89.解説の曲〜黒トリガー編〜(154.
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咄嗟とは言え"自分に課した約束"を破った事に落ち込む柚紀を迅が慰めていると、いきなり意味不明な発言が飛び出す。柚紀以外の誰もが頭にハテナマークを浮かべているので「じゃあ実演してみよっか!……ちょっとだけだから怒られないし怒らないし、怒らせないから大丈夫大丈夫!」と再び落ち込まない様に予防線を張る。そして何をしようか迷っていると………何となく自分から離れた位置に座っている木虎と、自分の近くに置いてある巽が持ってきたお菓子の箱が目に付き
『じゃあ"条件を満たせばトリオン含まないモノにも干渉出来る例"から。(……スッ)"……UP"』
- …………フワッ……フワフワフワ -
「えっ?!お、お菓子が浮いたっ?!!」
『(クスッ)それだけじゃないよ?"MOVE MOVE MOVE ……STOP"(- ピタッ -………パチン - ポトッ -)はい、藍ちゃんどうぞ。私の目の前に箱が置かれて取りづらかったでしょ?フブキは甘いモノにそこまで興味ないから、遠慮せずに食べてね』
「あ、…有難う御座います。って!………もしかして"目視・指差しをしていれば"今みたいな事が出来る様になったんですか?!」
『ん〜……正確には目視だけでもいけるけど、精密度を上げるなら対象を限定するって意味で指差しも追加した感じかな?ま、対象物にトリオン含まれてないからあまり多様は出来ないし、生身の私が持てるものまでって制限があるけどね。…………無理をすれば重たいのでも持ち上がるし本当なら言葉も要らない。けど、それをしたら、ね?』
一つ一つ包装されている和菓子の一つを能力で浮遊・移動させて木虎に渡してみせたのだ。以前言実から能力に関する説明を受けた際"対象はトリオンを有するモノのみ"と聞いており、食べ物は"トリオンを生み出す栄養源"ではあるがそれ自体にトリオンは含まれていない。それを知る木虎も驚きを隠せずに居るが結局は【柚紀がイメージさえ出来れば何でも出来てしまう】のだ。そしてこの現象を【手品や超能力】と柚紀の事を知らない相手に言ってしまえば恐らく信じられてしまう。それが嫌なので"自らに制約を課している"のである
明言を避ける柚紀に疑問を抱く佐鳥だったが((例の能力の発動を阻止する為))と時枝が指摘して納得。ならばと話題を降る
「さっきの金縛りはオレととっきーが至近距離に居て、"二人"って指定されたからこの二人にだけ能力の影響が及んだ感じだよね?じゃあさ〜………"名前若しくは特定の人を指すワード"で指定したら距離関係なく発動するの?」
『うん、可能だよ。じゃあこれも実践してみよっか!ん〜…そうだな〜………(チラッ、チラッ……- バチン? -……ニコッ)"悠一お兄ちゃん"、被検体お願い出来ますか?』
「!!?(…コリコリ)……サイドエフェクトの被検体に指名されるのは視えてたけど、まさかそのシリーズで呼ばれるとは、思わかなったな。(スクッ)俺は構わないけど、やり過ぎには注意してね?」
佐鳥の質問に再び実演を敢行する柚紀は迅にお手伝いをお願いする。その際に"お兄ちゃん呼び"されるとは思ってなかったらしく、顔を赤くしながらとりあえず……地味に長椅子で柚紀の隣に座っていたが立ち上がり、ある程度動いても大丈夫な位置に移動する
それから『では実力派エリートさん。手始めに"両手をポケットに入れたままバク宙"してみて!』といきなり難問が出題されるが、トリオン体な事もありすんなり達成。……次を考えてなかったらしくネタ切れを起こした柚紀に嵐山が何かを耳打ちする。(実は柚紀を挟んで迅の逆隣にちゃっかり居たり)そして次なる指示は
『迅さ〜ん、お次は"その場で飛び跳ねて空中で一回転"お願いしまーす』
「!?ちょっ!!!それって女王討伐時に歌う前に余興的な感じに柚紀ちゃんがやってた奴でしょ?室内で、それもグラスホッパーなしじゃ無理だから!」
『最初から弱気になってちゃ出来るものもできませんよ?大丈夫!!例え顔面から落下してもトリオン体なら問題なし!!?……はい、1、2、1、2、1、2、1、2』
