82.鼓笛隊の曲(147.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あっ?!……柚紀ちゃんの元に行くのは良いが、………何処に向かうべきだ?綾辻、ナビを頼めるか!!」
❲そうしたいのは山々ですが、…(カタカタカタカタカタカタ……)通信機能はこの様に回復しましたが、レーダー機能がまだ復旧完了していません。市河ちゃんのは独自のサーバー使っているから何とか使えているみたいですが、(カタカタ……)………どうやら、通信網とレーダー・後はシステム全域をを潰す三部隊構成でのサーバーテロみたいで、レーダー関連のはかなり粘られています。市河ちゃんに繋げるのも手だけど、負担を増やすのはちょっと…❳
「じゃあ、先輩が今どの辺りに居るかが分からない訳ですかっ?!(ただ"終着点"なら予想が付くとしても、そこに辿り着くまでにアクシデントに見舞われないとかは断言出来ない)……レーダーなしで、確実に柚紀先輩の元に辿り着ける手段なんて…」
「柚紀の元に、確実に……(ン?…何だろ??そんな敵、居なかったっけ?亜種の特性関係なく確実に彼女を狙う…)……!!?(ピタッ!)そうだよ!あるじゃん!!何処に居ても必ず彼女の元に行ける方法がっ!!でも、そうタイミング良く見つかるかな〜(キョロキョロ)」
危険区域元よりボーダー本部方面に疾走している四人だが、"現時点の柚紀の居場所"が分からずに居た。歌姫を久し振りに使うならステージは自ずと分かるのだが、主役より先に到着する訳にも行かず、更に太刀川達の合流前か後かは分からないが諏訪が離脱している点からしても"最短ルート"を使うとも限らない。そして向こうもゲート制御装置が作動しているのを知っているだろう。理由は鈴の音が聞こえなくなった点や歌が変わった事から察する事が可能であり、足場が不安定な屋根伝いから地上に降り立っていると推測も出来る。……此処まで分かった時点で、ふと佐鳥がある方法に気づき足を止めて何かを探し始める
いきなりの事で殿を務めていた木虎と接触してしまい文句を言っているのに、先に行く二人も足を止めて逆走。佐鳥に何をしているか訊ねようとした時
- ……シュッ!ザシュッ!?(ブォン!)ガクンッ!! -
「ったくナニ暢気に足を止めていやがるんだっ!!?(ギロリ!)こんな所で油売ってる暇があるなら、さっさとアイツの元に行けっ!!!」
「もうカゲっ!幾ら隠密型から助ける為とは言っても、断りもなくいきなりマンティス仕掛けちゃ危ないじゃないかー!!……(スチャ)お疲れ様です嵐山さん、皆。こんな所で何をしているんですか?この辺の敵はあらかた片付きましたし、こんな時こそ柚紀ちゃんの側に居るべきじゃないのかな?」
「影浦隊か、お疲れ!……その柚紀ちゃんの頼みで戦力が手薄だった地域の敵を殲滅して今から合流する所…「影浦隊?……!…ゾエさん!ゾエさん!!"絵馬"も居ますか?聞きたい事があるんだけど!」……らしいが、どうなんだ?」
嵐山の背後に潜んでいた隠密型を影浦が見事に撃破して奇襲を回避。かなり苛つきながら主に佐鳥と時枝を標的にガンを飛ばしながら悪態をつく。これを軽く諌めながら北添も嵐山隊が"こんな時にこんな所に居る理由"を訊ねる。それを嵐山が返している途中で佐鳥が話に割り込んでくる。……会話に対する基本的なマナーはきっちりしている彼が"らしくない事をするのは柚紀が関わる"と察する嵐山が北添に解答を促す。そして「居るけど、どの辺りに居るかは…」と存在を肯定したのを聞いて大きく息を吸い込み
「エーマーーー!!?そこから地面に穴が開いてる場所がないか見えないー??アイツの、土竜のあーなーーー!!!」
「(ゴツン!!)いきなり怒鳴るなよ佐鳥の馬鹿っ!?でも、……考えたね。確かに土竜なら必ず柚紀さんを狙うから、以前の野々村みたいにそれを辿れば確実に辿り着ける訳だ」
「土竜??それも亜種の一種?それと探しているであろう穴なら(…スッ)直ぐ向こうにあるよ?ってか、カゲが苛ついている理由の一つが"敵を取り逃がしたから"だからね。いきなり潜り出してあれにはゾエさんも吃驚したよ」
