初の演習
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~某雑貨店内・大人組~
『うむ、……忍田さん。カラーボックス位なら組み立ては可能か?』
「問題ない、今時のは釘を使わずに組み立てが可能なのも多数販売しているみたいだからね。…コレなら私でもできる筈だ」
『ならカラーボックスとキッチン用のマガジンラック、後は……やはり鏡は居るな。姿見を一つに…ん?…………ほぅ、小物…アクセサリーケース付属の三面鏡か。…これも買いだな』
「君にしては中々洒落たものを手にしたね言実くん。だがそれは……君用ではなく柚紀くんの、かな?」
『あぁ。……一応年頃の子故にな、今はそんな余裕もなかろうが…その内に使う日も来よう。小さい頃は私や……義姉さんが身に付けていたアクセサリーを見て"綺麗"と瞳を輝かせていた。全く興味がない、と言う事はなかろう』
「………そう言えば初日に彼女は身に付けていたな、翠色の石が付いたペンダンドを。…あれは翡翠か?」
『…どうだろうな。あれは…………兄さんがあの子に贈った最後のプレゼントだ。翡翠は古来から"魔除けの石"とも呼ばれておる代物、…あの人なら有り得なくもない。気休めでも……色んなモノから狙われるであろう愛娘を少しでも護ろうとした。…親心の現れ、なのかもな』
「……そうか(私の記憶が正しければ、言実くんも生身の際にあまり着飾らないし、耳のピアスも"知り合った当初から"身に付けていた。少なくとも言実くんが下手に変えたり外さないのは、……"少しでも思い出させない様にしているから"なのか?それらが関連する事柄や人物を。たが柚紀くんは学生、…ずっと身に付けれなくはないが、彼女は生真面目な子らしいからな。……だから今は外しているのか?依存させない為に)」
『後はリビングに設置する時計に、浴槽の蓋。ゴミ箱が数種類……位か?(にしても室長め、……話していないのか?"あの石の正体"を、忍田さんに。派閥が違うからとは言えど、…仮とは言えボーダーにおいて柚紀の"直属の上司"は……彼だと言うのにっ!だが、……事情を話せば"同じ可能性"に辿り着くのは明白。…確定するまでは、話すべきではない……か?)』
「では急ごうか、あまりのんびりしていたら三人を待たせてしまうからね」
『そうだな、手早く済ませるとしよう』
∞∞∞∞
~昼食時・鶴ヶ峰家にて~
「わぁー美味しそう!!いっただっきまーす!!……(モグモグ)…ふぅん!?ふぉいひー!!(約:うん!?おいしー!!)」
『………流石に行儀が悪いぞ佐鳥、話すなら飲み込んでからにしろ。それと、…柚紀が作った料理だぞ?不味い訳が無かろう??』
「佐鳥……、別に奪われたりしないから落ち着いて食べなよ全く。(ズズズ)……うん、スープも美味しいね。コンソメスープに卵にネギとシンプルだけど、………ウチで飲むのと、何か違う?」
『あ、気がついた??…少量だけど卸し生姜が入っているの。こう、隠し味的に私は良く入れるけど……大丈夫、ですか皆さん?味、変じゃない…ですか?』
「大丈夫だよ柚紀くん、私は指摘されるまで違和感を感じなかったからね。それに隠し味程度ならそこまで心配する必要はない、……このサラダもブロッコリーをしっかり塩茹でされている。君の料理センスは悪くないと私は思うよ?」
「でも柚紀ちゃんが料理の本読んでいるのって佐鳥は見たことないな~。……小さい頃から料理していたの?」
『……柚紀は食べ物に対する関心は幼い頃から健在だった。…流石に包丁を持たせたのは小学生に入学してからだったが、……お手伝いと称して色々作っていたな確かに』
『あはは、……私以外の人は何かと食に関心が薄かったり、偏食って訳じゃないけど食わず嫌いな人も居たりしたからね。……あ、すり下ろし器買い忘れた』
「……本格的にこだわらないなら、ちょっとしたスーパーにも置いていたりするよ?それこそ100均とかにも、ね?………言実さん、食事後に行く予定の大型スーパーには…」
『…確かあるな100均が。……今の100均は品質も差ほど悪くもないし、…気になるなら行ってみると良い。先程の店で買いづらかったモノもあればついでに見繕え、……たかが100円だ、遠慮はするな柚紀』
『100円でも、お金はお金です。……無駄に買うつもりはありませんが、…必要そうなのがあれば……………………検討します』
「(おつるちゃんって、浪費癖って訳じゃないけどお金を使うことには躊躇ないよな~。……"必要だから"って割り切ってる感じ?)」
「(鶴ヶ峰さんはやっぱり叔母とは言えど、"自分のお金じゃない"から倹約しているのかな?若しくは言実さんを見ているからこその反面教師、かな?)」
「(言実くんの給料はそこそこ高いから問題ないし、…柚紀くんは性格的な理由だからこちらも仕方ない。が、……互いにあまり強く主張しないのは"二人の間にある確かな信頼性"……強い絆が結ばれているからなのだろうな)」