「(タンタンタンタン、タンタンタンタン…)うわぁ〜、マジで俺やりたくない。だってソレ成功する未来が視えな…『はい、行きますよ〜!1、2、3、…ジャンプ!』(ダン!……ガツン!!……ベダン!!)………柚紀ちゃん、俺そこまで軽やかに動けない、から。回避、何時も最低限の、動き、だし……イメージ、出来ない。そんな動きをする、俺が」
『ありゃま。私はちゃんとイメージ出来たけど、やっぱり迅さん自身が【出来るって思ったりイメージ出来なきゃ】駄目か〜。……無理させちゃってゴメンナサ(…グワァン)…イっ……っっ!!?(クラッ- スウゥゥ… -)』
地味に最初のお願い時から髪色が変化していた柚紀。そして無理と嫌がる迅に半強制的に無理難題を強行させ、思いっきり跳躍して見事に天井に後頭部を強打し着地にも失敗して床に這いつくばる迅。サイドエフェクトが発動しているのに何故こうなったかを口に出していた柚紀が、いきなりテーブル側に倒れそうになる。それをすかさず嵐山が支えて「大丈夫?」と訊ねるが、かなり気分が優れないのか嵐山に視線を合わせれず小さく首を横に振るのみ。それを見た綾辻がタブレットを持ってきて例のベッドを出現させ、(ベッド出現予定地で床に這いつくばっていた迅はフブキ達四人によって移動済み)そこまで嵐山が運び横たわらせると、復帰した迅がベッドに腰掛け「幾ら何でも無茶振りが過ぎるよ全く!!後、……朝から色んな人とお話してたから疲れちゃうのは仕方ないよ。(ナデナデ)今は皆の事は気にせずお休み、…グループ登録したんでしょ?なら何時だって話せるから大丈夫、…ね?」と言い聞かせればそのまま柚紀は眠ってしまう。そんな彼女に例の装置を付けさせ測定を綾辻に頼むと、軽く嵐山を睨み付ける
「……嵐山、幾ら何でもトリオン体の性能含めて出来なさそうな事を成功させて柚紀ちゃんの能力の凄さを証明させようって考えるのは、分からなくはないけど………柚紀ちゃんのサイドエフェクトは【互いのイメージや感情が一致してこそ真価を発揮する】んだ。どちらか一方では意味がない。それを柚紀ちゃんは相手に無理強いさせるのは可能だけど結果はコレ。………今一度彼女の性格含めた本質を見失うなよ?ま、必要だと本人が判断すればまた強行するかも知れないからそこは……同級生組を中心に制御してくれ。ボスの勅命があったが、俺…"玉狛は最後の砦"でなければ将来的に詰む未来が存在する以上、今まで通りの立ち位置でいなきゃいけない様だからね俺は」
『じゃあ"条件を満たせばトリオン含まないモノにも干渉出来る例"から。(……スッ)"……UP"』
- …………フワッ……フワフワフワ -
「えっ?!お、お菓子が浮いたっ?!!」
『(クスッ)それだけじゃないよ?"MOVE MOVE MOVE ……STOP"(- ピタッ -………パチン - ポトッ -)はい、藍ちゃんどうぞ。私の目の前に箱が置かれて取りづらかったでしょ?フブキは甘いモノにそこまで興味ないから、遠慮せずに食べてね』
「あ、…有難う御座います。って!………もしかして"目視・指差しをしていれば"今みたいな事が出来る様になったんですか?!」
『ん〜……正確には目視だけでもいけるけど、精密度を上げるなら対象を限定するって意味で指差しも追加した感じかな?ま、対象物にトリオン含まれてないからあまり多様は出来ないし、生身の私が持てるものまでって制限があるけどね。…………無理をすれば重たいのでも持ち上がるし本当なら言葉も要らない。けど、それをしたら、ね?』
一つ一つ包装されている和菓子の一つを能力で浮遊・移動させて木虎に渡してみせたのだ。以前言実から能力に関する説明を受けた際"対象はトリオンを有するモノのみ"と聞いており、食べ物は"トリオンを生み出す栄養源"ではあるがそれ自体にトリオンは含まれていない。それを知る木虎も驚きを隠せずに居るが結局は【柚紀がイメージさえ出来れば何でも出来てしまう】のだ。そしてこの現象を【手品や超能力】と柚紀の事を知らない相手に言ってしまえば恐らく信じられてしまう。それが嫌なので"自らに制約を課している"のである
明言を避ける柚紀に疑問を抱く佐鳥だったが((例の能力の発動を阻止する為))と時枝が指摘して納得。ならばと話題を降る
