82.鼓笛隊の曲(147.
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「か、か、風間さんっ?!?!?!?」
『菊地原くんに歌川くんも、……どうして?だって帰還までまだ日数が…❲ユズちゃ〜ん、鈴!まだ止めちゃ駄目っ!!❳あっ!…(シャンシャン、シャラーン)』
「(ナデナデ)……大方、つる姐が裏で手を回したんだろうな。【これは遠征チームが不在を狙ったサイバーテロ】だ、更に基地内に内通者が確実に居る状況で出し抜くには………秘密裏に事を進める必要がある。で、今回は機械関連だから姐さんの担当だな。単純にトリオン兵…現場でのいざこざは迅が動く方が効率が良い。そんな感じに割り振りを決めたんだとさ(ナデナデ)」
太刀川同様【柚紀がピンチな所に"風間隊あり"】の構図が出来上がっている諏訪は女子二人に比べて冷静であった。更に言実の使う手も大体把握しているので"相変わらずだな〜"的な感覚で、呆然としている中学女子二人に代わって周囲を警戒していた。そして❲警戒!!土竜が来ます!!!❳のアラートを聞けば片腕を失っている事もあり、安全性を考慮して「野々村っ!姫様抱えて回避しろっ!!」ど怒鳴り声を出す。それに反応して手早く横抱きにすれば、グラスホッパーを用いてその場を離脱………までは良かったが、射線が通りやすい地形だったらしく遠方のバンダーに補足されてしまい砲撃の的に。それに気づいた菊地原が「馬鹿!?何で上に逃げるのさっ?!地形をちゃんと見なよっ!!!」と悪態を放ち、助けようとするが高度があり過ぎてグラスホッパーなしでは二人の元には行けなく、更に敵に金剛型が居るせいで苦戦を強いられてしまう。流石に悪手と気づき"一体の砲撃なら…"とシールドで受けて立つつもりのフブキに………聞こえてきたのは
「……(スタン!)剣の腕は俺と良い勝負だが、戦略的なのはまだ俺の方が軍配が上がるな。別に受けて立つのは悪手じゃねぇが、"その後の事や柚紀が負傷するリスク"を考えれば………やっぱり良くねぇゾー。ってな訳だ出水、………先輩としてアレをどうにかしてこい!!!(ブン!?)」
「(ピュウーー)ちょっ!!?"太刀川さん"っ?!急いでいるから担がれて移動は……まだ許容しますが、いきなりぶん投げるのはナシだろ普通はっ!!あ〜クソっ!!………(キイィーン)通常弾 +通常弾 …徹甲弾 !!」
- ピュゥーー……ドカァーーン!!!………ドーン! -
❲おー!!流石だな〜出水。砲撃を相殺しちまうとはよ〜。っと、……バンダー集団内に亜種の反応を確認。そんな訳だから諏訪さんにはご退場願おうか?………やっと現場復帰した柚紀がアンタのせいでトラウマを産み出されちゃ色々ヤバイ、よな?隊長??❳
❲ま、そうなるな。これだけの面子が居ればお姫様モードの柚紀ちゃんの護衛には事足りるだろうし、何より……お前だけはトラウマの元凶になるな諏訪、なれば言実ちゃんが柚紀ちゃん関連の頼み事をしづらくなる。そうなりゃ…………確実に倒れるぞあの子が❳
「チッ!うんなの分かってら〜!!!(ガツガツ…ナデナデ)バンダーが出てきちまった以上、トリガーを引いてる俺は前線から離脱する。だか、戦う以外の方で動いているから何かあれば後で言えよ?太刀川がセクハラしたとか、当真が悪巫山戯して働かなかったとかな。(ナデナデ)トリオン体なら兎も角、生身なら俺の方が確実に強いからな(ニカッ!!)」
グラスホッパーを用いて移動して来た太刀川の奇策(無茶振り)によって砲撃は何とかなり、その隙に当真が撃ち抜きバンダーを撃破。レーダーを見る余裕もあるらしく正確に敵の情報を共有して、"洗脳被害による同士討ち"を先に阻止する。……仲間割れを嫌う柚紀の身近でソレが起きれば確実に取り乱すのは明白なのだから。更に諏訪は【数多いる知り合いの中で"柚紀とシロの地雷を踏んでいない"数少ない内の一人】で、貴重な存在を失うには先の事を考えてもリスクが大きいのだ。そこまで分かっているは不明だが、降りてきた柚紀に気遣いの声を描ける辺りは流石であり、言い分に納得・頷き・泣いていないのを確認してから光の帯となり基地へと飛翔して行く。それを見送り気持ちを落ち着かせている所に言実から通信が入る