絵馬のスナイパーとしての視力を頼る為に、通信が繋がらない事を考慮して大声で探しモノを頼む佐鳥を叩きながらその方法には同意する時枝。そして"柚紀との共闘経験のない"北添は土竜を知ってはいなかったが目的のモノの在り処を指し示す。それを聞いて礼もソコソコに一目散と駆け出す二人は躊躇する事なく穴に飛び込んで行き、嵐山と木虎も礼を述べれば後に続く。それを「頑張ってね〜」と見送る北添と、……穴を一瞥した後に舌打ちをして歩き出す影浦は「……泣かせたら承知しねぇからな」とコチラも彼なりの激励を述べるのであった
土竜の穴を順調に進んで行く佐鳥達だったが、途中で合流した穴から入り込んだであろう追随する敵の後ろ姿を目視。反射的にイーグレットで撃とうとしたが時枝がこれを阻止。((何で止めるのさ?))((一々相手にする時間が惜しい。でも"足止め"ならいいよ))と内部通話で話し合い数秒で方針を決め、背後からと言うのもあり急所を狙えないが足を各自で撃ち抜き動きが鈍くなったのをトリオン体の性能を用いて飛び越えて先を行く。それを何回か繰り返していると、浮上ポイントらしき場所に到達し上を見上げると
〜 この身朽ち果てても伝えたいものがある 〜
「居たっ!!ってかヤバイじゃんアレ!!?(あそこまでかなりの距離があるし、グラスホッパーなしじゃ幾らトリオン体でも間に合わないよな。…せめて時間が止まったり瞬間移動が出切れば…)……!…そうだよ、テレポート!!とっきー!!!(ガシッ!- トリオン臨時接続 -)柚紀の姿見えてるよね?距離的にかなりあるけど、オレのトリオンを合わせれば……イケるだろ?」
「……(ハァ〜)…可能だろうけど、誰かを伴って移動するのはおれも初めてだから……(ガシッ!)しっかり掴まっててよ?じゃないと途中で振り落とされるかもしれないからね?!」
〜 響け生命 の絶唱 彼方 羽ばたいて 〜
土竜の巨体の隙間から空中に回避した柚紀の姿をいち早く視認した佐鳥が、穴から這い出た土竜の触手に捕まる前に彼女の側に行く方法を瞬時に算出。とは言っても時枝頼みな感は否めないが、それしかないと時枝本人も認めているらしくその案を受け入れ、飛ぶポイントを定めそして
- ビュウン!!パッ、スッ…スチャッ…ドーン! -
〜 「だから笑って…」 〜
❲そうしたいのは山々ですが、…(カタカタカタカタカタカタ……)通信機能はこの様に回復しましたが、レーダー機能がまだ復旧完了していません。市河ちゃんのは独自のサーバー使っているから何とか使えているみたいですが、(カタカタ……)………どうやら、通信網とレーダー・後はシステム全域をを潰す三部隊構成でのサーバーテロみたいで、レーダー関連のはかなり粘られています。市河ちゃんに繋げるのも手だけど、負担を増やすのはちょっと…❳
「じゃあ、先輩が今どの辺りに居るかが分からない訳ですかっ?!(ただ"終着点"なら予想が付くとしても、そこに辿り着くまでにアクシデントに見舞われないとかは断言出来ない)……レーダーなしで、確実に柚紀先輩の元に辿り着ける手段なんて…」
「柚紀の元に、確実に……(ン?…何だろ??そんな敵、居なかったっけ?亜種の特性関係なく確実に彼女を狙う…)……!!?(ピタッ!)そうだよ!あるじゃん!!何処に居ても必ず彼女の元に行ける方法がっ!!でも、そうタイミング良く見つかるかな〜(キョロキョロ)」
危険区域元よりボーダー本部方面に疾走している四人だが、"現時点の柚紀の居場所"が分からずに居た。歌姫を久し振りに使うならステージは自ずと分かるのだが、主役より先に到着する訳にも行かず、更に太刀川達の合流前か後かは分からないが諏訪が離脱している点からしても"最短ルート"を使うとも限らない。そして向こうもゲート制御装置が作動しているのを知っているだろう。理由は鈴の音が聞こえなくなった点や歌が変わった事から察する事が可能であり、足場が不安定な屋根伝いから地上に降り立っていると推測も出来る。……此処まで分かった時点で、ふと佐鳥がある方法に気づき足を止めて何かを探し始める
いきなりの事で殿を務めていた木虎と接触してしまい文句を言っているのに、先に行く二人も足を止めて逆走。佐鳥に何をしているか訊ねようとした時
