9.親交の曲~狙撃手集団編~(74.
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……そう、柚紀のトリオン体は瞳の色や顔付きは変わらないが髪に加工が施されていたのだ。長さは肩に付くか付かないか位のセミロングとなり、髪色は新緑を思わせる鮮やかな緑色になっていた。光の当たり具合いによっては白銀にも見える、その髪の色合いが更にファンタジー要素全開になってしまったのにはちゃんと理由があるのだが、とりあえず柚紀は近づいてきた"話しやすい相手達に説明が楽な方"から説明を開始する
『お、落ち着いて佐鳥くん!!えっと、髪型に関しては単純に"邪魔になるから"だよ?私が体育の時……は、判断しづらいか学校ではずっと結んでいるし。…家で家事をする時も私は髪の毛を纏めて居るんだよね、それで【ならばトリオン体の時は短くすれば良いだろう?どうせ"動く為に"換装するのだから】と……言実さんが。あ、因みに髪型は【イマドキの子が好むヘアスタイルは知らぬからレイのを参考にしたが…悪くない筈だ。ユウより何かと"似ている故にな色々"】との事でした』
「あ、そっか!!先生の"身近な女子学生"と言ったらウチの隊、ですよね!?私じゃないけど、那須先輩が褒められたみたいで私も嬉しいです!!これで先輩の機嫌良くなればいいな~。…以前、私とくま先輩がコーデした服装での写真をご覧になった際に【私も柚紀ちゃんを何時かコーディネートしたい】とおっしゃられて、で!手始めに先程のニット含めた秋冬物を先輩に送られた訳ですから!!」
"髪色が変わる原理"をちゃんと知っているかは分からないが、"見たことがあり柚紀が比較的話しやすい"佐鳥と日浦には自分から説明していく。だが、今日会ったばかりの三人を含めた柚紀から離れた距離に居るメンバーに関しては当真が中心に本人に代わって同じ様に説明している
「ま、尤も髪型に関してはつる姐から聞いたに過ぎねぇがな。で、髪色に関してはちゃんとした理由がある。東さんは"未経験"だし"実際に見たことがない"が……穂刈、お前はあるだろ?」
「あぁ、あるな。……"一度目は時間が短かった"、"二度目は見づらかった"、だが、…確かに変わった、あの髪色に、……生身の状態"でも"」
「!!生身で髪色変化するって、どんな仕組みなんっスか?……少なくとも普通に生活している状態じゃ起きない現象、ですよね?じゃなきゃ噂になりますよ?【髪色が変化する少女が居る】って。生身の時が染めていたり、カツラなら……もっと在り来たりな色にしますよね?目立つのが面倒ですから」
当真や穂刈の話を聞いて、半崎がかなり難しい表情をする。…詳細までは語られなかったが、柚紀の歓迎会が行われた日の出来事を隊長である荒船を中心にある程度聞かされていたからだ。勿論"モール内"での事も。……目印にはなるが、本人が人見知りで目立つのが苦手なのは接してもだが、見ているだけでも十分に理解できるからだ
さて、半崎とは違ってそれらの情報も知らない古寺と奈良坂だが、……"髪色"に違和感と言うべきか親近感、…既視感を感じていた。"白っぽいが緑色"……あれを自分達は"何処かで見たことが…見覚えがある"と。そんな中、東がおもむろにスナイパー用のトリガー・イーグレットを作り出した。…勿論、何時ものように
「?…東さん、何故イーグレットを…「そうか!!似ているんだ!!?彼女の髪色が"トリオン粒子"の色にっ!?」!……確かに章平の言う通りだが東さん、…トリガーを起動させる際の粒子の色を見せるならイーグレットでなく、シールドの方が一番良かったのでは?」
「…まぁ、そうではあるが……イーグレットにしたのには理由がある。奈良坂、先に言っておくが【俺は日浦を本気で射つつもりはない】……と、言うより【ランク戦以外で理由もなく仲間を射つ気は俺にはない】それらを理解した上で…"全員黙って見ててくれ"」
~~~
少しだけ時間を遡り、次は髪色に関しての説明をする柚紀。ただ、コチラの理由は二人の方が知っている……検討がついていたりするのだ
「それで髪色については、やっぱりアレだよね?……【サイドエフェクト…歌姫を使用したら生身でも髪色が変化したから、ならば最初からその色にしてしまおう】的な発想でしょ?おつるちゃんなら考えそうな事、だよね。あ、因みに髪色は初日に隊室で歌っていた時に既に変化していたから、佐鳥は"あ、これも含めたサイドエフェクトなのかな?"と疑問視しませんでした」
『……正解、です。ってか皆髪色の変化しているのを誰も指摘してくれなかったから、私今日まで知らなかったよ?試験中は歌を"録音"はしていましたが、………"録画"はお断りしていましたから』
「あ!?…そう言えば先輩は"撮られる事"がお苦手でしたね。……私達は先生から伺っていましたので、てっきり先輩もご存じだと思っていました」
こんな感じで和やかな雰囲気で説明を終えた柚紀は"向こうも説明終わったかな?"と視線を向けて……何とも言えない"胸騒ぎ"を覚えた。……東がイーグレットを手にしていたのだ。時間も時間で後は帰るだけで、東は防衛任務もない……トリガーを起動させる理由がないのだ。そして彼は日浦を見つめており、そして
『(判断しづらいかけど、東さんが纏うあの雰囲気は……戦闘モードや警戒モードに入った言実さんや皆さんと…)……っ!?茜ちゃんっ!!(グイッ)』
「「えっ??!」」
‐ スッ、ドーン!…キイィン!!……パキンッ ‐
