合わせ鏡〜貴女は、もう一人の私?〜
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柚紀の提案に((太刀川、出水退け。……アレを放たれては危険区域内とは言え、どれだけ被害が出るか分からないぞ))と風間が諌めて、弧月を納めさせたり両手を上げさせて戦闘の意思が無くなったのを態度で示す。そして『師匠、万が一にも"お二人"を撃ったりしたら……き、嫌いになりますからね!!』とコチラにも予防策を講じ❲待て待て!!二人って……その白衣の姉ちゃんも正体不明なのか?!てっきり現場調査に駆り出されたエンジニアとばかりに…❳と、ちゃんと状況を把握してない状態で当真が出て来たのが露呈したのはさておき、話を聞くために風間の指揮の元、二人を連れて本部へ帰還する事に。ただ【秘密経路経由を言実が拒否したのだ】、理由は『私達を信用してくれたのは嬉しいが、部外者にソレを見せて良いのか?』と改めて考えさせる機会を与えれば、屋上経由で帰還する事に。ただ、本部はこちらも巨大な建物なだけありグラスホッパーなしや、機動力の低い瑠花単体では無理なのではと疑念が上がるが『そこは各自頭を使え。それと、……そっちの金髪黒コートの坊や。悪いが運送を頼んでも良いか?見ての通りコチラは"生身"だ。流石にアソコまで一人では行けぬ』とさり気なく舵取りをして、とりあえずその場から移動を開始する
そして色々遭ったが、何とか屋上に辿り着いた一行を当真と……東が待ち受けていた。その二人……東を見て菊地原に運搬された瑠花は首を傾げる中、鶴ヶ峰の二人は"やはりか"と言った感じでいた。あれだけの脅迫行為をしたのだから"言葉で上手く誘導、丸め込む"方法を取る気がしたのだ。が、それでは場の雰囲気が良くならないのを知っている二人は互いに目配りをした後に、柚紀が迷う事なく当真に歩み寄る
『貴方が彼女のお師匠様のトーマさんですか?(クスッ)……あ、失礼。あまりにも想像が付かなくてつい。ですが、やはり腕の良い方を師に持てば弟子もそうなるものなんですかね?彼女は一発の弾で二本の触手を撃ち抜いてました。そこは彼女の努力もありますが、指導者の良し悪しも関わります。……彼女程の優しい子は敵とは言えど"イキモノを倒す"事を躊躇したって、可笑しくありませんから』
「…………一つ良いか?何故お前は【ソイツが彼女の師だと分かった?】普通に考えれば隣の人の方が指導者に見える筈だ。それだけでなく、……あそこまでピンポイントで狙撃を防げたのもだが、この二人はこんな見た目でもウチのトップチームだ。………初見であそこまで回避出来るとは到底思えん、それこそ……」
『……その辺の話はお偉いさん達、少なくとも現場責任者を含めて纏めて話すとしてだ。………大人の話し合いの場に子どもを連れて行きたくはない故に、暫くその子を預かってくれぬか?ま、あんなのを見せられては警戒するだろうから"無害を示す為にも"……柚紀』
『はい言実さん。……"トリガーオフ"(シュウゥゥー……スッ)トリガーホルダーを貴方にお預け致します、何ならこれを分解してお調べしても構いませ…『えっ?!う、嘘っ!!貴女は……あの時の歌のお姉さん!!?』……えっ?』
「歌の、お姉さんって………教育テレビで流れているアレじゃないでしょ?彼女、どう見積もったって高校生位で大人には見えないし、白衣の人だって"子ども"と銘打っている。なのに何でそんな言葉が出てくるのさ?」
『……………(…やはり、そうだったか。一度繋がった縁が何かをキッカケに再び巡り合わせた訳だな)』
柚紀の言動に違和感を覚えた風間が確信を得たくて問い掛けるが、何度も同じ事を話すのが嫌な言実が先延ばしにし立ち往生している時間も勿体ないので、何時もの様に主導権を握ってしまう。これには東も気付いたが"コチラが不利に成らない"ので成り行きを見守る最中、相手の警戒心を解く為に生身に戻った柚紀を見た瞬間に瑠花が動揺し、意味深なワードを口にする。それをきっちり指摘した菊地原に答える……と言うより柚紀に分かって貰いたくて自ら換装を解く。すると
『……あー!!!?あの時私を助けてくれたお嬢さんっ?!……そっか、ボーダーに入ったんだ。(スタスタスタ、ナデナデ)じゃあその眼、もう嫌いに思ってなんかいないよね?此処でならその能力、有効活用出来るだろうし……皆良い人ばかりでしょ?』
