90.初雪の曲(155.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そしてエレベーターで行ける最上階に到着後、階段を登って屋上に向かう四人。丁度曲が終わりナニも聞こえないが、エレベーターに乗った形跡はないので"まだ屋上に居るか、帰り道に鉢合わせするか"のどちらかなので焦らず移動していた。そして先頭を行く佐鳥がドアを開いた先に見えた光景は
- ガチャ……キイィー -
「お〜い柚紀ちゃん居る〜?って………えっと、……コレ、ナンダロウ??」
「ちょっ!?後がつっかえて居るんだから止まるなよ佐鳥っ!!にしてもコレ…………………雪、じゃないよな。見た目こそそれっぽいけど、何か光ってるし」
「多分例の……シルバーブレットの効果じゃないかな?何時もは【敵や悪意のある物体を鈴に変えているけど】、彼女のトリオンだけだと……こんな風になるんだね。でもあの日の夜はこんな現象起きなかったのは、何でだろう?」
「………それこそギャラリーが居たからじゃないの?元は一人でストレス発散の為に歌っていたでしょ彼女。…その場に僕は居合わせて居なかったから知らないけど、あまり親しくない誰かが周囲に居た。だから本気で歌わなかったから………この不思議な光景をお目に掛かれなかった、こんな感じでしょ?」
入り口から程よく離れた位置に柚紀は一人で何やら手元の携帯とにらめっこしていた。その周囲には白く光る無数の珠が浮遊しており、地面に落ちるとまるで雪が溶けたかのように消えて無くなった。そんな幻想的な空間があの流星群の夜に見れなかった理由を時枝と菊地原が考察する中、呆然とそんな風景に見惚れていたが直ぐに復帰した佐鳥がナニかを確認した後に、一直線に柚紀の元へ向かっている最中
- ピュゥ〜 -
『きゃっ!……う〜、周囲に同じ高さの建物が無いから風が吹くとモロに当たるのは嫌かもな〜(サスサス…- ピタッ -)…???あれ?風が来なくなった…って!!さ、さ、さ、…佐鳥くんっ?!!(ポン!)い、いつの間に居たの???!』
「来たのは今さっきだよ!広報の仕事が終わって皆で歩いてたら、……君の歌が聞こえてきたのでまた此処かな〜って思ってさ!って(……ピタッ)あっ!!やっぱり冷たい!もうっ、外で歌うのは駄目じゃないけど、色々防寒対策するなり一・ニ曲で止めるとかにしなきゃ風邪引くよ?!えっと……(ガサゴソ…パサッ)はいコレ!ジャケットでも良いけど、柚紀ちゃん絶対に受け取らないでしょ?佐鳥が風邪を引くとか言ってさ。丁度コレを渡しに会いに行く予定だったからウン、ナイスタイミング!!」
「コレって、ストールか?"赤を基調としたチェック柄"で今どきや今の鶴ヶ峰に合いそうなモノではあるが、……これで寒さを凌げるのか?」
「ふふふ〜ん!タダのストールじゃないよ?コレ"トリオンを吸収すると程よい温度に発熱する性能を持った優れ物"だったりするんだよね〜!!ほら、一般的にも"汗を吸収して発熱する防寒具"って売ってるだろ?それの応用した奴!!因みに必要以上のトリオンは吸収せずに放出するから過剰に熱を持つ心配はないから、低温火傷の危険もなし!ま、トリオン吸収する奴は柚紀ちゃん専用の特別製だし、目印があるから一般向けで同じデザインの製品が出回っても間違う事はない……筈」
『!!さ、笹森くんも居たの?!それに、……時枝くんに菊地原くんまでっ?!!えっと…………全員、私の歌…聞こえちゃった感じ?(モジモシ)後、……目印ってナニ?(コテン)』