反射的に柚紀が日浦を自分の方に引き寄せたのとほぼ同時に、東はイーグレットを瞬時に構えて一発射ったのだ。距離も短くシールドを展開する暇も誰もが無かったこの状態だが……柚紀の前方には"円形のシールド"が展開されており、ヒビが入ってはいるがちゃんと弾を防いでいたのであった
『お、落ち着いて佐鳥くん!!えっと、髪型に関しては単純に"邪魔になるから"だよ?私が体育の時……は、判断しづらいか学校ではずっと結んでいるし。…家で家事をする時も私は髪の毛を纏めて居るんだよね、それで【ならばトリオン体の時は短くすれば良いだろう?どうせ"動く為に"換装するのだから】と……言実さんが。あ、因みに髪型は【イマドキの子が好むヘアスタイルは知らぬからレイのを参考にしたが…悪くない筈だ。ユウより何かと"似ている故にな色々"】との事でした』
「あ、そっか!!先生の"身近な女子学生"と言ったらウチの隊、ですよね!?私じゃないけど、那須先輩が褒められたみたいで私も嬉しいです!!これで先輩の機嫌良くなればいいな~。…以前、私とくま先輩がコーデした服装での写真をご覧になった際に【私も柚紀ちゃんを何時かコーディネートしたい】とおっしゃられて、で!手始めに先程のニット含めた秋冬物を先輩に送られた訳ですから!!」
"髪色が変わる原理"をちゃんと知っているかは分からないが、"見たことがあり柚紀が比較的話しやすい"佐鳥と日浦には自分から説明していく。だが、今日会ったばかりの三人を含めた柚紀から離れた距離に居るメンバーに関しては当真が中心に本人に代わって同じ様に説明している
「ま、尤も髪型に関してはつる姐から聞いたに過ぎねぇがな。で、髪色に関してはちゃんとした理由がある。東さんは"未経験"だし"実際に見たことがない"が……穂刈、お前はあるだろ?」
「あぁ、あるな。……"一度目は時間が短かった"、"二度目は見づらかった"、だが、…確かに変わった、あの髪色に、……生身の状態"でも"」
「!!生身で髪色変化するって、どんな仕組みなんっスか?……少なくとも普通に生活している状態じゃ起きない現象、ですよね?じゃなきゃ噂になりますよ?【髪色が変化する少女が居る】って。生身の時が染めていたり、カツラなら……もっと在り来たりな色にしますよね?目立つのが面倒ですから」
当真や穂刈の話を聞いて、半崎がかなり難しい表情をする。…詳細までは語られなかったが、柚紀の歓迎会が行われた日の出来事を隊長である荒船を中心にある程度聞かされていたからだ。勿論"モール内"での事も。……目印にはなるが、本人が人見知りで目立つのが苦手なのは接してもだが、見ているだけでも十分に理解できるからだ
さて、半崎とは違ってそれらの情報も知らない古寺と奈良坂だが、……"髪色"に違和感と言うべきか親近感、…既視感を感じていた。"白っぽいが緑色"……あれを自分達は"何処かで見たことが…見覚えがある"と。そんな中、東がおもむろにスナイパー用のトリガー・イーグレットを作り出した。…勿論、何時ものように
「?…東さん、何故イーグレットを…「そうか!!似ているんだ!!?彼女の髪色が"トリオン粒子"の色にっ!?」!……確かに章平の言う通りだが東さん、…トリガーを起動させる際の粒子の色を見せるならイーグレットでなく、シールドの方が一番良かったのでは?」
「…まぁ、そうではあるが……イーグレットにしたのには理由がある。奈良坂、先に言っておくが【俺は日浦を本気で射つつもりはない】……と、言うより【ランク戦以外で理由もなく仲間を射つ気は俺にはない】それらを理解した上で…"全員黙って見ててくれ"」
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少しだけ時間を遡り、次は髪色に関しての説明をする柚紀。ただ、コチラの理由は二人の方が知っている……検討がついていたりするのだ
「それで髪色については、やっぱりアレだよね?……【サイドエフェクト…歌姫を使用したら生身でも髪色が変化したから、ならば最初からその色にしてしまおう】的な発想でしょ?おつるちゃんなら考えそうな事、だよね。あ、因みに髪色は初日に隊室で歌っていた時に既に変化していたから、佐鳥は"あ、これも含めたサイドエフェクトなのかな?"と疑問視しませんでした」
『……正解、です。ってか皆髪色の変化しているのを誰も指摘してくれなかったから、私今日まで知らなかったよ?試験中は歌を"録音"はしていましたが、………"録画"はお断りしていましたから』
「あ!?…そう言えば先輩は"撮られる事"がお苦手でしたね。……私達は先生から伺っていましたので、てっきり先輩もご存じだと思っていました」
こんな感じで和やかな雰囲気で説明を終えた柚紀は"向こうも説明終わったかな?"と視線を向けて……何とも言えない"胸騒ぎ"を覚えた。……東がイーグレットを手にしていたのだ。時間も時間で後は帰るだけで、東は防衛任務もない……トリガーを起動させる理由がないのだ。そして彼は日浦を見つめており、そして
『(判断しづらいかけど、東さんが纏うあの雰囲気は……戦闘モードや警戒モードに入った言実さんや皆さんと…)……っ!?茜ちゃんっ!!(グイッ)』
「「えっ??!」」
‐ スッ、ドーン!…キイィン!!……パキンッ ‐
反射的に柚紀が日浦を自分の方に引き寄せたのとほぼ同時に、東はイーグレットを瞬時に構えて一発射ったのだ。距離も短くシールドを展開する暇も誰もが無かったこの状態だが……柚紀の前方には"円形のシールド"が展開されており、ヒビが入ってはいるがちゃんと弾を防いでいたのであった