「さっきの金縛りはオレととっきーが至近距離に居て、"二人"って指定されたからこの二人にだけ能力の影響が及んだ感じだよね?じゃあさ〜………"名前若しくは特定の人を指すワード"で指定したら距離関係なく発動するの?」
『うん、可能だよ。じゃあこれも実践してみよっか!ん〜…そうだな〜………(チラッ、チラッ……- バチン? -……ニコッ)"悠一お兄ちゃん"、被検体お願い出来ますか?』
「!!?(…コリコリ)……サイドエフェクトの被検体に指名されるのは視えてたけど、まさかそのシリーズで呼ばれるとは、思わかなったな。(スクッ)俺は構わないけど、やり過ぎには注意してね?」
佐鳥の質問に再び実演を敢行する柚紀は迅にお手伝いをお願いする。その際に"お兄ちゃん呼び"されるとは思ってなかったらしく、顔を赤くしながらとりあえず……地味に長椅子で柚紀の隣に座っていたが立ち上がり、ある程度動いても大丈夫な位置に移動する
それから『では実力派エリートさん。手始めに"両手をポケットに入れたままバク宙"してみて!』といきなり難問が出題されるが、トリオン体な事もありすんなり達成。……次を考えてなかったらしくネタ切れを起こした柚紀に嵐山が何かを耳打ちする。(実は柚紀を挟んで迅の逆隣にちゃっかり居たり)そして次なる指示は
『迅さ〜ん、お次は"その場で飛び跳ねて空中で一回転"お願いしまーす』
「!?ちょっ!!!それって女王討伐時に歌う前に余興的な感じに柚紀ちゃんがやってた奴でしょ?室内で、それもグラスホッパーなしじゃ無理だから!」
『最初から弱気になってちゃ出来るものもできませんよ?大丈夫!!例え顔面から落下してもトリオン体なら問題なし!!?……はい、1、2、1、2、1、2、1、2』
「(タンタンタンタン、タンタンタンタン…)うわぁ〜、マジで俺やりたくない。だってソレ成功する未来が視えな…『はい、行きますよ〜!1、2、3、…ジャンプ!』(ダン!……ガツン!!……ベダン!!)………柚紀ちゃん、俺そこまで軽やかに動けない、から。回避、何時も最低限の、動き、だし……イメージ、出来ない。そんな動きをする、俺が」
『ありゃま。私はちゃんとイメージ出来たけど、やっぱり迅さん自身が【出来るって思ったりイメージ出来なきゃ】駄目か〜。……無理させちゃってゴメンナサ(…グワァン)…イっ……っっ!!?(クラッ- スウゥゥ… -)』
地味に最初のお願い時から髪色が変化していた柚紀。そして無理と嫌がる迅に半強制的に無理難題を強行させ、思いっきり跳躍して見事に天井に後頭部を強打し着地にも失敗して床に這いつくばる迅。サイドエフェクトが発動しているのに何故こうなったかを口に出していた柚紀が、いきなりテーブル側に倒れそうになる。それをすかさず嵐山が支えて「大丈夫?」と訊ねるが、かなり気分が優れないのか嵐山に視線を合わせれず小さく首を横に振るのみ。それを見た綾辻がタブレットを持ってきて例のベッドを出現させ、(ベッド出現予定地で床に這いつくばっていた迅はフブキ達四人によって移動済み)そこまで嵐山が運び横たわらせると、復帰した迅がベッドに腰掛け「幾ら何でも無茶振りが過ぎるよ全く!!後、……朝から色んな人とお話してたから疲れちゃうのは仕方ないよ。(ナデナデ)今は皆の事は気にせずお休み、…グループ登録したんでしょ?なら何時だって話せるから大丈夫、…ね?」と言い聞かせればそのまま柚紀は眠ってしまう。そんな彼女に例の装置を付けさせ測定を綾辻に頼むと、軽く嵐山を睨み付ける
「……嵐山、幾ら何でもトリオン体の性能含めて出来なさそうな事を成功させて柚紀ちゃんの能力の凄さを証明させようって考えるのは、分からなくはないけど………柚紀ちゃんのサイドエフェクトは【互いのイメージや感情が一致してこそ真価を発揮する】んだ。どちらか一方では意味がない。それを柚紀ちゃんは相手に無理強いさせるのは可能だけど結果はコレ。………今一度彼女の性格含めた本質を見失うなよ?ま、必要だと本人が判断すればまた強行するかも知れないからそこは……同級生組を中心に制御してくれ。ボスの勅命があったが、俺…"玉狛は最後の砦"でなければ将来的に詰む未来が存在する以上、今まで通りの立ち位置でいなきゃいけない様だからね俺は」