《諏訪が離脱したが無事に合流を果たせたみたいだな。ゲートを制御する装置も臨界に達した故に鈴はもう要らぬが、そのまま持ち歩くのも荷物になる故に……"ブーケ・トス"と洒落込もうか。(カタカタ…)……当真、送ったデータは見えておるか?》
❲あ、あぁ。ってかコレ……柚紀が持ってる"鈴のブーケの構図"か?…………こんなのを見せて俺にナニをさせるつもりだ?つる姐❳
《"花嫁が投げたブーケを受け取った者が次に幸せになれる"……そう言われておろう?が、今の現状は"一人の為でなく、市民全員の安寧と幸せ"を柚紀は願っておる。そしてブーケの中心部にある"鈍色の鈴"がそのブーケの核だ。それを撃ち抜けば鈴は四散、市内全域に鈴が行き渡り歌姫の効果が発揮されるだろう。それが済み次第移動を開始しろ。……ウォーミングアップは済んでおるし背負われながらでないなら、【今度は本気が出せるだろ?】のう、…歌姫よ》
『あ〜、………本当に私の考えとかお見通しですね〜言実さんは。(シャンシャン)今更感はありますが、絶対に貴女にだけは隠し事出来ないだろうな〜。……ま、それはさておき。…………思いっきり投げるから一発で撃ち抜いてよ〜??じゃなきゃ……一位の座を奈良坂先輩に譲渡してもらうからね〜』
二人の鶴ヶ峰節が炸裂している内容を聞いて"もう大丈夫だ"と、口には出さないが改めて安堵するメンバー。特に❲おうおう、いい度胸じゃねぇか!!スナイパートップの実力、舐めるなよ泣き虫姫様よぉ〜❳と軽口叩き合う二人のやり取りも最早鉄板となっているのである。逆にこうでなければ違和感が拭えない程に。そんな攻防戦を繰り広げた後に柚紀はブーケを高々と放り投げ、無事に核が撃ち抜かれ鈴が各地に四散したのを確認すれば、移動を再開すると共に今度は別の歌を歌い出す。それは【音楽関連の物事が全て好き】な柚紀が最近見つけた、お気に入りのアーティストの一人の曲で今の自分にピッタリと自負する
〜 Listen to my song... 〜
『菊地原くんに歌川くんも、……どうして?だって帰還までまだ日数が…❲ユズちゃ〜ん、鈴!まだ止めちゃ駄目っ!!❳あっ!…(シャンシャン、シャラーン)』
「(ナデナデ)……大方、つる姐が裏で手を回したんだろうな。【これは遠征チームが不在を狙ったサイバーテロ】だ、更に基地内に内通者が確実に居る状況で出し抜くには………秘密裏に事を進める必要がある。で、今回は機械関連だから姐さんの担当だな。単純にトリオン兵…現場でのいざこざは迅が動く方が効率が良い。そんな感じに割り振りを決めたんだとさ(ナデナデ)」
太刀川同様【柚紀がピンチな所に"風間隊あり"】の構図が出来上がっている諏訪は女子二人に比べて冷静であった。更に言実の使う手も大体把握しているので"相変わらずだな〜"的な感覚で、呆然としている中学女子二人に代わって周囲を警戒していた。そして❲警戒!!土竜が来ます!!!❳のアラートを聞けば片腕を失っている事もあり、安全性を考慮して「野々村っ!姫様抱えて回避しろっ!!」ど怒鳴り声を出す。それに反応して手早く横抱きにすれば、グラスホッパーを用いてその場を離脱………までは良かったが、射線が通りやすい地形だったらしく遠方のバンダーに補足されてしまい砲撃の的に。それに気づいた菊地原が「馬鹿!?何で上に逃げるのさっ?!地形をちゃんと見なよっ!!!」と悪態を放ち、助けようとするが高度があり過ぎてグラスホッパーなしでは二人の元には行けなく、更に敵に金剛型が居るせいで苦戦を強いられてしまう。流石に悪手と気づき"一体の砲撃なら…"とシールドで受けて立つつもりのフブキに………聞こえてきたのは
「……(スタン!)剣の腕は俺と良い勝負だが、戦略的なのはまだ俺の方が軍配が上がるな。別に受けて立つのは悪手じゃねぇが、"その後の事や柚紀が負傷するリスク"を考えれば………やっぱり良くねぇゾー。ってな訳だ出水、………先輩としてアレをどうにかしてこい!!!(ブン!?)」
