8.新調の曲(73.
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「「「……………(スチャ)」」」
『!!?(ビクッ!!タタタタ……ススス)』
無事にトリオン体に換装出来た柚紀を見て、満足そうな言実と嬉しそうな柚紀。ただ、居合わせた三人が何も言わすわに無言で携帯を構えられ、……"撮られる行為"が苦手な柚紀は反射的に言実の後ろに隠れてしまう。そんな姪と三人に挟まれた叔母は溜め息を漏らしつつ、先ずは柚紀の頭を軽く撫でてから目を細めかるーく三人を睨み付ける(ただし、巽には強めに睨んでいる)
『(ナデナデ)……やはり"大人数の前ではマズイ"と思った私の考えは間違えが無かったか。…"この手の変化"に慣れている筈の貴殿達ですら、その反応とはな。特に(スウゥゥ)……ヒナ、落ち着け。鼻息が荒い、眼孔が見開いている、口のニヤツキが気持ち悪いぞ??何とか鎮めろ、そうでなければ………柚紀が確実に怖がり、最悪…嫌われるぞ?』
「!!(フキフキ)い、いや~、予想外な程似合うし可愛いし、……妄想や創作が捗ります。その姿だけでご飯三杯は……イケる!!?(グッ)」
「あ~、元々髪色が通常と異なるが……一段と"二次元や三次元感"が増したな。違和感ないし、色々"言実ちゃんっぽい点"もあるし、………大丈夫かコレ」
「……い、一段と目立ちそう、ですね。と、とりあえずユズちゃん。(スッ)どんな姿か見たいよね?このラボには姿見ないから、携帯で撮ったのを見た方が早い、かな?あ!姿を確認したら消すよ?……漏洩させない為でもあるけど、フウちゃんって"仲間外れ"を意外と嫌うんだよね。だからトリオン体姿を見せたら拗ねちゃいそうだし」
『……う、うん(ヒョッコリ、スッ)』
些か混沌とした空気の中、シロに説得されて言実の後ろから出てくる際に"自分が見える範囲"でトリオン体がどんなのかを確認する
服装は緑色をベースに使われており、燕尾部分が長いベストにミニ丈ティアードスカートのワンピース、濃緑色のハイソックスにブーツと言った……"可愛らしいが戦闘向けとは言いがたい"ものであった。そして「ユズちゃ~ん、撮るよ~」とシロに声をかけられて一枚撮られ、それを見た瞬間
『えっ?…エェエエエーー!!?こ、これが、わ、わ、わ、私……なのぉぉーー!!??……言実さん!!説明プリーズ!!?』
‐ ‐ ‐
‐ ‐
‐
『……以上の点からそのトリオン体が完成した訳だ。…何か質問はあるか??』
『…………………ない、ですが……うん。皆も誰も指摘してくれなかったから知らなかったよ。"そんな劇的な変化"が出ていたなんて。別に歌姫使用の際に気にならなかった、…ずっと一人で歌う際に"自分の世界に入る"感覚だったし、目を閉じていたし。変化が起きる理屈も分かる……かな?で、でもな~……折角トリオン体、貰ったから、やりたい事出来ると思ったけど………ちょっと不安になっちゃった(シュン)』
「んん??柚紀ちゃんは"トリオン体が無ければ出来ないナニかを所望していた"訳?別に見た目が……多少変わったけどトリオン体には代わりないから好きにすれば良いんじゃないの?…今ボーダーに所属している大半の者が"君が言実の姪"だと知っている筈だが?………そこまで不安がる理由が、悪いが私には判らない」
一度換装を解き、言実から事細かに説明をしてもらい、【鏡など無ければ自分には見えない箇所の変化】や【変化理由がサイドエフェクト使用時に伴う事】更には【自分がその変化に気づけなかった原因】等を理解した上で【ずっと叶えたかった願いや、…佐鳥との約束】を実行すべきか躊躇し、それらを知らない巽から些か辛口な指摘をされてしまう。……それを訊いて更に落ち込む柚紀が"やりたい事を不安なく実現させる為に"、三人は各自動いていた。言実と冬島は誰かに連絡をしており、シロは部屋の隅にある"二つあるロッカーの内の一つ"を物色して、……ナニかを取り出せば柚紀に差し出す
「(スッ)はいユズちゃん、とりあえずコレに着替えてよ。……制服のままじゃ"ロビーの二の舞い"になりそうだし、…この時期って意外と冷房入ったままな部屋多いから軽く暖かくて秋っぽい服装をチョイスしてみました!!あ、今から行く場所にピッタリな"エンブレム付きの服"に合う様にしたから多分大丈夫、だよ?」
『(ポン…ナデナデ)私と冬島さんが"根回しした"故に問題ない筈だ。……念のために途中まで冬島さんが送ってくれるならお前も安心だろ?(ナデナデ)ま、途中までと言ったが"案内人に引き継ぐまで"だがな。時間的にも問題なかろう……(ナデナデ、スッ)が、待たせ過ぎるのも失礼だから、ソレに着替えて行ってこい。大丈夫、………ボーダー基地内でなら、お前の異変が生じれば私が必ず、…柚紀を助け守ろう。(フワッ)安心して己の心がままに行動をしろ』
今から行きたい場所が"多少なりとも人が居る"のを知っているシロが、見た目的な不安や問題を緩和させる手段を講じ、大人二人が精神的な不安が無くなるように言動を起し、更には言実の柔らかな微笑みを見て不安が無くなった柚紀は、笑顔で頷けばシロから服を受け取り着替えるために奥の部屋へと消えていったのであった