何も遮るモノがない屋外では風が吹けば直撃するのは必至であり、寒さを感じる要因の一つだと思った佐鳥が"どっちが風上か"を確かめて壁役になったのだ。流石の柚紀もコレにより佐鳥の存在に気づき驚きを露にする。そして理由は違うが頬が赤いのを見て触ってみれば思った以上に冷えているのを感じ、持ってきていた袋から大きめのストールを肩に掛けてやる。因みにストールなしの服装はライトグリーンの毛糸のセーターにシロのタートルネック、藍色のフレアスカートに黒のストッキング・茶色のブーツ姿であり髪の毛は降ろした状態で耳元には小型のマイク付きイヤフォンを付けていた。そんな柚紀の服装と言うより"ストール一枚で大丈夫か"と心配と、…ちょっとした嫉妬心から問う笹森に佐鳥はストールに隠された性能を暴露し、如何に今の状態に合っているかを力説。が、"柚紀の為だけ"と思われたら罪悪感を感じるのは分かっているので"一般向けの試作品"的なニュアンスを付け加える。そしてやっと佐鳥以外のメンバーも居たのに気づきアタフタする最中、"目印がナニか"を気にする柚紀に時枝が「端を見てみて」と促す
『これって嵐山隊のエンブレム?でも"星が黒……黒っぽい緑色"だよね?……どうして??』
「佐鳥はコレは柚紀さん専用って言ったけど、一般人もトリオン器官はあるし……多分だけど目に見えないし、かなり少量だろうけど君みたいにおれ達もトリオンを無意識に放出している。でないとトリガーを起動出来ないだろうからね。………そこの辺りの生態調査が進めば同じ様な仕組みで衣服をトリオンを用いて製作が出来る。的な研究をしているみたいで、試作品を売り物と間違わない為の目印がソレ。柚紀さんなら使い心地とか気になる点を日常会話として言実さんに気軽に話せるでしょ?モニターには色んな意味でピッタリな訳」
「ふーん、一応そんな意味合いがあったんだ。僕はてっきり【鶴ヶ峰の髪の色を模してそんな色合いにしたのと、真ん中の星が黒トリガーの彼女でそれを嵐山隊が取り囲む】的な意味があったのかって勝手に思ってたよ?だって、……一部の隊員達からは【忍田本部長派筆頭である嵐山隊と野々村は、歌姫の身辺警護を勅命で本部長から受けている】って思われているよ?ま、間違えじゃないかのか?野々村は相変わらず鶴ヶ峰に関わる馬鹿には容赦ないし、二人含めた嵐山隊メンバーだって………然りげ無く周囲を牽制してるだろ?ま、これも今まで通りかな?所で鶴ヶ峰、君は何時まで歌うつもり?幾らソレがあるとは言えど歌い過ぎると体調崩す原因になるよ?もう切り上げるならさ…………今、宇佐美先輩が部屋に来てるから、来たいなら来れば?」
- ガチャ……キイィー -
「お〜い柚紀ちゃん居る〜?って………えっと、……コレ、ナンダロウ??」
「ちょっ!?後がつっかえて居るんだから止まるなよ佐鳥っ!!にしてもコレ…………………雪、じゃないよな。見た目こそそれっぽいけど、何か光ってるし」
「多分例の……シルバーブレットの効果じゃないかな?何時もは【敵や悪意のある物体を鈴に変えているけど】、彼女のトリオンだけだと……こんな風になるんだね。でもあの日の夜はこんな現象起きなかったのは、何でだろう?」
「………それこそギャラリーが居たからじゃないの?元は一人でストレス発散の為に歌っていたでしょ彼女。…その場に僕は居合わせて居なかったから知らないけど、あまり親しくない誰かが周囲に居た。だから本気で歌わなかったから………この不思議な光景をお目に掛かれなかった、こんな感じでしょ?」
入り口から程よく離れた位置に柚紀は一人で何やら手元の携帯とにらめっこしていた。その周囲には白く光る無数の珠が浮遊しており、地面に落ちるとまるで雪が溶けたかのように消えて無くなった。そんな幻想的な空間があの流星群の夜に見れなかった理由を時枝と菊地原が考察する中、呆然とそんな風景に見惚れていたが直ぐに復帰した佐鳥がナニかを確認した後に、一直線に柚紀の元へ向かっている最中
- ピュゥ〜 -
『きゃっ!……う〜、周囲に同じ高さの建物が無いから風が吹くとモロに当たるのは嫌かもな〜(サスサス…- ピタッ -)…???あれ?風が来なくなった…って!!さ、さ、さ、…佐鳥くんっ?!!(ポン!)い、いつの間に居たの???!』