「(ピュウーー)ちょっ!!?"太刀川さん"っ?!急いでいるから担がれて移動は……まだ許容しますが、いきなりぶん投げるのはナシだろ普通はっ!!あ〜クソっ!!………(キイィーン)
- ピュゥーー……ドカァーーン!!!………ドーン! -
❲おー!!流石だな〜出水。砲撃を相殺しちまうとはよ〜。っと、……バンダー集団内に亜種の反応を確認。そんな訳だから諏訪さんにはご退場願おうか?………やっと現場復帰した柚紀がアンタのせいでトラウマを産み出されちゃ色々ヤバイ、よな?隊長??❳
❲ま、そうなるな。これだけの面子が居ればお姫様モードの柚紀ちゃんの護衛には事足りるだろうし、何より……お前だけはトラウマの元凶になるな諏訪、なれば言実ちゃんが柚紀ちゃん関連の頼み事をしづらくなる。そうなりゃ…………確実に倒れるぞあの子が❳
「チッ!うんなの分かってら〜!!!(ガツガツ…ナデナデ)バンダーが出てきちまった以上、トリガーを引いてる俺は前線から離脱する。だか、戦う以外の方で動いているから何かあれば後で言えよ?太刀川がセクハラしたとか、当真が悪巫山戯して働かなかったとかな。(ナデナデ)トリオン体なら兎も角、生身なら俺の方が確実に強いからな(ニカッ!!)」
グラスホッパーを用いて移動して来た太刀川の奇策(無茶振り)によって砲撃は何とかなり、その隙に当真が撃ち抜きバンダーを撃破。レーダーを見る余裕もあるらしく正確に敵の情報を共有して、"洗脳被害による同士討ち"を先に阻止する。……仲間割れを嫌う柚紀の身近でソレが起きれば確実に取り乱すのは明白なのだから。更に諏訪は【数多いる知り合いの中で"柚紀とシロの地雷を踏んでいない"数少ない内の一人】で、貴重な存在を失うには先の事を考えてもリスクが大きいのだ。そこまで分かっているは不明だが、降りてきた柚紀に気遣いの声を描ける辺りは流石であり、言い分に納得・頷き・泣いていないのを確認してから光の帯となり基地へと飛翔して行く。それを見送り気持ちを落ち着かせている所に言実から通信が入る
《諏訪が離脱したが無事に合流を果たせたみたいだな。ゲートを制御する装置も臨界に達した故に鈴はもう要らぬが、そのまま持ち歩くのも荷物になる故に……"ブーケ・トス"と洒落込もうか。(カタカタ…)……当真、送ったデータは見えておるか?》
❲あ、あぁ。ってかコレ……柚紀が持ってる"鈴のブーケの構図"か?…………こんなのを見せて俺にナニをさせるつもりだ?つる姐❳
《"花嫁が投げたブーケを受け取った者が次に幸せになれる"……そう言われておろう?が、今の現状は"一人の為でなく、市民全員の安寧と幸せ"を柚紀は願っておる。そしてブーケの中心部にある"鈍色の鈴"がそのブーケの核だ。それを撃ち抜けば鈴は四散、市内全域に鈴が行き渡り歌姫の効果が発揮されるだろう。それが済み次第移動を開始しろ。……ウォーミングアップは済んでおるし背負われながらでないなら、【今度は本気が出せるだろ?】のう、…歌姫よ》
『あ〜、………本当に私の考えとかお見通しですね〜言実さんは。(シャンシャン)今更感はありますが、絶対に貴女にだけは隠し事出来ないだろうな〜。……ま、それはさておき。…………思いっきり投げるから一発で撃ち抜いてよ〜??じゃなきゃ……一位の座を奈良坂先輩に譲渡してもらうからね〜』
二人の鶴ヶ峰節が炸裂している内容を聞いて"もう大丈夫だ"と、口には出さないが改めて安堵するメンバー。特に❲おうおう、いい度胸じゃねぇか!!スナイパートップの実力、舐めるなよ泣き虫姫様よぉ〜❳と軽口叩き合う二人のやり取りも最早鉄板となっているのである。逆にこうでなければ違和感が拭えない程に。そんな攻防戦を繰り広げた後に柚紀はブーケを高々と放り投げ、無事に核が撃ち抜かれ鈴が各地に四散したのを確認すれば、移動を再開すると共に今度は別の歌を歌い出す。それは【音楽関連の物事が全て好き】な柚紀が最近見つけた、お気に入りのアーティストの一人の曲で今の自分にピッタリと自負する
〜 Listen to my song... 〜