…鶴ヶ峰さんは"最強無敵"と周囲に認識されている言実さんの姪。…例え"専門外"な分野でも一定以上の成果を出している、そんな人の血縁者なら…………サイドエフェクト"位"操れるのは造作もない。そう心理的に働く人が居て……あの騒動が起きた、…そうでしょ佐鳥」
「っ??!(ギュッ!…フシャー!!)わわわっ!?み、水が!?(‐ わん!!(キュッキュッ) ‐)あ、有り難う止めてくれて。ハァ~…………つまり、"同じ原理"が当時のおつるちゃんにも発生したんだね。だけどあの人は、…きっと"一人"でそれを"克服"してしまった。……お兄さんも、居ない。見知らぬ人ばかりの空間で、ボーダーに関わる理由となったエンジニアの腕を用いて。で、あの時みたいにならないと思ってしまった。……柚紀ちゃんには"経験者である自分が居るから何とかなる"。…そう思ったから(オレだって、そうだから。……任務や広報の仕事だって、…皆が居るから何とかなってる。だけど……)」
「サイドエフェクトはボーダー内でも保有者が少ない。更に彼女の能力は前例が無さすぎて、未知であり特殊過ぎる。……恐らくランク分けすれば迅さん同様の"Sクラス"に相当する筈。でもその特殊性のせいで"最初から"一定以上の成果を出せない状況、…今までの保有者達は差はあれど必ずボーダーに対して"有益"をもたらした。だから期待した、が、それは鶴ヶ峰さんの事情を知らない人達の勝手な考え………願望でしかない」
「それに関しては既に認識を改めさせてある。……【彼女の能力は晩期型であり、効果は多大な分制御が難しい。…焦ればボーダー内だけに留まらず、市民にも影響を及ぼす】更に【だが使用者はあくまでも一人の少女、能力は持つが我々と変わらない。……"心を持たない化け物でもただ命令に忠実な機械ではない"…それを忘れてはいけない】とね」