『!!?(ビクッ!!タタタタ……ススス)』
無事にトリオン体に換装出来た柚紀を見て、満足そうな言実と嬉しそうな柚紀。ただ、居合わせた三人が何も言わすわに無言で携帯を構えられ、……"撮られる行為"が苦手な柚紀は反射的に言実の後ろに隠れてしまう。そんな姪と三人に挟まれた叔母は溜め息を漏らしつつ、先ずは柚紀の頭を軽く撫でてから目を細めかるーく三人を睨み付ける(ただし、巽には強めに睨んでいる)
『(ナデナデ)……やはり"大人数の前ではマズイ"と思った私の考えは間違えが無かったか。…"この手の変化"に慣れている筈の貴殿達ですら、その反応とはな。特に(スウゥゥ)……ヒナ、落ち着け。鼻息が荒い、眼孔が見開いている、口のニヤツキが気持ち悪いぞ??何とか鎮めろ、そうでなければ………柚紀が確実に怖がり、最悪…嫌われるぞ?』
「!!(フキフキ)い、いや~、予想外な程似合うし可愛いし、……妄想や創作が捗ります。その姿だけでご飯三杯は……イケる!!?(グッ)」
「あ~、元々髪色が通常と異なるが……一段と"二次元や三次元感"が増したな。違和感ないし、色々"言実ちゃんっぽい点"もあるし、………大丈夫かコレ」
「……い、一段と目立ちそう、ですね。と、とりあえずユズちゃん。(スッ)どんな姿か見たいよね?このラボには姿見ないから、携帯で撮ったのを見た方が早い、かな?あ!姿を確認したら消すよ?……漏洩させない為でもあるけど、フウちゃんって"仲間外れ"を意外と嫌うんだよね。だからトリオン体姿を見せたら拗ねちゃいそうだし」
『……う、うん(ヒョッコリ、スッ)』
些か混沌とした空気の中、シロに説得されて言実の後ろから出てくる際に"自分が見える範囲"でトリオン体がどんなのかを確認する
服装は緑色をベースに使われており、燕尾部分が長いベストにミニ丈ティアードスカートのワンピース、濃緑色のハイソックスにブーツと言った……"可愛らしいが戦闘向けとは言いがたい"ものであった。そして「ユズちゃ~ん、撮るよ~」とシロに声をかけられて一枚撮られ、それを見た瞬間
『えっ?…エェエエエーー!!?こ、これが、わ、わ、わ、私……なのぉぉーー!!??……言実さん!!説明プリーズ!!?』
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『……以上の点からそのトリオン体が完成した訳だ。…何か質問はあるか??』
『…………………ない、ですが……うん。皆も誰も指摘してくれなかったから知らなかったよ。"そんな劇的な変化"が出ていたなんて。別に歌姫使用の際に気にならなかった、…ずっと一人で歌う際に"自分の世界に入る"感覚だったし、目を閉じていたし。変化が起きる理屈も分かる……かな?で、でもな~……折角トリオン体、貰ったから、やりたい事出来ると思ったけど………ちょっと不安になっちゃった(シュン)』
「んん??柚紀ちゃんは"トリオン体が無ければ出来ないナニかを所望していた"訳?別に見た目が……多少変わったけどトリオン体には代わりないから好きにすれば良いんじゃないの?…今ボーダーに所属している大半の者が"君が言実の姪"だと知っている筈だが?………そこまで不安がる理由が、悪いが私には判らない」
一度換装を解き、言実から事細かに説明をしてもらい、【鏡など無ければ自分には見えない箇所の変化】や【変化理由がサイドエフェクト使用時に伴う事】更には【自分がその変化に気づけなかった原因】等を理解した上で【ずっと叶えたかった願いや、…佐鳥との約束】を実行すべきか躊躇し、それらを知らない巽から些か辛口な指摘をされてしまう。……それを訊いて更に落ち込む柚紀が"やりたい事を不安なく実現させる為に"、三人は各自動いていた。言実と冬島は誰かに連絡をしており、シロは部屋の隅にある"二つあるロッカーの内の一つ"を物色して、……ナニかを取り出せば柚紀に差し出す
「(スッ)はいユズちゃん、とりあえずコレに着替えてよ。……制服のままじゃ"ロビーの二の舞い"になりそうだし、…この時期って意外と冷房入ったままな部屋多いから軽く暖かくて秋っぽい服装をチョイスしてみました!!あ、今から行く場所にピッタリな"エンブレム付きの服"に合う様にしたから多分大丈夫、だよ?」
『(ポン…ナデナデ)私と冬島さんが"根回しした"故に問題ない筈だ。……念のために途中まで冬島さんが送ってくれるならお前も安心だろ?(ナデナデ)ま、途中までと言ったが"案内人に引き継ぐまで"だがな。時間的にも問題なかろう……(ナデナデ、スッ)が、待たせ過ぎるのも失礼だから、ソレに着替えて行ってこい。大丈夫、………ボーダー基地内でなら、お前の異変が生じれば私が必ず、…柚紀を助け守ろう。(フワッ)安心して己の心がままに行動をしろ』
今から行きたい場所が"多少なりとも人が居る"のを知っているシロが、見た目的な不安や問題を緩和させる手段を講じ、大人二人が精神的な不安が無くなるように言動を起し、更には言実の柔らかな微笑みを見て不安が無くなった柚紀は、笑顔で頷けばシロから服を受け取り着替えるために奥の部屋へと消えていったのであった