『うむ、……忍田さん。カラーボックス位なら組み立ては可能か?』
「問題ない、今時のは釘を使わずに組み立てが可能なのも多数販売しているみたいだからね。…コレなら私でもできる筈だ」
『ならカラーボックスとキッチン用のマガジンラック、後は……やはり鏡は居るな。姿見を一つに…ん?…………ほぅ、小物…アクセサリーケース付属の三面鏡か。…これも買いだな』
「君にしては中々洒落たものを手にしたね言実くん。だがそれは……君用ではなく柚紀くんの、かな?」
『あぁ。……一応年頃の子故にな、今はそんな余裕もなかろうが…その内に使う日も来よう。小さい頃は私や……義姉さんが身に付けていたアクセサリーを見て"綺麗"と瞳を輝かせていた。全く興味がない、と言う事はなかろう』
「………そう言えば初日に彼女は身に付けていたな、翠色の石が付いたペンダンドを。…あれは翡翠か?」
『…どうだろうな。あれは…………兄さんがあの子に贈った最後のプレゼントだ。翡翠は古来から"魔除けの石"とも呼ばれておる代物、…あの人なら有り得なくもない。気休めでも……色んなモノから狙われるであろう愛娘を少しでも護ろうとした。…親心の現れ、なのかもな』
「……そうか(私の記憶が正しければ、言実くんも生身の際にあまり着飾らないし、耳のピアスも"知り合った当初から"身に付けていた。少なくとも言実くんが下手に変えたり外さないのは、……"少しでも思い出させない様にしているから"なのか?それらが関連する事柄や人物を。たが柚紀くんは学生、…ずっと身に付けれなくはないが、彼女は生真面目な子らしいからな。……だから今は外しているのか?依存させない為に)」
『後はリビングに設置する時計に、浴槽の蓋。ゴミ箱が数種類……位か?(にしても室長め、……話していないのか?"あの石の正体"を、忍田さんに。派閥が違うからとは言えど、…仮とは言えボーダーにおいて柚紀の"直属の上司"は……彼だと言うのにっ!だが、……事情を話せば"同じ可能性"に辿り着くのは明白。…確定するまでは、話すべきではない……か?)』
「では急ごうか、あまりのんびりしていたら三人を待たせてしまうからね」
『そうだな、手早く済ませるとしよう』
∞∞∞∞
~昼食時・鶴ヶ峰家にて~
「わぁー美味しそう!!いっただっきまーす!!……(モグモグ)…ふぅん!?ふぉいひー!!(約:うん!?おいしー!!)」
『………流石に行儀が悪いぞ佐鳥、話すなら飲み込んでからにしろ。それと、…柚紀が作った料理だぞ?不味い訳が無かろう??』
「佐鳥……、別に奪われたりしないから落ち着いて食べなよ全く。(ズズズ)……うん、スープも美味しいね。コンソメスープに卵にネギとシンプルだけど、………ウチで飲むのと、何か違う?」
『あ、気がついた??…少量だけど卸し生姜が入っているの。こう、隠し味的に私は良く入れるけど……大丈夫、ですか皆さん?味、変じゃない…ですか?』
「大丈夫だよ柚紀くん、私は指摘されるまで違和感を感じなかったからね。それに隠し味程度ならそこまで心配する必要はない、……このサラダもブロッコリーをしっかり塩茹でされている。君の料理センスは悪くないと私は思うよ?」
「でも柚紀ちゃんが料理の本読んでいるのって佐鳥は見たことないな~。……小さい頃から料理していたの?」
『……柚紀は食べ物に対する関心は幼い頃から健在だった。…流石に包丁を持たせたのは小学生に入学してからだったが、……お手伝いと称して色々作っていたな確かに』
『あはは、……私以外の人は何かと食に関心が薄かったり、偏食って訳じゃないけど食わず嫌いな人も居たりしたからね。……あ、すり下ろし器買い忘れた』
「……本格的にこだわらないなら、ちょっとしたスーパーにも置いていたりするよ?それこそ100均とかにも、ね?………言実さん、食事後に行く予定の大型スーパーには…」
『…確かあるな100均が。……今の100均は品質も差ほど悪くもないし、…気になるなら行ってみると良い。先程の店で買いづらかったモノもあればついでに見繕え、……たかが100円だ、遠慮はするな柚紀』
『100円でも、お金はお金です。……無駄に買うつもりはありませんが、…必要そうなのがあれば……………………検討します』
「(おつるちゃんって、浪費癖って訳じゃないけどお金を使うことには躊躇ないよな~。……"必要だから"って割り切ってる感じ?)」
「(鶴ヶ峰さんはやっぱり叔母とは言えど、"自分のお金じゃない"から倹約しているのかな?若しくは言実さんを見ているからこその反面教師、かな?)」
「(言実くんの給料はそこそこ高いから問題ないし、…柚紀くんは性格的な理由だからこちらも仕方ない。が、……互いにあまり強く主張しないのは"二人の間にある確かな信頼性"……強い絆が結ばれているからなのだろうな)」