『は、ハイ!!その、……わ、私…ひ、人付き合い良くなくて、学校で一人で過ごしてばかりでしたが………と、とあるきっかけで同じクラスの彼、(チラッ)菊地原くんに眼の事がバレてそれから……色々悩んだりしましたが、ボーダーに入って、性格的に前線は無理だからスナイパーになって、師匠を中心に沢山の人に出会って、……ちゃんと、この眼を使って役に立てる事を、私に出来る事を見つけれました!きっと、お姉さんに会ってなければ私……この眼を嫌いになってて何もかも諦めてたかも知れません。だから、……また会えたら絶対にお礼を言おうって決めてました!!忘れない様に頂いたシュシュも大切に保管してます!き、今日は手元に無いからお見せ出来ませんが(シュン)』
「……………蒼井ちゃんがあんなに生き生きしているの、俺初めて見ます。何時もはオドオドしてて当真さんや菊地原の後ろに引っ付いている感じですからね〜。暫く眺めて居たいですが……」
「ま、その内に終わるさ。……あの二人にとっては面白くない状況だからな」
と、かなり客観的に眺めていた太刀川の言葉通り菊地原と当真によって話は一時中断となり、柚紀の身柄は冬島隊預かりとなった。そして部屋主である当真以外にも瑠花は勿論、菊地原と何故か出水が同伴する事となり他は言実と共に本部作戦室に行く事となる。が、その前に約束だった互いの自己紹介を済ませる事に。ついでに言実も
『……鶴ヶ峰言実だ、本職はエンジニアだがそれなりに戦闘員経験もしておる。それと、…………その子は私の姪であり保護者を務めておる。何か良からぬ事をしたらそれ相当の応酬を覚悟しておけ』
『あ、あの時お姉さんが話していたボーダーの知り合いってのは貴女の事でしたか!!あ、えっと……蒼井瑠花、です。(ペコリ)その、紆余曲折あり今はボーダーの……風間隊に所属しています。あ、後はえっと……ど、読書や勉強が好きで、最近は皆さんが喜ばれるのでお菓子作りも、それなりにしてます』
『わぁ、お菓子作れるの凄いね!!私、料理は目分量で作っちゃうからきっちり測るの、苦手なんだよね〜。っと、そんな事より……私は鶴ヶ峰柚紀。トリオン量が多いせいで敵に狙われやすくて自他共に身の安全確保の為にボーダーに関わる様になった、……ギリ一般市民かな?正式には所属してないし、そのトリガーホルダーだって自衛用の言実さんお手製の一品!!あ、見返りに今日みたいに調査を同行したり実験に協力したりもしています。後……好きなことは歌う事で、コレがきっかけで彼女…瑠花ちゃんに会えた訳です。それと、…………多分私と言実さんはこの世界とは違う時間軸、つまりは未来を辿った"平行世界の人間です"。なので、色々知っていた……………これが答えです』
そして色々遭ったが、何とか屋上に辿り着いた一行を当真と……東が待ち受けていた。その二人……東を見て菊地原に運搬された瑠花は首を傾げる中、鶴ヶ峰の二人は"やはりか"と言った感じでいた。あれだけの脅迫行為をしたのだから"言葉で上手く誘導、丸め込む"方法を取る気がしたのだ。が、それでは場の雰囲気が良くならないのを知っている二人は互いに目配りをした後に、柚紀が迷う事なく当真に歩み寄る
『貴方が彼女のお師匠様のトーマさんですか?(クスッ)……あ、失礼。あまりにも想像が付かなくてつい。ですが、やはり腕の良い方を師に持てば弟子もそうなるものなんですかね?彼女は一発の弾で二本の触手を撃ち抜いてました。そこは彼女の努力もありますが、指導者の良し悪しも関わります。……彼女程の優しい子は敵とは言えど"イキモノを倒す"事を躊躇したって、可笑しくありませんから』
「…………一つ良いか?何故お前は【ソイツが彼女の師だと分かった?】普通に考えれば隣の人の方が指導者に見える筈だ。それだけでなく、……あそこまでピンポイントで狙撃を防げたのもだが、この二人はこんな見た目でもウチのトップチームだ。………初見であそこまで回避出来るとは到底思えん、それこそ……」
『……その辺の話はお偉いさん達、少なくとも現場責任者を含めて纏めて話すとしてだ。………大人の話し合いの場に子どもを連れて行きたくはない故に、暫くその子を預かってくれぬか?ま、あんなのを見せられては警戒するだろうから"無害を示す為にも"……柚紀』