「来たのは今さっきだよ!広報の仕事が終わって皆で歩いてたら、……君の歌が聞こえてきたのでまた此処かな〜って思ってさ!って(……ピタッ)あっ!!やっぱり冷たい!もうっ、外で歌うのは駄目じゃないけど、色々防寒対策するなり一・ニ曲で止めるとかにしなきゃ風邪引くよ?!えっと……(ガサゴソ…パサッ)はいコレ!ジャケットでも良いけど、柚紀ちゃん絶対に受け取らないでしょ?佐鳥が風邪を引くとか言ってさ。丁度コレを渡しに会いに行く予定だったからウン、ナイスタイミング!!」
「コレって、ストールか?"赤を基調としたチェック柄"で今どきや今の鶴ヶ峰に合いそうなモノではあるが、……これで寒さを凌げるのか?」
「ふふふ〜ん!タダのストールじゃないよ?コレ"トリオンを吸収すると程よい温度に発熱する性能を持った優れ物"だったりするんだよね〜!!ほら、一般的にも"汗を吸収して発熱する防寒具"って売ってるだろ?それの応用した奴!!因みに必要以上のトリオンは吸収せずに放出するから過剰に熱を持つ心配はないから、低温火傷の危険もなし!ま、トリオン吸収する奴は柚紀ちゃん専用の特別製だし、目印があるから一般向けで同じデザインの製品が出回っても間違う事はない……筈」
『!!さ、笹森くんも居たの?!それに、……時枝くんに菊地原くんまでっ?!!えっと…………全員、私の歌…聞こえちゃった感じ?(モジモシ)後、……目印ってナニ?(コテン)』
何も遮るモノがない屋外では風が吹けば直撃するのは必至であり、寒さを感じる要因の一つだと思った佐鳥が"どっちが風上か"を確かめて壁役になったのだ。流石の柚紀もコレにより佐鳥の存在に気づき驚きを露にする。そして理由は違うが頬が赤いのを見て触ってみれば思った以上に冷えているのを感じ、持ってきていた袋から大きめのストールを肩に掛けてやる。因みにストールなしの服装はライトグリーンの毛糸のセーターにシロのタートルネック、藍色のフレアスカートに黒のストッキング・茶色のブーツ姿であり髪の毛は降ろした状態で耳元には小型のマイク付きイヤフォンを付けていた。そんな柚紀の服装と言うより"ストール一枚で大丈夫か"と心配と、…ちょっとした嫉妬心から問う笹森に佐鳥はストールに隠された性能を暴露し、如何に今の状態に合っているかを力説。が、"柚紀の為だけ"と思われたら罪悪感を感じるのは分かっているので"一般向けの試作品"的なニュアンスを付け加える。そしてやっと佐鳥以外のメンバーも居たのに気づきアタフタする最中、"目印がナニか"を気にする柚紀に時枝が「端を見てみて」と促す
『これって嵐山隊のエンブレム?でも"星が黒……黒っぽい緑色"だよね?……どうして??』
「佐鳥はコレは柚紀さん専用って言ったけど、一般人もトリオン器官はあるし……多分だけど目に見えないし、かなり少量だろうけど君みたいにおれ達もトリオンを無意識に放出している。でないとトリガーを起動出来ないだろうからね。………そこの辺りの生態調査が進めば同じ様な仕組みで衣服をトリオンを用いて製作が出来る。的な研究をしているみたいで、試作品を売り物と間違わない為の目印がソレ。柚紀さんなら使い心地とか気になる点を日常会話として言実さんに気軽に話せるでしょ?モニターには色んな意味でピッタリな訳」
「ふーん、一応そんな意味合いがあったんだ。僕はてっきり【鶴ヶ峰の髪の色を模してそんな色合いにしたのと、真ん中の星が黒トリガーの彼女でそれを嵐山隊が取り囲む】的な意味があったのかって勝手に思ってたよ?だって、……一部の隊員達からは【忍田本部長派筆頭である嵐山隊と野々村は、歌姫の身辺警護を勅命で本部長から受けている】って思われているよ?ま、間違えじゃないかのか?野々村は相変わらず鶴ヶ峰に関わる馬鹿には容赦ないし、二人含めた嵐山隊メンバーだって………然りげ無く周囲を牽制してるだろ?ま、これも今まで通りかな?所で鶴ヶ峰、君は何時まで歌うつもり?幾らソレがあるとは言えど歌い過ぎると体調崩す原因になるよ?もう切り上げるならさ…………今、宇佐美先輩が部屋に来てるから、来たいなら来れば?」