83.観兵式の曲〜夢に向かって一歩前進〜(148.
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- ガシッ!!ギィーン!……ビュゥー!ザシュッ!! -
「(ダンッ!!?)今度は逃さなかったゼ!?って………(ズカズカズカ…ポン)……"また"テメェじゃねぇ他人の事を気遣って苦しんでるのかよ?自分の感情や能力すら満足に受け入れも制御も出来てねぇだろ?(ポン)……なら、頼まれもしない限り他人の苦労まで勝手に背負うな。そんなの有り難迷惑でしかねぇよ。………お人好しも大概にしろ、いいな?鶴ヶ峰」
『えっ??か、カゲ……先輩?…どうして、此処に?』
- ギュイン!………ガキン!! -
「加古さんの読み通り、やっぱり鶴ヶ峰が気になって駆け付けてたかカゲも。ま、(スチャッ)俺も人の事は言えないけどな。……大学とその周辺は大丈夫そうだから援護に来た。来馬先輩も来れなくも無かったが…(ズシャッ)………乱戦となっている所に自分が居たらかえって邪魔になるとおっしやられた。が、……あの人もだが米屋や…三輪も鶴ヶ峰をとても心配していた。だから(ナデナデ)……皆の分含めて、俺が君を守るから…安心してくれ」
「おっ!?ナイスタイミングだ鋼っ!!?悪いがカゲ先輩と組んで敵の相手頼んだ!………俺はまぁ、意味があるかは不明だが…ちょっとやりたい事があるんでね。少しの間現状維持しててくれ。で、……二人が頼りになるのは分かるが三人も周囲を警戒してくれよ?」
土竜が掘り起こした穴から影浦が地上に上がる為に穴付近を通過した敵にマンティスを引っ掛け、ついでに倒せば"トリオン体を一度も見た事はないが能力で黒い場違いな姿をしたアレが柚紀"と察し一直線で近付き、受信した少女の苦痛を取り除こうと言葉を紡ぐ。そんな影浦が"見た事のない穏やかな表情"をしているのに驚き、三人が警戒を疎かにしてしまい敵の凶刃が襲いかかりそうになったが、間一髪の所に今度は村上がワープしてきてレイガストで防御。素早く斬り捨てれば、不安げな雰囲気を出している柚紀を落ち着かせようとする。そんな予想外な助っ人の登場にフブキは"これで柚紀の身の安全は大丈夫"と考え、一度弧月を納刀して柚紀の側に立てば軽く咳払いをし「……笑うなよ?」と一言断りを入れて何かをしようとする。それは
「〜 たとえ地球でキミだけが孤独になったとしても ワタシはキミの味方になれるっ
きっとそれも
(全)❲「『!!?』」❳
「……俺はユズみてぇに歌が好きでも上手くもねぇ。が、…まぁ野郎しかいない空間で"華やかさを求められて色々やらされたりもした"。そん中には"歌え"なんて言う無茶振りも酔っ払いにされて…な。………(ナデナデ)一人で全部歌うのがキツイなら一緒に歌ってやるよ。俺で良ければ、だけどな(ニカッ)」
『(……パチ、パチパチ…フニャッ)うん!!一緒に歌おっか!(……そうだね、もう無理はしないって決めたんだ。自分らしくある為に、…自分の望みを叶える為に……私は、前へと進む!!その為にこの能力を使うって決めたんだから!!?)』
まさかのサプライズに間近に居る者もだが、その歌を聞いたモノ全てが驚きを隠せない中、柚紀は嬉しくて笑顔で申し出を受け入れた。歌姫が復活した事により性能向上効果も復帰し、各戦場でも何とか持ちこたえ反撃を開始。シロも何とか復帰したらしく❲フウちゃんには歌唱力補正入れるから思いっきりどうぞ!❳と言われ合唱体制を整え、現場でも"二人の歌の邪魔をさせるな"と歌姫"達"をまとめて守る方針に転換するのであった
『「〜 空に見つけた天使のSmile(ドンドン!) 雲間に差し込んでく光
幾千の時を越えて キミと出逢いどこまでも進むのは
この先に語り継げる 僕らのHeavenly
どこまでも続くように この想い消えぬように 夢のトリガー弾くんだ…☆★☆ 〜」』
❲お〜!!倍って訳じゃないけど、性能数値上昇率が柚紀ちゃん一人で歌うよりイイね〜。やっぱり"何事も一人で背負わせちゃ駄目"だね〜。何かの歌詞であった様に"楽しい事は二人分 悲しい事は半分"ってか!?………さて、(カタカタカタカタカタカタ…)綾辻ちゃんと冬島さんの計算によればヘイトがスナイパーと歌姫の二分化がほぼ完了したから、二人も基地屋上に居た方が戦いやすいかな?………どうする?ワープしちゃう?❳
「の方が良いのは重々分かるんだが……俺、やっぱりワープは極力避けたいんで(…ヒョイ)コイツ抱っこして移動します。グラスホッパー使えば外からでも屋上に行けるんで。あ、……歌えそうか?この状態でよ??」
『あ〜………うん、平気かな?フブキだって歌うのなら気にする必要なさそうだもんね。……ではでは運搬ヨロシク〜!!』
何とか二番を歌い切り、問題なく歌姫が起動しているのを確認した宇佐美が間奏部分の内に基地に移動しようと提案。(地味に佐鳥がまたリズムに合わせて撃っていたがそこはスルーで)が、やはり抵抗があるらしくフブキがやんわり拒否。そして柚紀に了承を取った後に抱えて走り出す。そんなフブキにヤキモチを焼きつつ追随する佐鳥・時枝。他には木虎・菊地原・歌川・村上が自主的に後を追い、残りメンバーは殿(足止め)目的でこの場に残り敵が柚紀達を追うのを防いでいた。……彼等だけで心配じゃないかと思われるかも知れないがそこは微塵も感じていない。何故なら
〜 空にひろがる宝石のGATE(ちず) 目の前に開くのはM・I・R・A・I
満天の星を越えて そして僕ら1つの太陽になって 今ここで輝き続ける僕らの物語
どこまでも導くから この想い消えぬように
流れ星に願ぃを…
夢のトリガー弾くんだ…☆★☆ 〜
姿は見えなくなったが柚紀の元気な歌声が聞こえているのだから