『はい言実さん。……"トリガーオフ"(シュウゥゥー……スッ)トリガーホルダーを貴方にお預け致します、何ならこれを分解してお調べしても構いませ…『えっ?!う、嘘っ!!貴女は……あの時の歌のお姉さん!!?』……えっ?』
「歌の、お姉さんって………教育テレビで流れているアレじゃないでしょ?彼女、どう見積もったって高校生位で大人には見えないし、白衣の人だって"子ども"と銘打っている。なのに何でそんな言葉が出てくるのさ?」
『……………(…やはり、そうだったか。一度繋がった縁が何かをキッカケに再び巡り合わせた訳だな)』
柚紀の言動に違和感を覚えた風間が確信を得たくて問い掛けるが、何度も同じ事を話すのが嫌な言実が先延ばしにし立ち往生している時間も勿体ないので、何時もの様に主導権を握ってしまう。これには東も気付いたが"コチラが不利に成らない"ので成り行きを見守る最中、相手の警戒心を解く為に生身に戻った柚紀を見た瞬間に瑠花が動揺し、意味深なワードを口にする。それをきっちり指摘した菊地原に答える……と言うより柚紀に分かって貰いたくて自ら換装を解く。すると
『……あー!!!?あの時私を助けてくれたお嬢さんっ?!……そっか、ボーダーに入ったんだ。(スタスタスタ、ナデナデ)じゃあその眼、もう嫌いに思ってなんかいないよね?此処でならその能力、有効活用出来るだろうし……皆良い人ばかりでしょ?』
『は、ハイ!!その、……わ、私…ひ、人付き合い良くなくて、学校で一人で過ごしてばかりでしたが………と、とあるきっかけで同じクラスの彼、(チラッ)菊地原くんに眼の事がバレてそれから……色々悩んだりしましたが、ボーダーに入って、性格的に前線は無理だからスナイパーになって、師匠を中心に沢山の人に出会って、……ちゃんと、この眼を使って役に立てる事を、私に出来る事を見つけれました!きっと、お姉さんに会ってなければ私……この眼を嫌いになってて何もかも諦めてたかも知れません。だから、……また会えたら絶対にお礼を言おうって決めてました!!忘れない様に頂いたシュシュも大切に保管してます!き、今日は手元に無いからお見せ出来ませんが(シュン)』
「……………蒼井ちゃんがあんなに生き生きしているの、俺初めて見ます。何時もはオドオドしてて当真さんや菊地原の後ろに引っ付いている感じですからね〜。暫く眺めて居たいですが……」
「ま、その内に終わるさ。……あの二人にとっては面白くない状況だからな」
と、かなり客観的に眺めていた太刀川の言葉通り菊地原と当真によって話は一時中断となり、柚紀の身柄は冬島隊預かりとなった。そして部屋主である当真以外にも瑠花は勿論、菊地原と何故か出水が同伴する事となり他は言実と共に本部作戦室に行く事となる。が、その前に約束だった互いの自己紹介を済ませる事に。ついでに言実も
『……鶴ヶ峰言実だ、本職はエンジニアだがそれなりに戦闘員経験もしておる。それと、…………その子は私の姪であり保護者を務めておる。何か良からぬ事をしたらそれ相当の応酬を覚悟しておけ』
『あ、あの時お姉さんが話していたボーダーの知り合いってのは貴女の事でしたか!!あ、えっと……蒼井瑠花、です。(ペコリ)その、紆余曲折あり今はボーダーの……風間隊に所属しています。あ、後はえっと……ど、読書や勉強が好きで、最近は皆さんが喜ばれるのでお菓子作りも、それなりにしてます』
『わぁ、お菓子作れるの凄いね!!私、料理は目分量で作っちゃうからきっちり測るの、苦手なんだよね〜。っと、そんな事より……私は鶴ヶ峰柚紀。トリオン量が多いせいで敵に狙われやすくて自他共に身の安全確保の為にボーダーに関わる様になった、……ギリ一般市民かな?正式には所属してないし、そのトリガーホルダーだって自衛用の言実さんお手製の一品!!あ、見返りに今日みたいに調査を同行したり実験に協力したりもしています。後……好きなことは歌う事で、コレがきっかけで彼女…瑠花ちゃんに会えた訳です。それと、…………多分私と言実さんはこの世界とは違う時間軸、つまりは未来を辿った"平行世界の人間です"。なので、色々知っていた……………これが答えです』