- ……シュッ!ザシュッ!?(ブォン!)ガクンッ!! -
「ったくナニ暢気に足を止めていやがるんだっ!!?(ギロリ!)こんな所で油売ってる暇があるなら、さっさとアイツの元に行けっ!!!」
「もうカゲっ!幾ら隠密型から助ける為とは言っても、断りもなくいきなりマンティス仕掛けちゃ危ないじゃないかー!!……(スチャ)お疲れ様です嵐山さん、皆。こんな所で何をしているんですか?この辺の敵はあらかた片付きましたし、こんな時こそ柚紀ちゃんの側に居るべきじゃないのかな?」
「影浦隊か、お疲れ!……その柚紀ちゃんの頼みで戦力が手薄だった地域の敵を殲滅して今から合流する所…「影浦隊?……!…ゾエさん!ゾエさん!!"絵馬"も居ますか?聞きたい事があるんだけど!」……らしいが、どうなんだ?」
嵐山の背後に潜んでいた隠密型を影浦が見事に撃破して奇襲を回避。かなり苛つきながら主に佐鳥と時枝を標的にガンを飛ばしながら悪態をつく。これを軽く諌めながら北添も嵐山隊が"こんな時にこんな所に居る理由"を訊ねる。それを嵐山が返している途中で佐鳥が話に割り込んでくる。……会話に対する基本的なマナーはきっちりしている彼が"らしくない事をするのは柚紀が関わる"と察する嵐山が北添に解答を促す。そして「居るけど、どの辺りに居るかは…」と存在を肯定したのを聞いて大きく息を吸い込み
「エーマーーー!!?そこから地面に穴が開いてる場所がないか見えないー??アイツの、土竜のあーなーーー!!!」
「(ゴツン!!)いきなり怒鳴るなよ佐鳥の馬鹿っ!?でも、……考えたね。確かに土竜なら必ず柚紀さんを狙うから、以前の野々村みたいにそれを辿れば確実に辿り着ける訳だ」
「土竜??それも亜種の一種?それと探しているであろう穴なら(…スッ)直ぐ向こうにあるよ?ってか、カゲが苛ついている理由の一つが"敵を取り逃がしたから"だからね。いきなり潜り出してあれにはゾエさんも吃驚したよ」
絵馬のスナイパーとしての視力を頼る為に、通信が繋がらない事を考慮して大声で探しモノを頼む佐鳥を叩きながらその方法には同意する時枝。そして"柚紀との共闘経験のない"北添は土竜を知ってはいなかったが目的のモノの在り処を指し示す。それを聞いて礼もソコソコに一目散と駆け出す二人は躊躇する事なく穴に飛び込んで行き、嵐山と木虎も礼を述べれば後に続く。それを「頑張ってね〜」と見送る北添と、……穴を一瞥した後に舌打ちをして歩き出す影浦は「……泣かせたら承知しねぇからな」とコチラも彼なりの激励を述べるのであった
土竜の穴を順調に進んで行く佐鳥達だったが、途中で合流した穴から入り込んだであろう追随する敵の後ろ姿を目視。反射的にイーグレットで撃とうとしたが時枝がこれを阻止。((何で止めるのさ?))((一々相手にする時間が惜しい。でも"足止め"ならいいよ))と内部通話で話し合い数秒で方針を決め、背後からと言うのもあり急所を狙えないが足を各自で撃ち抜き動きが鈍くなったのをトリオン体の性能を用いて飛び越えて先を行く。それを何回か繰り返していると、浮上ポイントらしき場所に到達し上を見上げると
〜 この身朽ち果てても伝えたいものがある 〜
「居たっ!!ってかヤバイじゃんアレ!!?(あそこまでかなりの距離があるし、グラスホッパーなしじゃ幾らトリオン体でも間に合わないよな。…せめて時間が止まったり瞬間移動が出切れば…)……!…そうだよ、テレポート!!とっきー!!!(ガシッ!- トリオン臨時接続 -)柚紀の姿見えてるよね?距離的にかなりあるけど、オレのトリオンを合わせれば……イケるだろ?」
「……(ハァ〜)…可能だろうけど、誰かを伴って移動するのはおれも初めてだから……(ガシッ!)しっかり掴まっててよ?じゃないと途中で振り落とされるかもしれないからね?!」
〜 響け
土竜の巨体の隙間から空中に回避した柚紀の姿をいち早く視認した佐鳥が、穴から這い出た土竜の触手に捕まる前に彼女の側に行く方法を瞬時に算出。とは言っても時枝頼みな感は否めないが、それしかないと時枝本人も認めているらしくその案を受け入れ、飛ぶポイントを定めそして
- ビュウン!!
〜 「だから笑って…」 〜